うだうだ

》 旧ブログ記事(2010年以前)

・子ども手当
子ども手当法案が成立しましたかー。
子供手当を貰えたとしても、3歳未満の子がいる家庭では、扶養控除などの恩恵がなくなり児童手当と相殺され、手取り年収は減少になるようで・・・
子供ができると働きたくても働けない制約が出てきたりして、収入が激減する家庭も多いと思う。うちも今年は、あまりない貯蓄を切り崩して生活していくことになるんじゃないかなぁ~。
そのため経済的理由から、妻も働いてくれないと生活できないと、第2子を諦める人もいると推測します。


お勤めの人であれば、出産手当金や育児休業給付金等を貰えたりしますが、パートや派遣など非正規社員の人は妊娠を機に契約を打ち切られることも多く、妻・完全無収入期間が発生してしまいます。
本日の地元紙に、子ども手当法が成立にあたり、立教大教授が「経済的支援が必要な世帯に集中できるよう、児童手当や児童扶養手当を拡大することから始めるべきだった」というコメントを寄せておりましたが、私も同感である。
秋田の賃金水準や雇用の安定状況を考えると、そのほうが少子化対策効果もあったのでは?
経済力のある、なし・・・って、やっぱり大きいですよねぇ。
正社員よりも非正規社員(退職せざるを得ず公的に貰えるお金が少ないことが多い)の女性のほうが、出産に消極的ともとれる統計があるようです。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/kekka2-2.html
第6回21世紀成年者縦断調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/index.html
(第7回の結果も出てるけど、去年の第6回のほうが、私には見やすい・・・)
正社員優遇(私の偏見?)の社会保障制度から、非正規社員も年金など公的な保障が平等にフォローされるような方向へ政策がシフトしていけばいいのになぁ~と、時々思ったりします。(企業の負担は増えないやり方でお願いします)
私が均等法関係があまり好きじゃないのは、法改正がある度に恩恵をこうむれている人がいる一方、置き去りにされている存在があるせいかしら・・・均等じゃない。(対策の力の入れ方が違うような・・・)
所得格差が広がる中、不況の影響等により秋田の公立高校では今年度、授業料減免を受ける高校生が全体の11.37%と過去最多となった。
家庭の経済的理由から、私立高校を退学せざるを得なかったという話もあったり。
生活保護世帯も増加している。
国や地方自治体の政策がでる度、財源は大丈夫なの???と、心配になってしまう私ですが・・・
日本に生まれたからには、将来にわたって、最低限の生活は心配しなくても安心して暮らせる保障と、学びたい人には教育の支援(教育は未来の日本への投資!)、・・・私が国や地方自治体に望むのはこれだけです。
無計画な政策により、将来におけるセーフティネットに、「しわ寄せ」が出ないようにだけはお願いしたい。
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・欲しい本
日本経営合理化協会出版局 様のTwitter(勝手にリンク http://twitter.com/jmcanet )つぶやきによると、京セラでは経営幹部に積極思想は必須と昇格試験制度に、中村天風述『成功の実現』を指定書として活用しているとのこと!
素晴らしい!!!
いやぁ~、他の会社も見習うべきですよ!
中村天風大好きのワタクシとしては大絶賛!!!
・・・が、ワタクシ、『成功の実現』、持ってません(泣)
高いんだもん~
(いや、天風さんの書籍だったら、1万円以上していても安いもんだとは思いますがね(汗))
東洋哲学やドラッカー等々もいいですが、何はさておき、天風さんの書籍は多くの人に読んで欲しいですね。
天風さんを読んでしまうと、他の人生哲学的なビジネス書の多くが色あせて感じてしまう危険性ありますが(汗)
お手頃価格のもあります。



