年金

》 旧ブログ記事(2010年以前)

先日、ひさしぶりに社会保険事務所の年金の方の窓口にいってきました。
年金記録&見込み額調査を頼まれまして。
私の場合、ある程度、記録が読めるし、どんな情報が社会保険事務所の端末の中に入っているか少しだけ知っているので、窓口で情報の提供が不足していたとしても、追加で欲しい情報の印刷をお願いできるのですが・・・
どうやら秋田の社保では、言わないと国民年金の納付状況が詳細に書かれている「被保険者記録照会(納付Ⅱ)」画面の印刷をくれないようです。
一般の人が見たところで解りづらいし、説明がより複雑になる可能性があるので、言わないとくれないことの対応に問題はないと思います。しかし、私としては、この記録を重要視しているので、私が依頼を受けた場合は、しっかり貰うことにしています。


加入記録と年金見込み額を出して欲しい・・・って伝えるだけでも、それなりの資料を出してもらえますが、
資料をサァ~・・・とその場で確認して、Aとか*とか/の記号がずらっと並んだのがないなぁ~と思いましたら、更にプラスして、
「国年の04画面もお願いします。あと、記録の見方も下さい」
これで多分、通じます。
04画面というのは、「被保険者記録照会(納付Ⅱ)」のことです。
記録の見方というのは、「厚生年金被保険者記録の見方」「国民年金納付記録の見方」のことで、どちらもA4・1枚(裏表)に、記録の見方が書かれています。わかりやすいので、これさえあれば、あとでじっくり自分でも記録見ることができると思うので、依頼された人に渡すのに貰っておきます。
そして帰り際、念のために
「被保険者加入期間照会申出書」を貰う。
もし記録漏れがあった場合に、また窓口まで用紙もらいにいったりが面倒だし、待たされるのがいやだから、これさえもらっておけば、後日、郵送で対応してもらえる・・・はず。
社会保険事務所がどんな情報をもっているか知らないと、社労士としても、依頼者に対して かゆいところまで手が届くような対応ができないと思います。
例えば、国年の基本画面の印刷からだけでも、細かいことを知っている人であれば、「あれっ?過誤納の記録入っているっぽい。ちゃんと還付の請求したかなぁ?(請求の時効なってなきゃいいけど)すみません、過誤納の記録、念のために確認してもらっていいですかぁ~?」・・・と、なると思うんですよね。
なんか今後は社労士会の方にも社会保険オンラインシステム窓口装置なるパソコン端末が貸与されるようになるとのことなので、社会保険事務所がどんな情報をもっているか社労士が知る機会が増えるものと思われます。
年金問題解決のためには、いいことのように思います。
・・・が、ボランティアはなんだかなぁ。。。
(天邪鬼でして、人から言われてやるボランティアは好きじゃない。自分から縁あって進んでやる奉仕については喜んでやってます。。。)
無報酬で無料相談、積極的にやっている社労士さん、いるんですかね?
出来ないことを軽々しく約束するのは嫌いである。
大きなことを言っておきながら、小さな結果しか出さないのも嫌いである。
そして、それでも「やった」と恥じることなく開き直るのも嫌いである。
出来ないなら、はじめから約束しないように。
実績や結果を出すことができないなら、はじめから大きなことを発言するのは慎むように。
地に足のついた、現実的な提案、発言をしてほしい・・・
(ねぇ、自○党さん?・・・ま、他の政党もか(苦笑))
パフォーマンスが、立派で大げさなほど、結果とのギャップが大きかったときに虚しくなると思うのですが・・・
いろいろと・・・下々にはわかるまい、目先のことじゃなくて、近い将来へのビジョンを考えてのことなんだと言うかもしれませんがね。
末端がしらけているのに気付かない・・・
なんか日本の政治的な体質に似ているような気がするんですけど・・・
気のせいかなぁ?
果たして、どこを目指しているのかしら?
慈善団体?
私は、信頼と実績、結果を大事にする事業家的な視点でいたいので、なんかパフォーマンスが先行しているような感じ、ちょっとイヤかも。根本的な解決に寄与しているのか?!
年金問題対応については、社労士の間でも温度差があるかもしれないですね(苦笑)
ブラックな発言なので、後から後半は削除するかも。。。
よくよく知れば、私の情報不足、勘違いかもしれんし。
新人の素朴な疑問でした。
(多分、社労士さん以外の人は、本日の日記、なに書いているのか???だったかもですね。スミマセン。。。)

