地元紙の「秋田の問題」企画に思う。親や故郷が足かせになるなら踏み台にして飛躍してくれて構わないよ。

》地域の衰退

地元紙の「秋田の問題」テーマ、ちょっと面白いなぁ~と思ってみています。(見てない人には何のことだかでゴメンナサイ)

第一問 若者の流出を食い止める仕事を考えよ・・・

んー なんでしょねー 思いつきません(苦笑)

そもそも何で若者の流出を止めたいのでしょう?
地域愛?
自分たちの老後が心配だから?
誰が困る?
誰のため?
・・・いろいろ、悶々(苦笑)

『 1年先のことを考えるなら種を蒔け
 10年先のことを考えるなら木を植えよ
 100年先のことを考えるなら人を育てよ 』

まじめに現実的な答えを考えるとすると、短期的には地元に残りたいと就職活動している子と地元求人企業のマッチングを手厚くサポート、中期的には企業誘致活動、でもそれって結局、根本の解決にはならないんですよね・・・。
長期的視点で人を育てることにも力を入れていかないと、誘致企業とか他力本願的な思考でいる限り、いずれすぐ息切れしてしまうでしょうと思います・・・
現時点、秋田の教育、人を育てるのには、どちらかというと失敗していると思います・・・
高度人材育成プロジェクト発動を願います(苦笑)

ネットでちょいと興味深い記事を見かけました。
リンク先より引用

日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中(貞包 英之) @gendai_biz
いま、日本人は移動しなくなっている。三大都市圏への移動にかぎれば、最盛期の半分へと急減した。なぜこうなったかといえば、地方が豊かになったからだろう。しかし、移動の減少が「格差」を伴いながら起こっていることにも目を向けるべきである。

言い換えるならば、「移動できる者」と「できない者」の二極化が、地方では進んでいる。近年、国境さえ超える社会的な移動が活発になっていることがしばしば話題になっているが、移動の拡大には、あくまで学歴的、資産的な偏りが大きいのである。
問題になるのは、そのせいで地方社会の風通しが悪くなっていることである。学歴に優れ、資産を持つ「社会的な強者」がいち早く抜けていく地方で、なお留まる人びとには、これまで以上に地元の人間関係やしきたりを大切にすることが迫られる。地方を出る可能性が低いとすれば、それらを何よりの資源としてサバイバルしていかなければならないためである。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48598?page=2

なるほど、地方をでないなら地元の人間関係やしきたり等を何よりの資源としてサバイバルしていかないといけないのね。
「移動できる者」と「できない者」の二極化・・・
これもまた、いろいろと考えさせられます。

余談ですが、秋田出身と思われる方で、すっごくキレのあるブログを書かれている人がいるんですよね。どなたかリアルでお知り合いだったりしますかね?
秋田の問題についてもよく語られていて、とても共感する内容が多いです。

https://argusakita.wordpress.com/2013/08/27/秋田で就職の困難さと現実、近未来/

上記サイトより引用

行政の施策はとにかく1人でも2人でも雇用を作り突っ込むことしか考えていないため、中長期的に何も変わらない『使い捨て』状態だ。

https://argusakita.wordpress.com/2013/08/27/秋田で就職の困難さと現実、近未来/

・・・そうなんですよね。私も行政等が雇用政策を語っていても、結局はそれを感じていまして、短期的にはやむなしにしても、結局は能力ある若い人は可能性を潰さないためにも県外だしてあげたほうがいいとすら思ってしまいます。

個人的には、子供って親のものではなく社会からの預かりものだと思っているので、いずれ社会にかえして社会に貢献する人になってもらいたいと思っております。
子育てって、見返りを期待しちゃいけない無償の大きな奉仕だよなぁ~と思う時あります。
でも人間、他人のために生きている時こそ大きな幸せを感じるものでして、子供にはかけがいのないものを貰ってるなぁ~と、いずれ手放す日がくるにしても、いまこの時に感謝の気持ちです。
そしていずれ手放すにしても、できる限り大きく社会に貢献できる人になってもらいたいと思うのが親心で、親や故郷が足かせになるなら踏み台にして飛躍してくれて構わないよと思ったりもしちゃったり。

なんか最近ネット見てて、見出ししか読んでないですが、いい大学でて安定した企業に就職したけど親元離れ滅多に帰省しない息子と、高卒でもろもろ頼りない子だけど地元に残り頻繁に実家にくる息子とどっちが親孝行か?・・・みたいなのを見かけました。

難しいですねぇ・・・

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