という、故事成語があるようです。
創業は易く守成は難し。
『唐 書』
~新しく事業を始めることよりも、その事業を受け継ぎ衰えないように維持していくほうが難しいということ~
以前、公的機関のセミナーでお世話になった講師の先生が、非常に雑学をよく知っていて、セミナーの時にも いろいろな話をしてくれました。
その時に、非常に印象に残った話があります。
その中の1つ。
「創業」「守成」の話。
※先生が話すと大変面白かったのですが、私が書くと そんなに面白さを伝えれること、できないかもしれません。表現力がなくてすみません。
あと、詳細の忘れた部分を含め、勝手に自分の解釈を加えています。
この話を歴史に例えると、江戸時代にまで遡ってみる・・・
創業期にあたるのは、江戸幕府一代目の家康の時代。
農業中心の世界であった。
そして守成にあたるのは、2代目秀忠。
商業が活発に・・・。
これは企業にもあてはまる。
一代目とニ代目のやり方は同じでは企業を維持できないかもしれない。
「守成」においては、維持して守ることも考えなければならないのである。
社労士の仕事の1つ、就業規則を考えたときも、
提案しようと思った企業が「創造期」であるか「守成期」であるかによって、かなりアプローチが変わってくる。
う~ん。。。
私が書くと、話の面白さが いまいち伝わりませんね(悲)
「創造」「守成」
アプローチしようとしている企業は、いまどちらの時期なのか?
とても私が気に入っている話の1つです。
コメント
SECRET: 0
PASS:
すみません・・・。
タイトル、逆でした(汗)
(でも、どっちも難しいです)
SECRET: 0
PASS:
逆じゃないかと思っていたのですが・・・。kazuさんは証券会社は勤められませんね。ところで、1円の株買いましたか?
SECRET: 0
PASS:
すいません、くだらないことを書いていたので、コメントを入れ忘れました(汗)
創業と守成の話は私も歴史が好きなのでよくわかります。
確かに創業は難しいです。
事業を軌道に乗せるまでは、大変でしょう。
でも維持するのは結構大変です。
巡拝を毎月していて4年になりますが、毎月赤字になるか不安です。(ちなみに黒字分は還元するので黒字にはならない)
企業でも創業期は社員の行動の自由度を大きくして、いろいろな試みをさせるのでしょうが、大きくなると、冒険はしにくくなるのではないでしょうか。
しかしながら、会社が保守的になりすぎると、ジリ貧になるし、そこをうまく乗り切ると長期にわたって繁栄するのでしょうね。
しかし、そんなに就業規則が違うのですか?
SECRET: 0
PASS:
とっていわくさんへ
えへへへへ(汗)
うっかり、やっちゃいました~
大事になる証券会社勤務でなくてよかったです(笑)
昨日の証券会社のニュースは衝撃でした。
その影響をくらって、私の保有株も暴落(泣)
今日はいまのところ回復してきてます。
SECRET: 0
PASS:
とっていわくさんへ
>創業と守成の話は私も歴史が好きなのでよくわかります。
歴史好きな人にはよく知られた話なのですかね?教えてくれた先生も、非常に歴史好きで詳しい人でした。
>巡拝を毎月していて4年になりますが、毎月赤字になるか不安です。(ちなみに黒字分は還元するので黒字にはならない)
お寺の経営も大変なんですね。
>企業でも創業期は社員の行動の自由度を大きくして、いろいろな試みをさせるのでしょうが、大きくなると、冒険はしにくくなるのではないでしょうか。
>しかしながら、会社が保守的になりすぎると、ジリ貧になるし、そこをうまく乗り切ると長期にわたって繁栄するのでしょうね。
同感に思います。
やはり「守成」、難しいですね。
>しかし、そんなに就業規則が違うのですか?
どこの時期までを「創造」とみるかで解釈がかわると思うのですが、
創造間もない会社では、社員数が10人以下で就業規則が必要なかったりも多いと思います。(10人以上でなければ、法律で就業規則の作成義務なし)
少人数ならば従業員に対しても、経営者の目が届きやすいですし、それほど就業規則は重要視されないと思います。(なので、就業規則作成の依頼があったとしても必要最低限の内容になる?)
それが徐々に会社の規模が大きくなってきて、経営も軌道にのって守成を考えるような時期になったら、会社を維持するための社内ルールが欲しいと思うようになるかもしれません。提案の仕方にもよりますが労務管理を含めた相談をしながらの就業規則作成となると思います。作成にも現状調査などの時間がかかると思います。
「守成」の時期の会社への提案の方が、社労士の能力の見せどころかもしれません。(あくまでも個人的な考えですが)