※このブログを投稿した後、多分、婚姻率について勘違いをしていたことに気付きました(汗)。
単純な話で、若い世代比率が高い都道府県ほど結婚する人が発生する確率も上がるということですかね?
今日の日記を削除しようと思いましたが微修正し、そのまま残します。内容に間違いがある可能性あるので、適当に流して読んでください。
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ドラッカー曰く、人口の重心移動に注意せよ・・・とのこと。
イノベーションを実現するために、人口構造の変化の予測は『既に起こった未来』として非常に重要なのですが、人口構造の検討で注意するのは人口よりもむしろ年齢構成・・・中でも最も急速に成長する最大の年齢集団の変化、すなわち人口の重心の移動が特に重要と指摘しています。
(参考文献:ピーター・ドラッカーの事業戦略論がわかる本/著・中野明)
そうなのである。データを見るときは、データの中身の年齢構成がどのようになっているかまで考慮して比較しないと、見えてくる答えが違ってくるかもしれない・・・
秋田は婚姻率が全国でワースト1位なのですよ。
それじゃあ、結婚する人が少ないのね、だから少子化が深刻になるのね、対策として婚姻率を上げよう・・・と考えたとしたら発想が短絡的かもしれません(汗)
でも私は、秋田が婚姻率全国ワースト1位とだけ聞いたとき、上記のように思ってしまいました。
しかしなんか違和感を感じる。関東いたとき、秋田以上に独身の30代が多かったような気がするのだけど?
でもデータ上、婚姻率が最下位の数値でているわけだしなぁ・・・データの背景、原因はなんでしょ?
私なりに仮説を立てて、因果関係を軽く確認。
一応、相関が見られるので、仮説、あっているかな?
仮説:多分、人口に占める高齢者の割合が高い県ほど、婚姻率は下がる。(結婚適齢期年齢の人口が少ないということに?)
対策:若者の県外流出の防止
(若い世代の流出が減れば、婚姻率も上がる?)
世代ごとの婚姻率の比較とその全体に対する割合の比較まですれば、もっと明確になると思うけど省略。
仮説の検証に用いたデータ
老年(65歳以上)人口割合・・・2005年データ
婚姻率・・・・2004年データ
★高齢者の割合が少ない順に10件
老年人口割合順位 婚 姻 率順位
沖縄県 47位 3位
埼玉県 46位 7位
神奈川県 45位 2位
愛知県 44位 4位
千葉県 43位 6位
滋賀県 42位 8位
東京都 41位 1位
大阪府 40位 5位
茨城県 39位 18位
栃木県 38位 9位
福岡県 37位 10位
★婚姻率が少ない順に10件
婚 姻 率順位 老年人口割合順位
秋田県 47位 2位
島根県 46位 1位
岩手県 45位 7位
高知県 44位 3位
新潟県 43位 13位
長崎県 42位 6位
徳島県 41位 8位
和歌山県 40位 10位
青森県 39位 20位
山口県 38位 5位
山形県 37位 4位
※秋田県公式webサイトより公開されている、下記よりデータを引用させていただきました。
http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1131953027525&SiteID=0
「統計で見る都道府県のすがた 2007」
「統計で見る市区町村のすがた 2007」
データ、面白いですね♪
次回のFPの勉強会で、統計の話をしたらどうかなぁと、ひさしぶりに人口統計データなどを見ていました。
テーマ、ドラッカー&コトラー&日本と秋田・・・で、まとめたら面白いのではないかと。
でも統計の話が好きかどうかって、興味が分かれそうだしなぁ・・・。少なくても、あまり旦那は興味ないと思われる。
ネタ、ボツになるかも。。。