うだうだ

》 旧ブログ記事(2010年以前)

今月中に、いろいろとやっておきたいことが・・・、というわけで、あまりブログを更新している余裕がありません。
いろいろと書きたいことは、日々、生じたりしているんですがねぇ。
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・竿灯&ワークライフバランス
昨年、竿灯の手伝いに毎日のように行っていた、うちの旦那。今年はそのままJCの竿灯会に入会してしまったようで、早くも5月から打ち合わせとか始まっているようです。
今日も本業の合間をぬって、なにやら作業しに行きました。
予定表を見ると、6月からは週3回ぐらい練習等が入っているようで・・・


・・・・いいんですけどね。
本音を言うと、家庭の事情によりということで、今年はお気楽な参加で済ませて欲しかったなぁ。
(なんか「役(?)」までもらって、大丈夫か?!)
私事ですが、来月、出産予定なんですよね。
で、里帰りする予定がない。
あまり家のことをやらない旦那に、これを機に、家事など協力的になってもらいたかったのだが・・・
既に戦力外の予感(汗)。。。
先週は少なかったけど、その前の週は週のうち5日間は飲み会だったりと、なにかと予定が入る旦那。(JC関係が多いですかね・・・)
家具や土袋等、あまり重い物を持ちたくないなぁ~と思いつつ、部屋の片付けやら庭いじりやら買い物など、あてにできないんで、時間かけてやってます。(妊婦と忘れるぐらい元気ですが、やはり疲れやすく、休みながら)
時間があっても、あまり家庭のことをやらない人なので、予定を減らしてもらっても一緒かな(苦笑)
皿洗いや掃除、犬の散歩などしてくれる旦那さんが羨ましい・・・
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・ニュースレター
代理店のほうのニュースレターを発行したのですが、今回は反応がいまいちのようで(泣)。。。(毎回、発行後すぐに複数の人から感想など頂く)
徐々に字数が増えて写真等が減り、読みづらくなってきてるのがまずかったかしら(汗)
それとも内容がマニアックすぎた?(汗)
次回からは軽い内容に戻そうと思うのですが、どうしても今回、書いておきたかったんですよね・・・
心の病が増えているのも、日本の若者が物欲や出世欲なく活力なくなっているのも、政治や経済が混沌として不透明なのも、その他もろもろ、表面上の対策でなんとかなるようなものでなく、心の土台から認識しなおす必要があるように感じている。
先行きの読めない、混沌とした時代では、なんとなく心に不安を抱えた人が増え、そして誰もが成功するわけでないから、逆境のときの心のあり方もより必要となると思う。
一昔前の、一億総中流家庭というのは、だんだん幻想になっていくんじゃないかな。貧富の格差が大きくなっていきそうな・・・
そんな時代背景の時は、心に安らぎを求め、老荘や仏教の思想が受け入れられやすいと思う。
無為自然、中庸、生かされて生きている・・・・
しかし私は、老荘や仏教の思想に、バランスの悪さを感じている。
油断すると枯れた気持ちになり、活力のない状態に陥ってしまう。
無欲でいることが本当に幸せなのか?
生きがいって、なんでしょね?
私自身、老荘や仏教(特に禅)が好きだけど、私的には老荘や仏教の思想をベースに+αした、『 NEO老荘・仏教(禅) 』の必要性を感じる。
その私の考えるポスト『 NEO老荘・仏教(禅) 』に、ブルーハーツと中村天風さんがあるかしら・・・
「欲」には、人を不幸にする「欲」と幸せにする「欲」とがあるように思う。
なんかね、ブルーハーツも中村天風さんも幸せのための「欲」を大事にしなさいって言っているような感じがするんですよね。
無欲でいることは、ある意味、ラクな生き方だと思う。
心穏やかに、平穏に。
静かに心に受け入れ、波風のない人生・・
そんな人生も悪くないのかもしれない・・・
人、それぞれですからね。
しかし、そんな人ばかりになったら、日本経済、大変ですね(苦笑)
~僕はいろいろなとこでいろいろな人に聞かれるんだよ。『楽しけりゃいいのか?』って。 いいんだよ。 そのかわり,楽じゃないんだよって。漢字で書いたら同じじゃんって。でもね,楽しいと楽は違うよ。楽しいと楽は対極だよ。楽しいことがしたいなら,楽はしちゃダメだと思うよ。~
(甲本ヒロト 「ドブネズミの詩」より引用)
積極的思考をススメる天風さんでありますが、ラクばかり考える楽観主義になれと言っている訳ではない。念のため。
~「簡単に得たものは失い易い」/「積極ということは、よほど注意を慎重にしないと、えてして制約のない楽天主義になる」~(中村天風)
いま秋田で地元紙に小説「親鸞」が掲載されていたこともあり「親鸞展」をやっている。そして先日、著者の五木寛之さんが講演にきていたようである。
五木さんファンの人には申し訳ないが、どうも自分は五木さんの考えには疑問や共感できない部分が多く、先日の講演内容を紹介した新聞を読んでまた、「こういった影響力ある人がこうゆうこと言って、更に鬱病の人が増えるんじゃ・・・」という漠然とした感想を持った。
