近況

》 旧ブログ記事(2010年以前)

いろいろと書きたいことはあるのですが・・・
また書き始めると長くなってしまうのでねぇ(汗)。。。
近況を備忘録として書き留めます。
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・タバコ
新年早々、旦那が禁煙を約束したのですが、一向に止める気配がありません。自己申告では、だいぶ減って、いまは1日1箱ぐらいとのことですが、もっと吸っているように見える・・・
ちょっと前まで、マルボロを1日3箱吸っていたようです。


マルボロ1箱は320円です。
1日あたり320円×3箱=960円
1ヶ月(30日とする)あたり960円×30日=28,800円
1年間にすると、960円×365日=約35万円・・・
タバコの増税、決まってるんですよね?
1箱あたり100円値上がりしたとすると・・・
1日あたり420円×3箱=1260円
1年にすると、ざっと約46万円です・・・
毎年、海外旅行に行けてしまいますね。
それが10年、20年と積み重なっていったら、ちょっとした金額ですよねぇ。
部屋の壁もあっという間に白かったはずが黄ばんでくるし・・・
いまも賃貸なのですが、転居のたびに、敷金が戻ってこないのは諦めてました・・・
そしてタバコは、主流煙より副流煙の方が毒性強いらしいですね。
前にネットで、長年、夫がヘビースモーカーだったために、タバコ吸っていない妻の肺もタバコのタールで点々と黒くなっていた写真を見たことがあります。
私の肺も・・・・
別に私もタバコの匂い等が嫌いとかではないのです。しかし、タバコのデメリットはいくらでもあげれますが、メリットがあまり考え付きません。
健康にもよくないし、主婦的には増税も決まり、そのお金がもったいない!
・・・というわけで、今月中に禁煙外来に行くことを約束してもらっているのですが、いつもの、のらりくらり作戦で逃げられそうなので困っております。
ほんまに止める気あるのか非常に疑問である・・・・
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・クレサラの次は・・・
ビジネスガイド(日本法令の雑誌)2月号に、
「‘サラ金’の次は企業が狙われている!対応が急務!
   未払残業代請求訴訟 その実態と対策     」
というタイトル記事が掲載されていた。
クレサラの仕事がなくなったら、弁護士や司法書士といった専門家が煽って、次のマーケットとして作り出す可能性はあるかもなぁ・・・と、漠然とは私も思ってましたが。
でもどうなんだろなぁ・・・
消費者金融相手と違って、人間関係や今後の自分自身の仕事への影響等を考えると、どこまで訴訟まで考える人がいるか・・・
それとも集団の人間心理で、みんながやっているなら自分も・・・と、大量の広告やCM等で訴訟を促され続けたら、抵抗感の壁が薄くなり、会社を訴える人が増加するだろうか・・・
弁護士や司法書士によりクレサラ問題で経営危機に追い込まれた消費者金融が多々あるわけですが、同様のやり方して、未払い賃金請求訴訟が大流行してしまったら、経営悪化企業続出で、日本経済が大変なことになるかもしれないですねぇ。しわ寄せは結局、労働者に跳ね返ってくるような気がする。
現実的にはどうなんだろうなぁ・・・と思いながらも、可能性はなきにしもあらず。
経営者がどういう哲学、理屈をもっていようと、法律を持ち出されたら弱いです。
違法状態の放置は、従業員のモチベーションにも影響が。
備えあれば憂いなし・・・
予防対策は社労士の得意分野と思われるので、未払賃金訴訟が流行ると社労士も仕事増える?!(苦笑)
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・感謝!感謝!!!
おかげさまで、保険代理店、お客様に恵まれ、既存のお客様が新たな契約に入ってくれたり、別のお客様を紹介してくださったりと、お客様が増えていっております。最近は生命保険の相談も増えております。大変ありがたいです。
ほとんど旦那を見てると、営業らしい営業はしていません・・・(汗)
いいのか、そんなんで・・・(大汗)
代理店では不定期にニュースレターを出しているのですが、発行すると毎回、反響を頂きます。
