うだうだ

》 旧ブログ記事(2010年以前)

新聞(地元紙)に、太宰治生誕100年の記事が載っていた。私にしてみれば、今年はドラッカー生誕100年のほうがビッグイベントなのですが。
同じ年に生まれた2人ですが、太宰治は没60年経ってますが、ドラッカーはまだ没後10年も経ってないんですよね・・・・。
100年というと、遠い昔のことのようにも感じるし、まだ生きているご老人もいることを考えると、そんな昔じゃないような気もしてくるし、不思議な感じでございます。


理論的には、人間、125歳までの寿命の可能性があるようである。
哺乳動物の多くは成長期の約5倍の寿命であり、そうすると人間が成人するのは心身をみると約25歳、ということで、その5倍の125歳までは可能性があるということなんだそうだ。(参考文献:「中村天風に学ぶ」著・松本幸夫 )
そうなると、まだまだ60歳の人は人生の折り返し地点ですよ?!
歳だから・・・とか、言ってられませんね(笑)
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ビジネスや政策の展開を考える上で、既に起こった未来である人口の統計というのは重要な情報の1つであると思う。
たま~に、この統計グラフを眺めるのが好き。
同じ日本であっても、非常に異なるグラフとなっている。
その差異の原因は?!・・・とか、考えるのも好き♪
人が流入し増加していくところでは新たなビジネスも発生したりと活性化していく方向になるが、逆に人が流出し減少していくところではビジネスも衰退していく方向になる。
このまま今のビジネスを続けたとして、シェアを上げさえすれば経営が成り立つ商圏の規模か?
新規事業を立ち上げたとして商業ベースで採算合うには少なくてもどれぐらいのマーケットの大きさが必要か?
いま自分のお客さんは○歳~○歳が多いけど、これから増加方向にある高齢世代をもっと取り込むサービスの工夫はできないか?
いままでお客にならなかった客層をどうすれば取り込めるか?・・・等々。
未来は誰にもわかりませんが、年齢構成情報は、時流を読む、ちょっとだけヒントになる。
なんか統計局にアクセスしようとしたら、アクセスできなかったので、Wikipediaからのリンクです。
2004年の時のデータで作成されてるので、いま見るにあたっては、それぞれの年齢に「+5歳」が必要です。
日本
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC#.E5.B9.B4.E9.BD.A2.E6.A7.8B.E6.88.90
秋田
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C#.E5.B9.B4.E9.BD.A2.E6.A7.8B.E6.88.90
埼玉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C#.E5.B9.B4.E9.BD.A2.E6.A7.8B.E6.88.90
沖縄
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C#.E5.B9.B4.E9.BD.A2.E6.A7.8B.E6.88.90
同じ日本といえども、本当に違いますよね。
地方の・・・県内だけを商圏と考えているのなら、日本の統計値だけでなく、その地域の統計値がより重要になってくるように思う。
市や県のホームページの統計情報なんか、たまに眺めると面白い。
昨日、車にETCを取り付けにいって待たされている間、その整備工場に昭和40年ぐらいの秋田市の写真を収めた写真集があって眺めていた。
いまから45年前ぐらいの秋田って、こんなんやったんだ・・・(汗)、って感じでした。
随分、空き地も多かったみたいだけど、このままどんどん秋田の人口が減少していけば、この写真集のような住宅密集度に逆戻りしていったりして?!
人口、この先、どうなるかわかりませんがね。
予想に反してベビーブームが到来し、急増するかもしれんし、逆に激減するかもしれんし。
ただし、既に起こった未来として、既に生まれている人の人口構成バランスはそのまま続いていくわけですが。
先進国の中でアメリカは、やや出生率が高いんですよね。2ぐらい?
他の先進国より高い水準を保っていられるのは、メキシコなどからの移民出身者が、母国の高い出生率を引きずっているからとのことのようである。そのアメリカも、2015年前後に労働力の減少が始まると、ドラッカーは、ゆうておる。(「明日を支配するもの」P.F.ドラッカーより)
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しげさんから、
社長の味方?、労働者の味方?
・・・・との質問を受けた。
年に何回かは聞かれる質問ですね(笑)
しげさん宛に書いた回答を、下記に引用。(ネタの使い回しともいう)
~~引用~~
社労士の中には、即答で経営者の味方と答える人もいるよ。
私は基本的にはクライアントの利益になることを最優先に考えるよ。
だけど短期的な目先の利益じゃなくて、長期的に持続可能な利益を考えたいな。
自分の仕事に対する理念は、「経営者と従業員の幸せをサポート」だよ。
従業員を泣かせてまで利益を得ようとしたら、目先の短期的視点においてはメリットがあるかもしれないけど、長期的にみれば最終的にそのツケは社長にくる可能性高いからね。
従業員の幸せを経営者が考えることは、めぐりめぐって経営者が恩恵こうむることになると思っているの。
人は感情で動く生き物だからね。経営者の考え方、接し方次第で、従業員だって変わってくるからね。
貧乏な上に、心も貧しい人。
貧乏だけど、心が豊かな人。
物質的に恵まれているけど、心が貧しい人。
物質的に恵まれている上に、心も豊かな人。
テレビとか見てても、経済力や地位があるのに、幸せそうに見えない顔をした人がいっぱいいるよね。
政治家でも自殺しちゃう人がいたりね。
誰の味方・・・・っていうより、目に見えないものだけど、対策していれば軽減できていたことで、悲しむ人の顔を見たくないから、不幸な人をつくらないようサポートしたいって感じでしょうか。その考えは、保険代理店のほうも同じです。
根本の「人として・・・・」ってところで考えるね。
自分の理念に反する仕事は、無理してまではしたくない。
社長の人間としての器が大きくならないと、会社の成長も先が見えてるんでね。
社労士は「人」に関しての仕事をする人ですから。
~引用終わり~
まー、最後の文章、
人間としての器が小さくても、時流に乗った事業を出来ていれば、会社は・・・・・なんですけどね(苦笑)

コメント

  1. うふふ。
     おばんだんし。
    税務は、法人の関与先がこれからも多いため、オーナーへの回答がどうしても多くなりそうです。
    そして、報酬を決めるのはオーナーであり。
    あと3かげつ、いよいよ選択式のこわさの意味がわかってきました。
    さっき厚生年金が終わったので、これから国民年金いきます。1000ページ一回転終わるのは来月のいつごろになるやら。
    目標はあと9日くらいですが。
    一日一単元!

  2. しげさんへ
    ありゃ、いま、しげさんにメールを書いて送信していたよ(笑)
    労務も法人の関与先が多い・・・ゆえに報酬を決めるのもオーナー。
    でも自分は理念、変えないかな。立場的に不正など違法なことにも関与できないので、経営者が自己責任で決断してすることには何も言わないけど、スタンスはしっかりしておきたい。
    「よい会社をつくろう」
    全ては御社のためと仕事しても、わかってもらえなければ、それはそれで仕方なし・・・
    選択式、恐ろしいっしょ?!(笑)

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