出版元サイト
http://www.jmca.net/book/sr_nakamura.html
その他、欲しい本。




いやね、東洋哲学好きにしたい・・・
博文約礼。(出典:論語)
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・母、反省す。  
もう少しで8ヶ月になるのですが、どこまで腹、でかくなるんでしょうねぇ~?想像できません。
最近、実母からのメールや電話、訪問が増えたような気がする。
あまり自分、人間距離(ジンカンキョリ)のとり方が下手でして、親兄妹とのコミュニケーションも苦手である。
なのでちょっと、うざったいと思ったり・・・でも、自分のことを気にかけてくれる存在がいるということは有難いことである。
(人間距離については→ http://keiei-roumu.sblo.jp/article/32823196.html の、下の方に少し書いてます)
実家の人からは、いまもかは分かりませんが、私は、淡々としている、冷たい、クールな人という印象を持たれているようです。
自己分析するに、感情を出すことでそれを否定されることの多かった過去があるため、心の距離を置くことで自分が傷付かないよう、自己防衛が働き、年月により固定化したと思われます。
近すぎてはお互いの棘が刺さって痛いし、遠く距離を置きすぎると今度は寒くて仕方がない(byヤマアラシのジレンマ)・・・いま、距離を置きすぎてるかもしれませんが、ベストなバランスを見つけるというのも難しい。。。
ちょっと子供時代の暗い話になる。
兄と喧嘩すると妹なんだから我慢しなさいと言われ、妹と喧嘩すると姉なんだから我慢しなさいと言われ。
私が悪くない場合でも公平にジャッジをしてもらえず。
兄や妹には家事手伝いを頼むこと少ないが、私には頼んできて、言われたことをやったにも関わらず、言われたことしかやらないとキレられ。(実際は言われたこと以外もやっているが、黙ってやってPRしないため評価してもらえず・・・)
・・・等々。
自分、舌足らずで自己弁護および立ち回りが下手なので、余計に理不尽な思いをしていたように思う。
母から理解してもらえない悲しさ・・・
自分の考えを言うと、否定、批判ばかりされるし。
とても家族のため母が苦労して頑張ってくれ、そんな姿を見て、自分が大人になったらラクさせてあげたいな、そのためにも自立しなきゃ、強い人になりたい・・・と思っていた反面、
(その考えは実現してませんが・・・(苦笑))
家族から理解してもらえなくて泣いてばかりいて、自分なんかいなくなっちゃえばいい、感情があるから辛いんだ、感情なんてなくなっちゃえばいいのに・・・と毎晩のように思っていた時期もありましたねぇ。
社会に出るまでは家庭という環境から逃げようがない。
大人になったいまなら、嫌なことがあっても距離をとるのが簡単でお互いにとっていいですね。
それでも社会人になってしばらくは、子供の頃のトラウマが心のわだかまりとなって残ってましたね。親を憎いと思ったことは一度もないのですが、理解してもらえなかった悲しみの感情が消化しきれてなかったんでしょうね。
しかし子供にとって親の影響は大きいですが、大人になってから自分次第で「生(イキ)なおし」することは可能です。
いまはまったくわだかまりとかないですね。
むしろ子供時代の苦行(笑)があったからこそ、人間関係の洞察に興味を持ち、いまの自分があるのかもしれないですねぇ。
「親」に自分の理想とする「親」を求め続けようとする限り、苦しいままである。
「親」だって1人の人間である。完璧な人なんて滅多にいないでしょう。
親と子供は別の人格であるからして、家族だからといって価値観が似ている、相性がよいとも限らない。
わだかまりがなくなったのは、親から私が精神的に自立できたってことかな・・・
母に関して言えば、情に厚く世話好き等、よい面がたくさんある反面、感情をコントロールするのが苦手なようで、思ったままのことをすぐ相手にぶつける・・・等といった欠点がある。
「親なのに子供に(発言など)気をつかわなきゃいけないのか!」といった母のキレに、「当たり前でしょ!(怒)」というやり取りをしたこともありましたっけ・・・
母の感情によく振り回された。
何故この人はこういった言動をするのか?
生まれ育った環境、社会に出てから出会った人の影響、置かれた状況、目や耳など五感から入ってくる情報・・・等、いろんな要因が頭の中にインプットされて蓄積され、その人の人格に影響し、言動に反映される。
その人の言動の背景を想像すると哀れみの気持ちになり、憎しみの気持ちが消えることが多いですね・・・私の場合。
それに悪い面しかないって人は滅多におらず、なにかしらよい面も併せ持っているものです。
罪を憎んで人を憎まず・・・
当時の母の背景を考えると、まぁ~仕方がないですね、、、と思えるのであった。
母も精神的に余裕のない生活だったから感情のコントロールがより難しかったと思う。それに、兄妹の真ん中というのは損なポジションなんでしょう・・・と思っていました。
が、先日、衝撃の新事実。
母は私が子供の頃、(容姿が)父に似ていたので憎たらしかったらしい(汗)
大人になってから、時々、母が過去を振り返って、あまり自分はよい母親じゃなかった等と反省の言葉を述べるのですが(親も成長するんですね・・・)、先日、うちにきた際に、上記の衝撃の事実を述べたのでした。
いやー、理不尽な思いしたのは、兄妹の真ん中で、損なポジションだったからだと思っていました、ずっと。
確かに兄と妹は母側の家系の顔に近く、私は父側の家系に近いような気がしますが。
また1つ、人間感情の複雑さを学習。
いまさら過去のことでダメージを受けることはありません。
想像してなかった事実に、そうだったのかぁ~と思わず笑ってしまいました(笑)
~憎い人があろうはずがない。あなた方がなにか憎らしいことを考えているだけだ~(by中村天風)
嫌なことも多かったけど良いことも多かったし、それぞれに悪い面もあるけど尊敬できるところもあるし・・・、親兄妹に感謝を感じれる自分は幸せですね。
余談であるが、20代前半の頃、ハードボイルド小説が一時期好きだった。

~「自立心だ。自分自身を頼りにする気持ちだ。自分以外の物事に必要以上に影響されないことだ。おまえはまだそれだけの年になっていない。おまえのような子供に自主独立を説くのは早すぎる。しかし、おまえにはそれ以外に救いはないのだ。両親は頼りにならない。両親がなにかやるとすれば、おまえを傷つけることくらいのものだ。おまえは両親を頼ることはできない。おまえが今のようになったのは、彼らのせいだ。両親が人間的に向上することはありえない。おまえが自分を向上させるしかないのだ」~( 初秋 / 著・ロバート・B. パーカー より引用)
ある程度の年齢になったら他人のせいにして生きていくのではなく、自分の人生は自分で責任を持たないといけない。
大人になるってことを考えさせてくれるよい作品である。
~人生はどこまでも生かされる人生であっちゃいけない。生きる人生でなきゃいけない~(by中村天風)
成長していく過程で対立や葛藤もあるのだけど、最後は調和に落ち着く・・・私も歳をとった?(笑)
「初秋」を20代前半で読んだときは、当時の感性ではリアルに共感していたように思うけど、いま読み返してみたら懐かしい・・・って感じに変わってるかもなぁ・・・(だいぶどんな話か忘れたけど)
不思議と、自分が変われば、自分が感じていた周囲の人の印象も変わるんですよね・・・
(自分の物事の見方が変わったせいでそう感じるのか、それとも実際に他人も変わったのか、よくわからないのですがね(汗)。年々、私の周りにはイイ人が増えていく・・・)
さて、このへんで。

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