火葬件数の急増。少子高齢化の原因:見合い結婚1930年代は7割近く、婚姻率高かった過去。昭和23年まで刑法 堕胎罪。世の中の変化・・・

》少子高齢化·人口問題

先日配布された広報あきたによると秋田市の火葬件数、年々増加しており、平成12年度は2509件、平成19年度3211件、さらに平成42年の予測では4600件を超える見込み。

参入が増え競争激化はしていくでしょうが、介護や葬祭等、人生の終末周辺ビジネスはしばらく需要が右肩上がりですね。お坊さんも儲かるのでは?!

と思いきや、ネットで交流が続いている僧侶の方から「業界人で集まると、お葬式、法事が無くなって、収入が減っているという話ばかりです」というコメントを以前にいただく(苦笑)。

地方では過疎が進み、家族のあり方も変化しましたからねぇ…  

少子高齢、人口減。

地球規模的に見れば人口は増加中で食料やエネルギー問題など深刻になっていく懸念があるから、人口減の日本はその問題改善に貢献しているともとれる、が、日本単独の国の問題としては大変な時代になってきましたねぇ。
(先日 縁あった、ちょいさびれた地方の介護施設はお寺の住職さん経営!建設業やっていて介護業界に参入するのは珍しくないですがね… これからの時流を考えればナイスな選択かも…)

ドラッカー曰く、人口の重心移動に注意せよ。イノベーションを実現するために、人口構造の変化の予測は『既に起こった未来』として非常に重要なのですが、人口構造の検討で注意するのは人口よりもむしろ年齢構成、中でも最も急速に成長する最大の年齢集団の変化、すなわち人口の重心の移動が特に重要と指摘。

いま1歳の子の全人口を100人として、20年後に21歳の総人口が200人に増えているということは移民等を推進しない限りありえない。

かなりの精度で数十年先までの年齢構成変化を予測できてしまう。

ほんのちょっと前まで男女ともに70代で死んでいたから介護の問題もこれからほどは深刻じゃなかったし(私が生まれた1975年の平均寿命 女76.89 男71.73 介護問題が深刻化するのは主に75歳以上)、お見合い結婚が多かったから婚姻率も高かったし(見合い結婚は1930年代には7割近く、それが2000年以降は6%と少数派。

日本人の国民性を考えれば恋愛結婚できる積極性ある人は比率的に少なく、社会をよく知らない、えり好みする知恵つく前の若いうちに周りが世話焼いて結婚させてしまうのが吉?!)、是非はともかく昭和23年まで刑法で堕胎罪があり避妊・中絶・不妊手術などの行為は出来ず出生率が高かった(wiki 「団塊の世代」より。少子化の要因になる転換期が過去にあり、戦争のため「生めよ殖やせよ」政策をとっていたのから一転、戦後は、加藤シヅエなどにより産児制限運動があったりしたんですよね)。

今日の地元紙にも秋田の高齢化率が全国一になったという話題が載っていましたが、どうなりますかねぇ~

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