『58歳になった。大きくなったら何になるのかまだ分からない・・・』95歳で亡くなる直前まで仕事、生涯現役のドラッカーが素敵すぎる。

〇 読書備忘録

最近、読み終わった本より、
なんか頭に残ったところを備忘録として記録。
『 』内は、書籍からの引用。

『58歳になった。大きくなったら何になるのかまだ分からない。そう言うと私の子供たちはまたかと苦笑いする。冗談を言っているつもりはない。人の一生がどう展開していくかは、最後まで分からない(byドラッカー)』

ドラッカーは、95歳で亡くなる直前まで仕事をしており、奥さんのドリスさんも90歳超えても活躍してらっしゃいますからね….
生涯現役と考えれば、含蓄のある言葉に感じました。

『ドラッカーは読むことを勧めた。言うまでもなく本人の読書量も並ではなかった。多読であることが、独自の立ち位置に彩を添えていた。古今東西の偉大な知性から学んだと言っていた。誰にでもできるはずとのことだった。聖書とジェイン・オースティンをこよなく愛した。「ビジネス書は読まない」と言っていた』

ドラッカーはユダヤ人なので、タルムードとか膨大な宗教書を読んでいたのかなぁ・・・
93歳のときは、シェイクスピアの全作品を読み返していたそうだ。
古典はいいですよね・・・
人が一生に読める読書量には限界があるでしょうから、優先するなら古典や定番を読みたい。ハズレが少ないから(笑)
意外と大企業の経営者の中に、「ビジネス書を読まない」って人がいたりしますよね。
私はけっこうビジネス書も好きですが(笑)

『イエスよりも、ノーと言えるかで、成果があがるかが決まる。仕事ができる人たちは、それは私の仕事ではないと言える人たちである(byドラッカー)』

「あなたの幸せがここにある」って詩でも、
幸福な人は「ノー」と言える「ちょっとした勇気」を持っています・・・って書いていたなぁ。

『三分の二の著作は65歳以降に書いた』

ドラッカーはたくさん本を出していますが、その2/3は65歳以降に書いたものとのこと。
もう歳だから・・・ とか、思っちゃいけないと思った。

自らの創生・・・
はじめるのに遅すぎることはない。
ドラッカーの奥さんは、80代半ばにして発明をして会社を立ち上げ、そして90歳過ぎてから本を出している。

『人間はこの長い時間において変化し成長していかなければなりません。新しいニーズ、新しい能力、新しい世界観を持つようにならなければなりません。すなわち人間は、自らを創生していかなければなりません』
『自らの「創生」に乗り出すものは、もはや若かりし日の自分とは別人になる』


うちにドラッカーの本が、関連本も含めると、かなりありますが、
ドラッカーのマネジメントの話などより、私にとっては、ドラッカーの考え方や生き方など、ドラッカーの人生そのもののほうが興味深い。

ドラッカーじいちゃん、素敵だ・・・ と思うのでした。

読んだ本は、リンク先の本です。

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