先日も久しぶりに発行したところ、今回もすぐに複数の方から感想のお手紙やお電話等をいただきました。嬉しいですね♪
お客様に訪問した際に、ニュースレターで話題にしたことが話になることも多いようです。
うちを信頼して選んでくれたお客様の期待を裏切らないよう、誠実に、頑張らないと!
感謝!!!
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・脅迫。
病院で、これ以上、体重増加していくようなら栄養指導、更には入院してもらうと言われた。
脅迫?!(泣)
いま6ヶ月なのです。
先日、ようやく心配していた検査結果が出て、問題なしだった。
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・老荘寄り
私の頭の中は、ちょっと老荘的思想に偏っているよなぁ・・・と、たまに反省する。
競争心なく、下手すると活力をなくし漂い始める(汗)
経営者や指導者になるなら、論語好きになりたいところですが・・・
今回の代理店ニュースレターの記事、人物シリーズのところだけ、このブログに転記します。
人物シリーズ「孔子 老子 荘子」
~片手に論語、片手に算盤(ソロバン)~
<渋沢栄一の言葉より>
渋沢栄一(1840~1931年)は、第一国立銀行(第一勧業銀行の前身)の創設をはじめ、約500社の設立や商業会議所・銀行集会所などの経済界の組織作りに関与し、資本主義的経営の確立に大いに貢献した人です。「論語」は実生活に即応用がきく徹底的な実学で、自らの生活信条としただけでなく、ビジネスの世界でも守り行うべき基準と考えていました。
多くの名経営者や偉人が好んだ、孔子とその弟子たちの言葉をまとめた「論語」。
「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」「温故知新」等、孔子の名言とは知らずに、聞いたことがある人も多いと思います。
論語の内容は、倫理と教育を主としています。孔子は、リーダーの条件として、仁、知、勇など人間性にかかわる内面の徳を身につけることが大事と考えていました。そしてこの条件を満たすためにも、学問の重要性を強調していました。
特に人を慈しむ情愛である「仁」を最高の徳としていました。そのための手段として、例えば「礼」を重んじています。親や目上の人を敬う、先祖や儀式を大事にするなど、しきたりや習俗といった、形だけでなく心からの「礼」を重んじれば、社会秩序と平和が保たれると考えていました。
「徳のある人はまっ先に義を考える、つまらん人物はまっ先に利を考える」
「仁を好むばかりで勉強しないなら、ただのお人よしになる。頭のよさに頼って勉強しないなら、でたらめになる。誠実なだけで勉強しないなら、だまされるよ。正直なだけで勉強しないなら、融通が利かなくなる。勇気はあっても勉強しないなら、トラブルを招くだろう。根性はあっても勉強しないなら、偏屈な人になる」
その他にも、なるほどなぁ~と思ってしまう内容が、論語には盛りだくさんです。確かに論語を自分の行動基準、人生の指南書とし、そして実践できたなら、素晴らしい人物になって社会でも成功する人になれそうな気がします。
えっ?勉強しろだの、礼を大事にしろだの、孔子は息苦しい?
そんな人にオススメなのは「老子、荘子の思想」(2人まとめて老荘思想と呼ばれています)です。
「大器晩成」「和光同塵」「柔よく剛を制す」など、老荘の言葉で知っているの、あるのではないでしょうか?
孔子と老子&荘子とでは、けっこう考え方に、相反するところがあります。
老子は「道」を万物の根元、同時にそれは行為規範と考え、「徳」を物質的概念、同時に倫理上の概念と考えていました。(孔子は「道」を人間の行為規範、「徳」を人格的品性としています)
自らを律し、人為的に仁や礼に行き着こうとする孔子の思想に対して、人為的、作為的なものを廃し、無為自然のままにいることの大切さを、老子、荘子は説いています。自然に従って生きることが「道」に沿った生き方だとしました。
「柔弱」「謙虚」「寛容」「知足」を生き方の指針、四徳としました。しなやかにおおらかに、多くを求めず、足るを知る・・・。
大道廃れて仁義あり・・・
