ぐだぐだ

》 旧ブログ記事(2010年以前)

ここ数日で、また何冊かの書籍を読み終わった。
なるほど。
幸福・幸運に恵まれたかったら、一番最短、てっとり早い方法は、自分の心構えを変えること・・・を再確認。
悪い思考のクセを意識して直すよう心がけること。
まずは3週間、極力、意識して消極的な言葉を使わないようにする。不平、不満、愚痴、言い訳、否定的な言葉を言わないようにする。
(心理学的に習慣が身につくには3週間必要だと言われているらしいので、とにかく、まずは3週間だけは頑張ってみる)


もし使ってしまったら、すぐに積極的な考えを付け加えて、思考が積極的な考えで終わるよう、クセをつけること。
例えば、「100年に1度の不況で大変だ。このままだと、会社が倒産してしまう。資金繰りもヤバイ。借金、返せない。もう疲れた・・・」と考えて気持ちが下向いたまま終わってしまったら、脳の神経回路に非常によろしくない。
→「もう疲れた・・・けど、どうしたらこの危機を乗り越えられるかな?どこかに打開の道はきっとある。頑張ろう」
「なんであの人、人の気持ち、まったくわからないのか。最悪。ハイパー宇宙人や。信じられない。理不尽や。むかつく」
→「むかつく・・・けど、この間、旅行のお土産にお菓子を買ってきてくれた。いいところもあるんだけどね」
健康になりたいと言いながら体に悪そうな食べ物ばっかり食べていたら、健康なるわけないやん・・・と思いますよね。
同じように、幸せになりたい・・・と言いながら、不平・不満のネガティブワードを頭の中に入れてばっかりいては、健康に悪い食べ物を体の中に入れているのと一緒で、頭の中に毒のある言葉をいっぱい入れているようなもんです。毒まみれでは幸せを感じれるのに遠ざかる一方でありましょう。
食べ物に気をつけている人は多いのに、頭の中に入っていく言葉に気をつけていない人が多すぎる。
不平、不満、愚痴を1つ言ったら、自分の頭の中に、どす黒い毒をふわぁ~と撒き散らしたイメージしてください。
毒をまき散らかしているのは、他でもない自分です。
そしてその毒は、どんどんどんどん脳ミソに蓄積し、強固な望ましくない脳内神経回路を形成し、すぐにネガティブ脳内物質をばらまいてしまう悪循環サイクル脳を作り上げてしまうのでした。
自分自身が放つ言葉だけでなく、外部から入ってくるネガティブな情報、言葉にも脳ミソが汚染されないように気をつけること。
せっかく積極的な気持ちになっているところ水をかけるような言葉を浴びせる人など、出来るだけ自分の脳内に悪い影響を与えそうな情報や人物とは関わらない、もしくはうまく受け流すように。
(情報に関して:悪い情報であっても客観的に現状を知るために、事実は知る必要がある。事実と感情を混同しないように)
又、自分自身が他人に対して毒をまきちらす存在にならないよう気をつけること。
マイナス思考=毒  プラス思考=栄養
思考のクセも、意識して積極的な心の態度になるよう考え方を習慣にすることによって、けっこう改善することができるようです。
多くの人の脳は、ネガティブな考えほど、しっかり固定してこびりつかせてしまい、ポジティブな考えは、あっさり、すべり落ちてしまうようになってるようです。
嫌な経験ほど染み付いて、うれしい経験は持続しない。
研究によれば、1回の嫌な経験を乗り越えるには、それよりずっと多くの楽しい経験を必要とするようです。
10人から褒められても、たった1人から批判されたことがずっと頭の片隅に残る・・・・
自分を苦しめる考えや経験に強く反応してしまう傾向があるんだそうです。
ポジティブな考えや経験より、ネガティブなもののほうが強く記憶に留める傾向は生まれつきで仕方ないやん・・・と、思わないように。
この生来の傾向を修正するためにも、意識的に、習慣になるまでは多少自分に無理してでも積極的な考えの方向になるよう言葉を慎重に選ぶことを、まずは3週間、やってみましょう!!!
