無題

》 旧ブログ記事(2010年以前)

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今日は朝から、ちょっと不思議なホラーな夢を見て、寝起きから疲れていました。同じ夢を前にも見ている。
変なの・・・
内容、書くの面倒だから省略。とにかく疲れるリアルな夢でした。
それとは関係ないと思うけど、夕方に身内から心配になるようなニュースが入る。
心がざわざわする日ですね。
気にしつつも、どうにもできないので気持ち切り替えます。
***
ひさしぶりに就業規則の話題。


リスク回避のためだからとか、新しい法律に対応するためとか、就業規則のページがどんどん増えていっても、活用されないんだったら、作っても、しゃーないやん・・・
多くの社労士が、社労士および行政側の視点と、労働者や中小企業の経営者さんとの間で就業規則に対する認識に、大きなズレ、ギャップを感じているのでは。
重要だけど重要じゃない文書。
なくても別に・・・困らないかもしれん(笑)
(役所さえ、うるさくなければ)
・・・多くの会社で、そんな位置づけのような気がする。。。
(全部とはいいませんよ。労務管理に積極的な会社さんもありますので。。。)
自分、製造業の経験も長かったので、品質管理規程や製造技術標準、作業標準などの規程類を目にすることも多かったのですが、いずれも就業規則より会社内での地位(重要性)が高かったように感じます・・・気のせい?!
ギャップがあるように思うなら、あくまでもユーザー側の視点にたって、どうしたらギャップを埋めることができるか考えないとなぁ・・・
提供側の思考と、ユーザーのニーズにズレがあるってことですから。
なんとなく、自分が経営者だったら欲しいなぁ~と思うような漠然とした就業規則のイメージはある。
(想定企業規模:50人以上ぐらいから。一般的にマネジメントが必要になるのって30人ぐらいからだと思うので、それより小規模の会社には適用しません)
思いっきり、理系、製造業出身の人が考えそうな文書である。
そもそもまず、規程類を「製本」するのは、やめるべし。
文書はPDCAサイクルにより随時見直しをして改訂し、差し替えたりすることを前提に考えたら、2つ穴を開けて、ファイルなどに閉じて運用管理すべきだ。
さらに修正、差し替えが容易になるように、規定項目のユニット化、パーツ化の推進。
そしてここからは理系特有の独自色がでてくるのですが(笑)、就業規則にISO文書的要素を取り入れるべし☆
就業規則に・・・経営者の責任と方針、目標の項目を入れる。組織図を入れる。組織の権限および責任を明確に書く。文書管理に関することを書く・・・などなど。
昔いた会社で入ってすぐに、50人ぐらいの製造業にて品質管理規程作成の丸投げをされたことがあるのですが、作成するにあたり資料として「組織図ください」といったら組織図がなかったようで、見本を渡してつくってもらったことがある。
依頼してから初めて組織の構成について改めて考えたようで、出来上がった組織図は、・・・ちょっと不思議なものだった。
でも大企業とかなら当たり前に組織図があったりするかもしれませんが、そこそこの人数になっても組織図がない会社が組織図を作成してみるのって、いつも頭の中だけの漠然とした考えが、それぞれの仕事の責任や役割が明確になったり新たに人員をみなおす考えが浮かんだりと、よいきっかけになっていたようでした。
いままであいまいだったことを文書化することにより、組織や業務が改善するということがある。
仕事のブラックボックスをなくす。
仕事が属人的にならないようにし、人が替わったからといって仕事にバラツキがでないようにする・・・などなど。
目的と基準を明確化して(P)→それに従って運用(D)→適当な頻度で運用結果に問題がないかチェック(C)→目的や基準の見直し、規定の作成、改訂(A)・・・→(P)に戻って繰り返し。
文書化はよりよい会社になっていくための具体的な手段の1つだと思うんですよね。。。ただし、PDCAをまわしていける習慣をつくれなければ・・・
『ISOでは標準化とは、「関係する全ての人々の便益を目的とする特定の活動に向かって規則正しく接近するためのルールを作成し、適用すること。規格とは満たされるべき一連の条件を記載した文書や基本的な単位又は物理常数」と定義されています。要約すれば、標準化とは「お互いの幸せのために共通の認識をルール化し、仕事をすること。規格とは共通の認識をまとめた文書」と考えるのがよいでしょう。』
『ISOは方針管理を抜きにしては語れません。ISO9001の「経営者の責任」の項目には、「経営者は品質方針を定め、それを文書にすること。品質方針には、目標と責務を含むこと。品質方針は組織の到達目標および顧客の期待に対応するものであること。この方針は組織のあらゆる階層によって理解され、実行されなければならない」とあります。』
『ISO9000の考え方を取り入れたからといって改善効果が上がらないということはありません。むしろ従来の仕事の見方を変える(意識改革の)道具と考えましょう』
『標準化は限りない改善の始まり』
(「失敗しないISO9000」著・上月宏司 より引用)
上記の書籍より、まだまだ引用したい文章があるのですが、このへんで。
標準化・・・よい響きだ(笑)
私、ISOや品質管理の考え方が好きなので、そのままではなく応用して就業規則に取り入れられたらとか思っちゃうんですよね。。。
既に品質管理規程やISOがしっかりしているところには必要ないかもしれないですがね。
自分にとってはあたりまえのことでも、もしかしたら他の業界では浸透してなくてISOや品質管理の考え方は役に立つかも?!
なんかいま、クレドとか流行っている(?)ようですが、ISO導入している会社では、微妙にクレドとは違いますが、従業員全員が品質や環境方針とか聞かれてもすぐにこたえられるよう、小さなカードや手帳配られたりしていたような・・・
そのような点も含めて、理系的アプローチ就業規則作れたら楽しいな(笑)
完成させたとしても秋田でニーズがあるか微妙なので、マーケットを秋田に限定させる限りは趣味の創作ですね(泣)
ネットで販売や書籍化の野望をもって取り組めばよいのでしょうが、どうでしょ。。。
とりあえず深く考えずに理想の就業規則作成、やってみようかな。
需要なかったとしても、就業規則や規程類を、ぐだぐだ考えるの好きですし。
・・・という、企画を本日、なんとなく考えてました。
※従来の就業規則を否定するわけではありません。
理想にたどりつくまでは、私もいままで通りの就業規則を作成しますし。
製本するなら♪
レポートメーカー(製本ファイル)
ホチキス止めして本格的に製本。とじ跡が見えずに綺麗な仕上がり。