古代インドの「四住期」に興味を持ち、五木さんの著書「林住期」を読んだことがあるが、内容をほとんど忘れたけど、なんだかなぁ・・・という感想を持った記憶がある。(本当に五木さんファンの人、ごめんなさい)
~人生は苦の娑婆だなんて言っているのは、悟りを開けない奴の寝言ですよ / 理屈ベラベラ言う奴が、案外人生をのたうち回って生きている場合が多い~(中村天風)
私が五木さんの考え方に共感できないと思うのと同じように、逆に人によっては私の思想や中村天風さんの思想に共感できないと思う人も多いと思う。
人それぞれに、合った思想や考え方ってあると思うんですよね。
それでいいと思う。
心の病を考えても、自分に効果のあったやり方や考え方が他の人に合うとは限らないし。
又、その時々で自分に合った思想が変わったりしますしね。
あまり心理学に詳しくないけど、心に傷を負ったとき、回復の過程にステップがあると思うんですよね。
回復の過程で、自分と向き合い、泣いたり怒ったり、感情を吐き出したりが必要な時期もあると思う。
そんな時期に、天風さんの思想を押し付けて「積極的な心構え」を諭しても傷を深くするだけの場合もあるでしょう。
逆に傷が軽度だったり回復過程にある場合は、暗い心に逆戻りさせないよう励ましが有効だったりすると思うんですよね。
よくなってきているところに、慰めや同情などの言葉ばかりかけていたのでは逆効果になる可能性も。
そのタイミング、タイミングで必要とされる言葉が違うように思う。
消極的な言葉は、潜在意識に影響し、病んでない人まで病ませてしまう。
~うつを敵視し、それを悪と考えることをまずやめなければならない。うつは現代人の正しい心のありようなのだ。それをまったく感じないような人こそ病人だろう。・・・(中略)・・・生きるということは、楽しい一方ではなく、うつという重い荷物を背負って坂道を歩くがごとしと覚悟する・・・(中略)・・・衆生病み、世間も病むいま、私たちの心が病まないわけがあろうか。日々、うつを感じつつ生きることこそ、現代における人間らしい生き方なのだ。~(「林住期」/著・五木寛之より引用)
共感する人もいるんでしょうね・・・
私も昔だったら共感したかしら・・・・
いま自分が多くの人に必要なのは「認知療法」なんじゃないかと思うんですよね。
(認知療法とは、軽~中度の鬱病やPTSDなどの心の病に有効とされている精神療法で、自分を生きづらくしている心のクセや考え方を、よい方向へ正していく治療法。詳しくは「認知療法」で検索してください)
病気じゃなくても、予防を兼ねて、心の悪い癖は正していったほうがよいと思う。
先が見えない、景気が悪い、少子高齢化、政治ボロボロ・・・・だから暗い気持ちになるのは仕方がない、心が病むのも仕方がない・・・って、それじゃぁ、駄目でしょ(苦笑)
そんな気持ちでニュースレターを書いたのですけどね(苦笑)
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・ブーム
最近、ドラッカーを読む人が増えた?
うちにもドラッカー本がたくさんありますよ。ニヤリ☆(笑)
次、安岡正篤さん&中村天風さん、流行らないかなぁ~
~どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である~(中村天風)
経営に限らず、政治にしても教育にしても、まずなんにしろ国の将来を考えると「人間」が土台だと思う。
知識といったものも大事だけど、歴史や人を動かしてきたのは、信念や情熱など心から湧き出るものでしょう。
過去日記より引用
http://keiei-roumu.sblo.jp/article/31396617.html
最近読んでいた本に、「修身」や「修養」という言葉が多々出てきた。
知識や技術などといったものは、それはそれで大切には違いないが二義的なもの、枝葉のようなもので、人間としての本質的なもの、根本のほうがより重要。
にも関わらず、明治以降の教育において、人間教育は疎かにされ、西洋近代文明の模倣、再現に役立つ、もっぱら知識教育、技術教育に偏っていってしまったそうな。
その結果、明治時代はまだ旧幕府時代の余徳があったが、功利的、知識的な機械的人物、才人、理論家等は輩出しているものの人物的な深さのある人材が乏しくなり、弊害が・・・・・
人間ができていないと、いくら知識があっても見識はなかったりする。
興亡盛衰の通則として、世の中が非常に乱れてくると、型にはまった人間では役に立たないのだそうだ。
保守的な平凡な時代が続くと、どうしても沈滞してきて、やがて混乱の時代に。更にやがて破滅になるか、あるいはその破滅の中からまた新しい創業・建設の時代になるのであるが、興亡は民族のエネルギー、活力、これを体現する人物の有無によって決まるとのこと。
しからば、そういった新しい時代を創造するような人物はどうして生まれるかというと、これは知識や技術の学問からは生まれず、智慧や徳の学問、そういった教育の中から生まれるそうです。
幕末維新の際の英雄豪傑は、やはりあの時代の精神的、道徳的な学問、教育から生まれた。
(安岡正篤さんの書籍参考)