コメント

  1.  社労士のタカハシ事務所です。
    農作業で忙しいとかの高橋さんは、FPの方でしょうか。同姓ですのでよろしくお願いします。
    さて、KAZUさんのブラック発言?ですが、前回の理事会で「行政からの協力要請に対しては、絞込みをしませんか」と会長に提言してきたところです。
    開業者を常勤の役所仕事に斡旋する社労士会は、なんだろうと、少しは我々の仕事を知っている世間の人は思うだろうと。しかも知名度を上げて、社会的地位を下げるんだと。
    まあ、こんな話をしてきたところでしたね。
    それにしても、社労士の公務員化の風潮をKAZUさんはどう思いますか。公務員を否定するのではないですよ。
    なんだか、社労士という業者は、金さえ払えばなんでもやる人達らしい、、なんて言われかねない状況ですね。
     益々のブラック発言を応援しています。

  2. タカハシ事務所さんへ
    農作業で忙しい高橋さんはFP&税理士さんです。
    税金関係で困ったことあれば教えてもらえるかも?!ニヤリ☆(笑)
    行政の仕事・・・
    個人的には複雑。。。
    あくまでも個人的な考えと前置きしますが、私は社労士として行政とは対等な関係でいたいです。だから、あまり行政からの仕事に生活を依存するような関係にはなりたくないです。
    ほとんど公務員のごとく仕事をするのであれば、はじめから公務員を目指していればよかったと思うんですよね。
    社労士の行政協力の日当と公務員の退職金や社会保険料など含んだ人件費を比べたならば、何が悲しくて安い人に・・・って思ってしまいます。
    本来、行政がやるべき仕事をボランティアに近い形で社労士がやるのもどうなんでしょ?・・・と思っています。公務員と同じとことやるのが社労士の使命なのかなぁ?発想が役人や政治家に近いような・・・
    社労士が年金の専門家だというなら、年金制度そのものについての改革の提案や行政システムへの意見書提出、一般人への年金教育の実施など行政とは違った視点から影響を発揮することできないのかなぁ~と思ったりしてしまいます。公務員と同化して、枝葉の処理に追われるのではなく、行政とは立場を別にして、根っこ、幹の、根本からの問題に着手するのが専門家としての使命なんじゃ・・・
    役所が役所として公平に法律の下、誠実に仕事をしていく立場と、社労士が日頃、仕事に対して必要になる視点って、そもそも違うと思うんですよね・・・。違いを活かさず、何故に同じこと、職員さんの代替をする・・・
    などなど、行政協力に懐疑的なことを書き出すとまだまだ止まりませんが、このへんで。
    (あまり書くと怒られるかなぁ~(汗))
    その一方、行政協力のメリットも感じています。
    やはり百聞は一見にしかず・・・内部に入って行政の視点などを知り、自分の仕事に反映させ活かしたり。
    あと、やや不健全な関係ですが、士業の中でも行政書士や社労士業は、けっこう試験に合格したからと修行や入念な事業計画を飛ばして、勢いで開業しちゃう人が多いので(私もですが・苦笑)、経験を積むための機会の提供や生活費を稼ぐセーフティーネットの役割を果たしているところありますね(汗)
    利害関係の一致・・・もちつもたれつ(苦笑)
    これもまた不健全な話ですが、独占業務をもっている業界において政治の影響力と無縁な団体、ないでしょうし・・・・。(いくら綺麗ごと言っても、過去の諸先輩達の頑張りの恩恵は受けているんだろうなぁ・・・と。)
    会員に周知される前に新聞で無料相談の報道があったり、パフォーマンスばかりが先行している感じの、いまの方向性はちょっと疑問ですが、行政協力の是非に関しては微妙ですね。。。(結局は、程度の問題かもしれませんが)
    ところで実は、複雑な思いをもちつつ、自分の得意分野づくり&今後の方向性を考えるよい機会になるかなと、けっこうな期間&時間が拘束される行政の仕事をすることになりました。この話は、またの機会に(笑)

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