少子高齢化:35歳までの女性の未婚率の変化には敏感になったほうがよい。数値目標→女性は35歳時点で20%以下、男性は40歳時点で30%以下の未婚率

》少子高齢化·人口問題

26年度版の少子化社会対策白書を眺める・・・

年齢別未婚率の推移、
1980年は35-39歳女性の未婚率は5.5%であった。それが2010年には23.1%に。

一方、1980年は35-39歳男性の未婚率は8.5%であった。それが2010年には35.6%に。

1980年頃から、素晴らしく未婚率が右肩上がりである。このまま更に上がっていくのかしら。
そうしたら女性の未婚率も男性の後を追うように、35-39歳の未婚率が30%を超えるのも遠い将来のことでないように思う。

統計的に35歳過ぎて独身だと、その後に結婚する確率は低いようである。又、出産を考えても高齢になると、なにかと不都合が多い。

ひと昔前なら、既に家庭をもっていてもおかしくない、2010年時点、30-34歳の男性47.3%、女性34.5%が独身というのも、なかなかこれもよく考えると深刻なことである。

これだけ独身が多いと、周りにも自分と同じく独身がたくさんいるから仲間を見つけ安心を共有でき、危機感は少ないかも。

かつては、一番高いときで、69.1%がお見合い結婚だったのが、いまやなんとも5.3%まで低下している。
それに変わり、昔13.2%だった恋愛結婚が、いまや88.0%が恋愛結婚との割合になっている。
昔は周囲が世話を焼いたものの、いまや結婚相手は自力で探さないといけない時代。

統計によると多くの人に結婚願望がないわけではないようである。

それでは秋田県としては、恋愛奥手ながらも、いい人がいれば結婚したいと思っている人を取りこぼさないように、例えば、30~33歳の独身全女性に個別にアプローチをとり、秋田県が運営する結婚相談所への登録のお願い、および、定期的なフォローをしては?
いやね、この年齢が特に、待ったなしの状況で、手を打たなければ数年で・・・と思いまして。
予算があるなら、もっと幅広い年齢および男性の33~35歳にも登録アプローチしたほうがよいと思いますけど。

倫理、道徳的に問題あるとは思いますが、よい例えが浮かばなかったので批判を承知で書きますと、
カブト虫がオス100匹、メス100匹いまして、昔は世話をやいて各70匹をカップリングさせ、残り各30匹は自由に自然に任せていたところ、けっこうな繁殖率だったのが、手を加えることなくカブト虫任せで育てるようになったところ、なんだか自由奔放に死ぬまで遊ぶカブト虫が増え、カップル成立が減り、オスとメスが出会う時期も随分成長してからになったので卵を産む期間が短くなり、産卵数も減り・・・
ついにカブト虫、絶滅の危機?!
これはヤバいと、世話焼き大作戦、復活?!

少子化対策は、子育て支援等、さまざまな面から複合的に考えていかないといけないので、あくまでも1つの視点からみた、それに対する対策案です。

近い将来、35歳時点の女性、5人のうち2人が未婚・・・だと、もう超ハイペースで少子高齢化が加速しますね。。。

なぜ少子高齢化から脱出したいのか?

若い世代ほど、いまの日本、希望を持ちにくい。
国の借金問題、社会保障費増大、閉塞感・・・
自分の子供や産まれてくる子供たちの、将来背負う負担を考えると、少子化対策も大事だけど、自分たちの代のツケは自分たちの代で清算しようという気概が欲しい・・・
なんか親やその前の世代のツケを押し付けるために・・・というのが、たまに透けて見えていやですね。
それよりも、これを機会に、結婚の有無関係なく、家族や人とのつながりを見直す等、プラス思考の議論が展開されたほうがいいな。

子供の数がどんどん減っていますが、なぜ子供の数を増やしたいのでしょう?
社会保障制度等に不安が生じるため?
少子化が改善したら様々な問題が解決され秋田はよくなる?

少子化問題と関連して、数十年後には、孤独な老後問題が社会問題化するんだろうなぁ・・・
私も息子は県外へでるでしょうから、孤独死するかもなぁ~と、いまから思っている(笑)

6月27日追記

昨日の少子化対策の話の続き。

近い将来、女性5人のうち2人が生涯、子供を産まないとなったら・・・を考えてみた。(将来、本当になる可能性はあると思う)

5人のうち全員が結婚して2人づつ子供を産んだら、合計10人の子供、ほぼ人口は現状を維持できることになる。(実際は違うが細かい話はなしで、話をわかりやすくするため、大雑把)

それが子供を産む人が3人、産まない人が2人(40%)となったとき、
2人×0人=0人
3人×3.4人=10人
産む人が、平均3.4人の子供を産まないと、人口の維持ができない。
でも平均3人以上の子供を目指すというのは、非現実的である。

それでは子供を産む人が4人、産まない人が1人(20%)ならどうか?
1人×0人=0人
4人×2.5人=10人
産む人が、平均2.5人の子供を産めば、人口の維持が可能に。
まだハードル高いが、少し現実的な目標数値に近づいた。

婚姻は出産の多くの前提になる。なので、35歳までの女性の未婚率の変化には敏感になったほうがよいと思われる。
せめて、35歳時点で20%以下を目指したい。
35歳時点までの婚姻率を上げるということは、とても重要である。

数値目標として、女性は35歳時点で20%以下、男性は40歳時点で30%以下の未婚率を維持すること、
これを達成できない日がきたなら、いくら子育て支援等を充実させても人口維持において非常に厳しい未来になると思われる。

少子化対策の、大きな柱の1つとして、
女性35歳、男性40歳時点までの未婚率上昇ストップ ・プロジェクトを提案したい。

費用対効果を考えると、とりあえず25歳以下は軽く流し、それ以降の5歳きざみぐらいで、各年齢に特に効果があると思われる対策を考える。

25歳~30歳まで
・同級会開催補助金
・出会いイベント開催&案内
・ミソジ(30歳)式の新設(成人式の、三十路版)
補足:なんか同級会って、共通の思い出があるせいか、すぐに距離が縮まり、同級会をきっかけに交際に発展って、けっこうなくないですか?!

30歳~35歳まで
・お見合いの推進(結婚紹介所への登録)

人生の岐路?!30歳の節目に自分の人生を考えようキャンペーンの展開。

(ハタチになったら国民年金!・・・の、ノリで、)
ミソジになったら、結婚紹介所登録!

こうゆう問題を考えるの好きなので、少子高齢化問題を考えだすと果てしなく妄想が広がり、アホなアイデアもでてくるのですが、時間的余裕もないし、批判を受けたりするまえに、このへんでやめておきます。

結婚や出産って、思い通りにいかず他人には言わないけど非常に悩んでいる場合もあるし、デリケートな話なので、なんか宗教等の話のように、なんとなく話題にしにくいなぁ~と思うことがあり、今回もネット上にアップしてよい話題か、少し悩みました。
とはいえ、避けては通れないぐらい、少子高齢化は深刻な問題に既になっていますので・・・
いろいろ好き勝手に書きまして、気を悪くされた方がいましいたら、ごめんなさい。

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