積極的な考えの思考が習慣になれば、人生、かわるかも?!
脳ミソに毒をまいちゃ、いけません。
なんとなく、いま自分は毒をまいているとか、感覚的にわかりますよね?
他人を怒るときも、事実を含み、不快に思っていることなど伝えるべきところを伝えるまではいいのですが、度を超すと害あって利益なしになる。
だいたい、自分の感情をコントロールできなくなっている時点で、自分に対しても相手に対しても毒に変わってますね。
感情をコントロールできなくなってきたら、あぁ・・・脳ミソによくない、毒まいてるよ、脳の神経回路を汚染してる。運気が下がる。汚染の早期回復のためにも前向きな思考に切り替えないと・・・と意識するように。
なんでこれだけ、くどく、ネガティブな思考は毒やと言っているかというと、ほんま、潜在意識の恐ろしさを知ったら、納得してもらえるかと思います。
消極的な思考のまま終わりにしたら、ずっと潜在意識の中で、繰り返し繰り返し消極的な思考が波及しつづけることになるんですよ。
無意識のうち自分で自分を苦しめ続けないように。
頭の健康に気をつけよう。思考が人生をつくるのだから。
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と、いうわけで、私も数日前から、とりあえず3週間、人にも積極的な思考を勧めるからには自分で実践してみようと試みている。
・・・が、さっそく先日、ネガティブエネルギー全開になった。
言うはやすし行うは難し、である。
紛争が2件ほど勃発。
精神的に怒りでしばらくモヤモヤ状態が生じたのであるが、あー、脳の神経回路に悪影響及ぼす、毒まいてるよ。下向きの心構えを上向きに早く変えんと・・・と意識するようにしたことによって、いつもよりはメンタルの平常状態への回復が早かったような気がする。
脳は同時に2つのことを平行して考えることは出来ない。
ネガティブなことを考え続けなくて済むよう、気晴らしに積極的な心構えになれそうな本を読んでいるうちに、怒りのエネルギーがなくなった。自分の頭の中の沈静化に成功。
・・・が、プラスの心構えに思考が習慣化するまでは道のりが長そうである・・・けど、古今東西の多くの偉人、成功者が持っていた、積極的な心構えを目指すぞ!、と。
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これって個人だけの話でなく、会社についてもいえることですよね。
不満、不平、怒鳴り声だらけの社長や社員の会社と、元気、前向き、感謝の言葉だらけの社長や社員の会社、どっちがいいかといえば、言わずもがな。
時流にのっている急拡大業界であれば、多少、組織風土に問題があっても業績は伸びていける。黙っていても儲かる波に乗れてるのだから。
しかし停滞しはじめたとき、組織(土台)をおろそかにしていた会社は崩壊も早いだろなぁ・・・
個人も会社も、逆境のときこそ、真価が問われるように思う。
これからますます経営環境が厳しくなることが予想される業界においては、イノベーション、改善なしには生き残ることができないかもしれない。
そのためにも、全社的活動・・・1人1人が当事者意識をもって、全員がそれぞれの業務で常に製品やサービス、業務の質を改善していく取り組みをしていけることが望ましいと思う。
ひとりひとりを活かす経営を目指し、その仕事は実際に携わっている担当者が一番よく知っているはずだから、自ら考え、自ら動き、挑戦し、変革しつづける経営体質をつくっていけるよう、変化していきたいものです。
不平、不満、愚痴などにより、心構えが下向きになっているのを、そこで終わらず、上向きになる言葉に変換して、積極的な心構えになることが習慣になるよう、従業員の意識改革ができることが望ましいと思います。
経営者さん、耳に痛いことを聞くことになるかもしれないので一時的な精神的な痛みを伴うかもしれませんが、現状打破のため、組織改革のため、一度、経営幹部を集めて自由に本音が出てくる工夫をした上で、会社の不満、愚痴、問題点などを全部吐き出してもらうということをしてもらい、その上で、「どうすれば~~~か?」という言葉に変換するという作業をやってみてもらいたい。
(例)
・「社長が人の話を聞かない」→「どうすれば社長が人の話を聞くようになるか?」
・「売り上げが減少している」→「どうすれば売り上げが伸びるようになるか?」
・「商品自体がよくない」→「どうすれば良い商品ができるか?」
更に次のステップで、より積極的な心構えになれるノウハウがあるのだが省略する。
たくさんの不満、愚痴などネガティブな発言を、「どうすれば~?」に変換した中で、会社の優先取り組み課題を決めていき、それに対して、また1人1人から意見を聞き、最終的には改善のための担当者や実行期限など定める。こんな感じのことを会社の仕組化することで、前に進む企業にしていく・・・ 
その他にも、いろいろ積極的組織風土改革へのノウハウはあるのですが、省略。
例えば、目標管理制度も、その1つの手法だと思う。
その際、適切な目標設定、方向付けが経営者の重要な責任になる。
ビジネスで成功するコツって?
