「12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」(アーノルド・J・トインビー1889-1975)...という言葉があるようです。
真偽はさておき…日本の神話は面白いです。
天皇陛下の先祖が神様(アマテラス)で、千年以上もの間、時にはその権威を権力者に利用されながらも継承され続けて、いまの125代目まで続いているとか、文化と歴史ロマンを感じます。神話を知ると神社を見る目が変わります。
近代においても幕末からの尊王攘夷、戦前から戦時中の不敬罪等いきすぎた権威を利用した体制・・・等、神話から始まる天皇の歴史に封印するのではなく理解してこそ、良くも悪くも日本の歴史がちゃんとわかるようになるように感じます。。。
盲目にならず都合の悪い部分にもちゃんと目を向けつつも、大事にしないといけないところは守らねばなるまい。
というわけで、子供向けの神話の絵本を探したのですが、驚くほど少ないですね・・・。少ない中で選ぶしかなく、よさそうと思うと高い(汗)
恐ろしく日本は自分の国の神話をないがしろにしている国だと思いましたよ・・・。
日本なのにモーゼやノアの方舟など、他の国の神話の話の方がメジャーな感じします。
桃太郎やかぐや姫より重要と思われる神話の絵本が入手困難なんて・・・・。
永岡書店の古事記の神話絵本は持っていたのですが、話に連続性が見えずに完結してしまっているので、そう話がつながっているのか!!!という感動にはつながらないんですよね・・・。
お手頃価格のよい絵本が見つからず困っていました。
そしたら、すばらしい情報を発見♪♪♪
なんと、某所で、無料で神話の絵本冊子をくださると・・・
(しかも送料まで無料)
さっそく7冊、取り寄せました。
読んであげた息子の感想ですが、非常に面白かったようです。
オススメです!!
残念なことに、冊子が届いてすぐに「あれ?はじまりの話がない・・・」ということに気が付きました。
冊子の裏をみたら「くにうみ」の話は在庫切れとなっていました。残念。。。
「くにうみ」の話は、永岡書店の「イザナギとイザナミ」の絵本で触れていたので、それで補足できたのでよしとしよう(苦笑)
この冊子、漢字に振り仮名があるので小学生なら読めるでしょうが、けっこう字が多いので、読んであげるとしても4,5歳あたりから向けかなぁ・・・
※ 無料でもらえる某所の情報、詳細を書きたかったのですが、問い合わせが増えるとご迷惑をおかけするので、詳細情報は伏せさせていただきます・・・
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