画像は魁新聞より
水をさすようだけど···
この件は、人数の目標値だけでなく、かつ、減少率の数値目標も入れて欲しい。(既に入ってる? 県民1000人あたりとするのが、分かりやすいかな)
母集団の人数で、同じ3917人でも重みが違ってくるので、ただ人数だされても比較のしようがない。
18年の減少率、0.4%
1000人あたり4人ということだね。
もし秋田県人口が1000人だったら····
これが更に人口減少して800人になったときも、年間社会減は4人でした···· 減少人数は増えてないから現状維持、頑張ってると評価できるでしょうか?
800人あたり4人は0.5%
1000人あたりに換算すれば5人。
こうしてようやく比較ができる。
別の例だと、例えば2019年の東大合格者数。
東京は1132.2人、秋田は11.8人。
でもそもそもの母集団人数が違うじゃんと、これだけのデータだと、そこで思考が止まりますよね。
高校3年生1000人あたりにすれば····
東京は高校3年生1000人あたり11.0人。
秋田は高校3年生1000人あたり1.46人。
これなら比較が容易になりますよね。
そして、なんでこんなに違いが生じるのだろうと、思考が動き出す。
まぁ、統計とか分析とか、数値の見せ方で印象を変えたり、数字に弱い人をごまかせたりしますからね···
多分、率よりも人数を強調するのは確信犯でしょう····
私が担当者だったとしたら、上層部から圧力かけられて、一般市民の受けのよい評価にできるだけしろって言われたら、どうせ世の中、数字に弱い人が多いし、嘘のデータ使うわけでないから、都合のよいように見せ方を考えるか····と、同じようにしたかもと想像しましたので。
世の中、やっぱり理系が増えた方がよいのでは···と、少々、思ったのでした···
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