レポートファイル
2つ穴の書類対応。ファイル感覚で差し替え自在に使える。
打ち合わせを重ねながら、変更などが簡単にできていいですね。

ちょっと資料配布には♪
レールクリヤーホルダー
レールを使って穴をあけずに簡単に製本できます。
レールの幅ではさむことのできる標準枚数が変わってくるようなので、購入時は目的の枚数に合ったものをおススメします。

オマケ
ディスクトップパソコンが駄目になり、vistaノートパソコンを使っているのですが、なんか頻繁にマウスの右クリックが利かなくなります。なんで?(泣)(パソコンを再起動させると直ったりするけど、またすぐ再発します。不便だ・・・)

コメント

  1. こちらもナルホドナルホド。。
    やはり、興味深いですね。
    またぜひお会いしたいものです。
    クレドがはやっているかどうかは置いておき
    昔からあった理念等があらためて見直されて
    きているのかなぁと思います。
    成果主義や、不況時代の反動なんでしょうか。

  2. みるたろーさんへ
    これからは世の中の変化により、いままで以上に企業間の競争が厳しく生き残るのが大変な時代になっていっているのも背景にあるのかなぁ~という気がします。
    現状維持じゃなく変化に挑戦するために、よりどころとして理念等の重要性が増しているのかなぁ・・・と。
    なんか現代は、戦国時代と幕末時代とがダブって訪れている、といわれているようです。日本人の価値観が根底からかわり、個人も社会も国も21世紀をどう生きるか、模索の努力をつづけているそうな。(手元にある書籍より・笑)
    話かわって、なんとか就業規則の地位向上を願っております。。。
    現実的には組織図入れたりとかは、役所に提出する管理文書は増やしたくないので、ひと工夫必要だし、企業規模によってはいろんな社内文書が既にあると思うので、それらと整合性とることを考えると制限でてきますが、なんかせっかく就業規則という重要な社内文書をつくるのだから、もっと活用されるような形式のないのかなぁ・・・と考えてしまいます。

  3.  
    こんばんは。タカハシです。
     
    いつもしょうもない書き込みですが、昨日農協系の当地の支店で、「ねんきん特別便」無料相談会なるものをやりました。
    2日前に会の事務局から電話があったんですが、本当は年金に詳しいkazuさんから来て欲しかったなあーー。
    急遽、酒田市のベテランの女性同業者に頼んで、なんとかこなしはしました。会の事務局と電話でやりとしりして、データをFAXで出す1回目の試みでしたが、結構骨が折れるものでしたね。
    ひとつ分かったのは、今回の特別便は、わざわざ混乱を増やしていたことです。現職の農協職員のみなさんの前職の厚生年金期間の記録は、すべて抜けていました。すべて、ですよ。
    就業規則、、参考になります。

  4. タカハシ事務所さんへ
    年金相談会、お疲れ様でした~。
    農協系+年金っていったら、私と同じ苗字のY子先生がスペシャリストです☆
    年金全般(農業者年金についても詳しい)だけじゃなく、介護関係も非常に詳しい。退職者向け等のセミナーもよくやっているようですし、あまり他の先生の得意分野って知る機会が少ないと思いますが、実はすごい人なんですよ。
    Y子先生の事務所にたまに遊びに(?)行くのですが、お会いするたび、いくつになっても年齢よりやる気だなぁ・・・と、人柄も含めて尊敬しちゃいます。
    Y子先生が応援だったら心強かったかもしれないですね。でも酒田から応援ですか!他県の同業者との交流もまたいいですね(笑)
    電話でやりとりしてFAX送信、けっこうやり取りに時間もかかりそう。。。
    他県の社労士さんのブログを見てたら、町役場でねんきん特別便の対応実施するにあたり、予約制であらかじめデータも打ち出しにしたので、待ち時間も短くて済み、随分スムーズに相談が進んだようなことが書いていました。ちょっとした工夫で、利便性と効率を高めれそうですよね。社労士会でデータ出力できるようになったのは、やっぱり便利ですね。
    そして特別便・・・そんなに記録抜けてましたか(汗)。。。
    本当に年金問題、ため息がでますね(苦笑)

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