居直り哲学

》*コラム/経営・書籍 編*

昨日までの1週間ですが、また数冊の本を読み終わりました。
それなりに面白かったかな。
「図解 リーダーシップ 人を率い、動かす能力とはなにか」(著:新 将命)の本の中のコラムにでてきた「居直りの人生哲学」を気に入る。
人生、逆境のときこそ真価が問われるような気がしますねん。
そこで踏んばれるか、諦めて投げやりになるか・・・
不遇のときの過ごし方次第で、それをバネに飛躍する人もいるし、ダメになる人もいますねん。
逆境のときは精神面・・・内面を鍛えるよい機会ですよね・・・
いまは土台をつくる時期と割り切り、春がくるまでじっと待つのであります。
あまり長くつづくとしんどいですが・・・はははは(汗)。。。
不遇時代に仕事とは関係ない東洋哲学本など じっくり読み漁って人生哲学を形成し、やがて活躍しだす時期に、直接、間接的に飛躍に貢献したビジネスマンもいるようです。
逆境のなかでいかに心の態勢を立て直すか。
歴史的にみても、有名な宗教含む思想家、事業家などの生い立ちを読むと、不遇時代を経験している人が多いですよね。
なんて自分は不幸で可哀そうなんだ、時代が悪い、会社が悪い、上司が悪いと嘆く前に、
もっと広い視野で世界を見てみたら・・・
自分自身に負けるか勝つか。
諦めずに腐らず頑張りましょ。
で、前置きが長かったですが、「居直りの人生哲学」。
著者の居直り哲学
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step1
業績がよくない、忙しすぎる、人間関係よくない、上司と合わない・・・等々、悩みはつきない。だが、ちょっとまて。最悪の最悪を考えても、会社が自分に対してなしうる措置は減俸か降格か、解雇かで、まさか命をとることまではないでしょ。
step2
命さえあれば、何をしてでも食っていくことはできるはずだ。また、それなりの自信もある。
step3
ただ食っていくだけではちょい淋しい。自分にとって納得のいく仕事をしながら、人にも感謝されて食っていくためには自分の「商品価値」を高めておく必要がある。
step4
「商品価値」を磨いて、実績と自信をつけておけば、どんな事態になっても卑屈にならないですむ。上司の顔色を見たり保身のためにへつらったりする必要もなくなる。
step5
また実力、実績あればstep1の事態になる可能性は限りなく少なくなる。よしんば解雇されたとしても・・・でstep2にもどる。
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(著書より、ちょっと編集しなおして引用)
悩んで考えて・・・・居直り哲学に至る。
マイナス思考になったところで事態は好転しないのでね、
自分も思うところあって共感しました。
             記・2006.6.18

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