仁義などと人が騒ぎたてるのは、無為自然の大道が無視され、作為が世の中を支配するようになったからだ、理想的な治世においては、(孔子の説く、)道徳は必要としない、道徳などは所詮、二義的なものにすぎないと見ています。
孔子は仁義礼智を説くのに熱心でしたが、これらは正しく用いられないと災いを招きます。「礼」を相手にも求め返ってこないと腹を立てる、「仁義」という名目を使って戦争を起こす・・・。
大悪党も仁義や判断力(智)といった徳目に頼らなければ大ボスになれません。
よって世の中、善人よりも悪人が多いのだから、孔子の説く徳目は社会に貢献するよりも、悪用されて害悪を流すほうがずっと多いといわねばならないと考えていたようです。
世の人々は栄誉を求め、恥辱を避けるけど、そのことにどれほどの差があるの?善・悪・美・醜などの価値判断は絶対的でなく、相対的なもの。時代や環境によっても変わる。そんなしがらみや相対的な価値判断に振り回されて生きるのはやめたらどうですか?
つまらない見栄やこだわりを捨てれば、心が自由になります。
世の中、いろんな二面性があります。答えが1つしかないと思い込んでいると、壁にぶつかったときに脆いです。
荘子の書物の中で、よく孔子が登場し、皮肉を言われています。孔子はまだ「道」に達しない者だと・・・
しかし孔子の、「人間は獣の生活には戻れない、人間社会を離れて、いったい誰と暮らせというのか」という言葉の通り、世俗を捨て道にまかせた生き方というのは現実的には難しいです。社会の中で人と関わって生活していく以上、社会秩序や実践的に生きていくためのノウハウが必要です。
孔子と老荘の思想は相反するところが多々あり、矛盾しているようですが、どちらも間違いではないように思います。
公の場では孔子の価値観で自他を律し、私生活では老荘の説く天地一体の境地に安らぎ人間性を回復する・・・置かれた状況により柔軟に心の拠り所とする思想を変えてみてはどうでしょうか。
孔子の思想だけを正しいと思い込んでいると、大きな逆境に直面した時、全てを失ってしまったと失望し、挫折してしまうかもしれませんが、老荘思想のような価値観も大事にしている人なら、仮に競争社会で負けることがあっても、もう1つの精神生活を切り開き、立ち直りが早い場合もあります。幸も不幸も心ひとつ。心構え次第で、日々是、好日。
~幸せってなんなんでしょうね,みなさん。金ですか?地位ですか?名声ですか?それがあれば幸せなんですか?「愛」とか言うと,みんな駄さいとかくさいとか言うけど,なんか俺は違うと思うな。実際に手に触れられる場所が一番大切だと思うわ。幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ~
<ザ・ブルーハーツ「ドブネズミの詩」より>
ところで、「論語と算盤」に似た言葉で、「ウォーム・ハート、クール・ヘッド」という言葉があります。「冷静な頭脳と温かい心を持たねばならない」という意味で、英国の経済学者マーシャル(1842~1924年)の言葉です。 
保険設計も、大事な人のことを温かい心で考えながら、万が一に備えて「お金」を考える冷静な頭脳が必要です。
皆様のお役に立ちたいと思っているので、お気軽に色々とご相談くださいね!
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■ 孔子(紀元前551~479)
老子(紀元前5世紀頃?)
荘子(紀元前369~286?)
ザ・ブルーハーツ(95年に解散した日本のバンド)
■ 参考文献/「マンガ 孔子の思想」「マンガ 老荘の思想」(共に講談社+α文庫) 「図解「東洋哲学」は図で考えるともっと面白い」(青春出版社)
孔子―人間、どこまで大きくなれるか (知的生きかた文庫) 渋沢 栄一   人生の急所を誤るな!―私が実践した夢と成功の実現法 ・渋沢 栄一

「ウォーム・ハート、クール・ヘッド」という言葉を知ったきっかけって、FPのSGで一緒のOさんのセミナーだったんですが、いい言葉ですよね。
調子に乗ると自分、「論語と算盤」を語りだすのですが(笑)、「ウォームハート、クールヘッド」という言葉も気に入ってます。

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