何事も、バランスが大事よね~・・・と、よく思っているし書いてます。
優秀な人は意識しなくても頭の中で漠然と戦略を考えながら行動しているかもしれません。
そのような方を除きまして。
孫子やランチェスター戦略などの本を読まれてみるの、おすすめします。
(他にもマーケティングでよい本、あると思います)
最近、読書漬けの日々ですが、社労士のための実務の本ばかり読んでいるわけではありません。
開業するということは、経営者になるわけです。
ボランティアでやる人は別ですが、儲けなくてはいけません。商売人のセンスも必要になるわけです。
知識という商品を、どうやって売るか?
商売としてみると、社労士だからといって特別なことはないです。
又、人事制度などに関わりたいと思っている人にとっては、これからは「人」について考えることは避けて通れないような・・・。セミナー中心に活動されたい人についても、ネタの仕入れは必要でしょう。
・・・ってことで、結構、いろんなジャンルの本を読んでいます。
素朴にですね、開業前の準備として「営業が大事」って信じ込んだとする。
間違ってはないと思います。
でも戦略を知らないで営業したら?
効率が悪いですよね。
準備にかけるエネルギー比率の問題。。。
(1)営業100%
(2)営業に80%、戦略に20%の割合で活動。
例えば、20%の部分では、就業規則関係の本をひたすら読むとか、ターゲットにしたい業界を絞って研究するとか・・・
(3)営業20%、実務勉強80%
(4)営業60%、戦略20%、実務勉強20%
・・・・など。
自分がどのステップにいるかで、比率は変わってくると思います。
営業に100%をかける時期もあると思います。
仕事が入ってくれば、実務勉強比率も高まると思うし。
仕事が軌道にのれば、紹介で仕事が入ってくるようになり、営業比率も下がる時期もきますよね。
もしくは、はじめから戦略重視で営業に時間をかけないビジネススタイルを考える人もいるかもしれません。
よく知られている言葉ですが、弱者にとって
「なんでもできます=なんにもできない」ってケースも。
スター商品、目玉商品をつくれば、うまくいけば他の商品も購買してもらえたりします。
まずは、どうやってお客の興味にひっかかってもらうか?
商売する人にとって人脈は宝でしょう。
これもまた戦略が必要ですが、営業をかけるポイントがあったりしますね。
自分の仕事の営業をしてくれるようなWin=Winの関係になれるキーマンを探す、いろいろな会に参加するなど、ちょっと探せば、いろいろと営業に関する戦略の情報見つかります。
でも仕事の話をしようとしたとき、紹介をお願いしたとき、多分聞かれますよね?「なにができますか?」って。
戦略をもっていれば、開業前から効果的な営業ツールを作成したりしてるかもしれませんよね。
短期間で急成長されている先生って、意識しているかどうかわかりませんが、特化した分野もっている方多いですよね。
HPや広告の分野でも、いろいろとノウハウが研究されています。
例えばTV CM。
10年以上も前の学生時代に読んだ本の知識なので、記憶があいまいで間違っていたらすみません・・・なのですが、P&Gなんかがマーケティングの研究、非常にしているんですよね。
新商品を発売したとする。CMを流す。同じCMを1回目、2回目、3回目・・・と見ているうちに、見ている方の心理がかわってくるんですよね、確か。有線などでかかっている音楽もしかり。
新しい情報から、既知の情報にかわり、おなじみ、親近感へと変化が。。。
これは自分が看板を出したり、ネット戦略を考えるときに応用がききますよね。
繰り返し自分の事務所HPがヒットされるようになったら・・・いつも見かけるところに看板があったら・・・。
けっこう社労士業界、アナログなところがあるので、これからの人にはベテランの先生達との差別化をはかれる戦略を見つけれそうな気が・・・
これだけインターネットが普及している現在、折込広告などは多額の費用かかりますが、1度作成してしまえばコストのかからない宣伝ツール、活用法によっては検討の余地があると思います。紙や印刷のコストすらかからないですからね~。
コストパフォーマンスよく どれだけ見込み客を集客できるかって重要ですよね。
ビジネスモデルや営業スタイルって、本当に人それぞれだと思います。
地域性の影響なんかも受けるし。
私なんかは、コミュニケーション能力が低いという致命的な弱点があるため、営業するにも仕事するにも厳しいや~・・・自分なりの弱点をフォローできる戦略を考えないと・・・と思ってます。
自分が営業苦手なら戦略家に徹して、営業は人を使うっていう方法もありますしね。(←候補、旦那君?ニヤリ☆)
長くなってきました。
社労士の勉強を始めるとき、多分、合格体験記などよんだり情報収集して、どんな教材がよいか、どのぐらい学習時間をとったかなど、研究した人、多いのではないですかね?そして自分なりの学習目安をもったと思います。
実務経験がある人は別として、開業を今度目指すとなったとき、やっぱりまた未知の世界なんですよね。
だから情報を求めて開業セミナーに参加したりするんだと思います。
私なんかは、ベンチマークといいますか、目安というかが気になりました。
成長の近道は真似をする・・事例を研究、1つの方法では?
よいと思った事例は取り入れたり、参考にする・・・・
自分が開業前に どうやって、どのぐらい活動や勉強していったらよいかの目安、いろいろとセミナーに参加したり書籍を読んだりして、いまは少しだけわかったような気がします。あとは実行力ですね(汗)
記・2006.1.24より
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