自分で考え、動くことのできる人のほうが伸びていく。指示待ち族にならないように。

〇 日常の備忘録

昔いた会社で、よく上司が「指示待ち族」になるなと言っていました。

当時、そこそこ大きい会社に勤めていまして、情報伝達に電子掲示板やメールが多用されていました。

1日1回はチェックするよう言われ、後はそれで見ても見なくても、見逃して、それであなたが損することがあっても自己責任のようなことを言われました。
(もちろん相手や内容によって話は別ですよ。)

目標管理制度がけっこうしっかりしている会社で、高卒の平社員に至っても自ら目標を立てて計画を作り年数回は途中経過も評価されるという流れがあり自発的に動かなければならない組織風土がありました。
お膳立てまでしてあげてるのに、更に受け身な人は知りません・・・って感じだったのでしょうか。。。

ふと昨日、昔の会社が懐かしくなりました。
いろいろな考え方がありますね。

自分で考え、動くことのできる人のほうが伸びていくように思います。
わからないことがあるなら不満を言いながら教えてくれる人が現れるまで待つんじゃなくて自分から聞きに行ったらいいし。

松下幸之助の『対立しつつ調和』という話が好きです。
どんな意見でもそれは、よりよくしようとするための前向きな発言と捉え、多様な意見がでるということはいいことだなぁ~と思います。
自分と反する考えであっても。
対立してイラッっとしても、私憤を長引かせない。そこで受け入れられるかどうかは、人間の器が試されますね(笑)

『 松下幸之助一日一話/編・PHP総合研究所 』の『 5月2日 対立しつつ調和する労使 』を引用します。

~労使の関係は、常に”対立しつつ調和する”という姿が望ましいと思います。つまり、一方でお互いに言うべきは言い、主張すべきは主張するというように対立するわけです。しかし、同時にそのように対立しつつも、単にそれに終始するのではなく、一方では、受け入れるべきは受け入れる。そして常に調和をめざしていくということです。このように、調和を前提として対立し、対立を前提として調和してゆくという考えを持つことがまず肝要だと思います。そういう態度からは必ず、よりよきもの、より進歩した姿というものが生まれてくるにちがいありません~

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