うだうだ

》 旧ブログ記事(2010年以前)

・秋田の目指す方向は・・・?
ただいま秋田では秋田市の秋田駅前再開発事業について話題に上がることが多いようで、本日の地元紙にも計画の中止・再検討を求める団体が県に対して計画を見直すよう求める請願書を提出したという記事が掲載されていた。
先日の秋田市長を招いてのYEG2月例会での座談会でも、話題に上がっていましたね。


計画の詳細をよく知らないので安易に発言すべきじゃないかもしれませんが、個人的には直感的ですが、赤字を出し続ける事業になっちゃうんじゃないの?・・・と思うので、県立美術館の移転等について反対派・・・かな?
オープンして しばらくは賑わうでしょうけど。
民間だけの出資で、巨額の税金が投入されないのであれば、勝手にやれば・・・と思いますが。
基本的に、安易にすぐに新しいものを誘致する、ゼロから創るという発想よりも、強み、弱みなど現状をSWOT分析等してみて、いまあるものを伸ばしていけないかと考えるほうが好きである。
そのほうが、既存の、既にあるものをベースにするため、コスト的にも安く済む場合が多いのではないのかなぁ。
計画が進むことで、お金が動き、そこに利害も絡むので、狭い秋田、あまり商工業者の集まりで賛成とか反対とか発言しづらいですが(汗)
計画の詳細をよく知らない以前に、秋田県や秋田市が、どういった具体的な理念、ビジョンで、この計画を考えているかも知らない。
いい街つくろう!・・・みたいなスローガンだけでは、市や県の現状(もちろん秋田駅前も)がよくなっていくとは思えない。
多分、具体的なものがあるだろうから、どこか調べれば書いてるかな?
ブータンという国がある。
人口約70万人で、九州よりやや大きいぐらいの面積(47,000km²)。
山だらけで、主な産業は農業と水力発電による電力の輸出。
経済的には恵まれていない、発展途上国のようです。
ちなみに秋田の人口は約110万人で面積は11,636km²。
国民総幸福量の増大は経済成長よりも重要、とする政策をとっている。
GDPの伸びとGNH(国民総幸福量:Gross National Happiness)の伸びは比例しない。
むしろ、GDPが伸びたところで、そんなにはGNHの伸びに変化はないようである。
(勝手にリンク)
http://eco.nikkei.co.jp/column/edahiro_junko/article.aspx?id=MMECc3011025082007&page=2
ブータン政府は、国民総幸福量の要素として4つの柱をあげている。
①持続可能で公平な社会経済開発
②自然環境の保護
③有形無形の文化財の保護、伝統文化の保護と発展
④よりよい統治の促進
社会経済的発展は、他の3つの要素があってこそ人々の幸せに資するものと考えられているらしい。
更に国民総幸福量の数値化を目指した作業で、4つの柱とブータン人の幸福に重要と思われる要素を考慮し、9つの分野を分け、定期的に調査を行い、結果は、評価、計画に反映し、活かされることになっているようである。
(詳細はネットで検索して見てくださいね)
※三菱UFJリサーチ&コンサルティングHPで公開されている「ブータンに学ぶ国民の幸せとは」等、複数のブータンについてのサイトを参考にさせていただきました。
http://www.murc.jp/report/quarterly/200801/
もし、秋田県の行政が、秋田県民のための政策理念、ビジョンを明確にしていて、それがブータン政府の掲げる4つの柱と同じものだったとしたら、その理念に照らすと、計画では取り壊し予定になっている県立美術館は、建物そのものが歴史的文化的建築物とも言われているようである、そこから答えがでるような気がするが・・・
国も借金だらけだが、地方も借金だらけの上に、国からの補助金に依存して成り立っているような・・・
この収支のバランスがおかしい状況のまま、将来にもわたって持続可能、成り立っていけるのだろうか・・・
人口がどんどん減少していき、高齢者割合が増加していくことが既に予想できている。
県の未来を考えたとき、経済的にも自立できていない上、精神的にも病んでいる状態が蔓延していたら嫌だなぁ・・・
別にブータンの真似をしたらと提案するわけではありません。
ブータンも難民問題等、綺麗な面だけじゃなかったと思いますし。
しかし予算と時間には限りがあるはず。
県や市の将来に対する理念やビジョンを明確にしてこそ、限りある資源を「選択と集中」により効果的に活用することができるのではないのかなぁ・・・
大阪市は20人に1人が生活保護・・・という記事を、yahoo!ニュースで先日みた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000762-yom-soci
生活保護受給者の世帯で育った子供が、また生活保護のお世話になってしまうという、「貧困の連鎖」も懸念されているようである。
なんとなく秋田は、トンネルの出口が見えない閉塞感が漂っているような感じがする。
虚無感など雰囲気の悪い精神状態が連鎖しないよう、「心」の対策が大切のように感じる。
相談員のお仕事等させてもらうと、本当に心が病んでいる人が増えていることを実感し、心が痛む・・・
仮に県を1つの国と見たとき、日本というエリアで、秋田王国の経済力は下位である。
しかも自殺率が高いということを考えれば、国民総幸福量も下のほうか?!(泣)
秋田よりも人口が少なく経済的にも恵まれていないと思われるブータン王国と秋田王国を比べてみて、じっ・・・と思う。
指導力、リーダシップ、政策理念の強さの違い等々・・・
明日の秋田はどこを目指すのだろう・・・
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・う~っん・・・
政権交代したはよいが、出す政策、次々、ピントがズレているような気がする・・・
正直、なんだかなぁ・・・ってのが多い。
頼みますよっ(汗)
議員の発言も気になる。
先日もテレビで、「政権交代してまだ5ヶ月ですし・・・」みたいな発言をしていた議員がいた。
この人だけでなく、以前から同様の感じの発言を他の議員もしていることが気になっていた。
国会議員は、そもそも任期のある仕事である。
社会勉強してもらうために議員の高い給与を税金から払っているわけではない。限られた期間の中、最大限の努力をもって仕事をしてもらいたいと思う。
しかも政権交代する前から政治家はやっていたわけでしょう、国を動かす政策および巨額の税金を動かすわけである、若葉マークだから許してくださいという弁解のような発言はどうだろう・・・
背負っているものの重さの自覚が足りないような・・・
骨太の政治家はいないのか・・・
現時点での結果の有無でなく、発言についての気持ちの問題、心構えが気に入らない。
頑張ってほしかったが、ちょっと失望気味・・・
ほんま、頼みますよっ(汗)
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・ふぅ・・・
他の国は、体重制限、そんなうるさくないみたいですよ?
来月の検診で、また怒られそうだなぁ・・・
考えるだけで憂鬱である・・・

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