「これからの時代、どういう分野で仕事するのが一番いい?」
それに対して、斉藤一人さんの弟子でもある柴村恵美子社長がどう答えたか。
「その前に幸せになってください。しあわせであればどんな仕事をやってもうまくいきます。まず、しあわせを感じるのが先です」
ポジティブな心構えの土台のある・なしの差は、多分、大きいと思う。
積極的な心構えになるよう、社員も洗脳しとく?!
平均的な人が1日に漏らす不平の数は小さいとこまで含めて70回もあるらしいです。
そこでアメリカのある牧師さん、ある画期的な方法を思いつく。
礼拝に集まった人々に紫色のリストバントを渡し、不平を1つ言うたびに、リストバンドをつける腕を変えることを提案。目標はリストバンドを3週間、つけ変えないこと。
明日にでも社員に渡すためにリストバンドを購入しときますか?!もちろん、社長さんもバンドをしなければなりません。一番、つけ変えが激しいの、社長さんだったりして?!(笑)
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アインシュタインが講義の後に次のような質問を受けた。
「人間は何のために生きているんですか?」
アインシュタインは、「他人のためです」と答えたという。
アインシュタインに限らず、真理を探求する偉い人は、やはり同じような結論を得るとのこと。
より多く他人のために与えた者は、より多くの見返りを得る。
(見返りは、金銭、物品とは限らないが)
中村天風が修行中に師から次のような質問を受けた。
「お前は、何をしに生まれてきたのか?」
それに対して天風は考え続けた結果、宇宙の正しい姿である「進化・向上」に順応すべく生まれたとの結論に至る。
宇宙は、いま現在も、拡大・成長を続けている。
つまり、大宇宙そのものは、進化・向上・成長していくのが自然の姿なのだそうだ。
それゆえ、その一員である人間も、やはり進化、向上すべく生まれてきたのだそうな。他者に貢献していく生き方も、進化であり向上と言える。
<参考・引用文献:中村天風に学ぶ/著・松本幸夫 総合法令>
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福沢諭吉曰く、ひどい政府はひどい愚かな民がつくるという。
いまこの日本においても、このレベルの人民があるから、このレベルの政府があるのだ・・・と言っている。
1人1人の意識が変わっていけば、地域の・・・更には日本全体にもプラスの影響が広がるようになるかもしれない。
ネガティブな思想のほうが容易く広がってしまう性質があるが、それでもポジティブな思考も、自分だけでなく他者にもよい影響を与えて広がっていく性質がある。
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とにかく、よい人生を送りたいなら、まずは3週間、上司や近所の人の悪口とか部下の不満、会社への愚痴、健康への不安など、無理してでも否定的な言葉を考えない、使わないということを心がけてみよう。
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参考書籍
・脳にいいことだけをやりなさい/訳・茂木健一郎
・すごい会議/著・大橋禅太郎
・学問のすすめ/著・福沢諭吉
・名言セラピー/著・ひすいこたろう
・中村天風に学ぶ/著・松本幸夫

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