更にやがて破滅になるか、あるいはその破滅の中からまた新しい創業・建設の時代に・・・
果たして日本の未来は、破滅か?!はたまた新しい創業・建設の時代か?!
余談ですが、先日、旦那がJC主催のセミナー(?)に参加して、書籍を買わされて帰ってきました。(ちゃんと読みなさいよ!(怒)。前も別のセミナーで本を買ってきて、読まないで放置よね・・・?)
誰の本かと思ったら、安岡正篤さんの「論語に学ぶ」、でした。
私の持っていない著作でよかったです(汗)
安岡正篤さん&中村天風さん、知っている人は知っているんですよね。。。
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・ニュースレターの記事、転載。
今回発行のニュースレターの一部、転載しますね。
<ニュースレター最新号の記事より>
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人物シリーズ「中村天風」
~喜びや楽しみをいかに多く自分自身に感じさせ、怒りや悲しみをいかに統御するか、ここで人生はまったく違ったものになる~
(「君に成功を贈る」中村天風述 の、はしがきより引用)

言葉には人生を左右する力がある。この自覚こそ人生を勝利に導く最良の武器である。

古今東西の経営者や思想家等の書籍を読んで、私なりに幸せな成功者の共通点をまとめると、
①心に入る言葉(感情)に注意する。
②自分の発する言葉(態度)に注意する。
③感謝の気持ちを大切にする。
この3点を大事にしている人が多いような気がします。物質的な成功の有無は別として、幸せになりたかったら、この3 点に気をつけたいところです。逆に不幸になりたかったら、その反対をやれば・・・
ニュースレターH21・春号で、精神論だけじゃなく脳科学的にも、肉体の健康のために食べ物や飲み物に注意するのと同様、人生の健康のために心に何を入れるのか注意が必要であることを書きました。
生まれ育った環境や社会に出てから出会った人の影響、目や耳など五感から入ってくる情報等、いろんな心の中に入ってきた情報や感情の積み重ねが、いまの自分の思考をつくり、人生をつくっています。   
幸福・幸運に恵まれたかったら、自分の心構えを変えること。使う言葉に慎重な注意を払うようにする。   
もし消極的な言葉を使ってしまったら、すぐに積極的な考えを付け加えて、思考が積極的な考えで終わるよう、クセをつけること。習慣は第二の天性なり。良くも悪くも、心が変われば運命が変わります。
怒ることがあるから怒るんだ、悲しむことがあるから悲しむんだ、ということじゃ、人生に幸福なんてきやしないぜ。
人間と動物には、大きな違いがあります。
天風さんは、「人間は感情の動物ではない、感情を統御しうる生物なり」と言っています。
辛いことがあったとき、神経過敏に、感情任せで怒りや悲しみにとらわれ続け、自分で自分をいつまでも苦しめ続ける人が沢山います。心と肉体は連動しがちなので、そのうち神経が弱って体までおかしくなったり。しかし、辛いのだから、いつまでも辛がるのは正当なことだと思ったら、それでは動物と一緒。怒りなどの原因が他人だったとしても、誰に頼まれたのでもないのに念には念を入れて何度も思い出して、自分の心を苦しめ続けているのは自分自身の心です。自分が変わらない限り、苦しいままです。
納得いかないこともあるだろうけど、怒りや悲しみだらけで、いいことありますかね? 逆に更なる不幸を引き寄せちゃいそうですよね。愚痴や不満ばっかり言っていると、それを聞いている人にまで良くない影響を与えてしまいますし。 「心こそ心まどわす心なり 心に心 心ゆるすな」(古歌) 感情のまま生きるか、感情を統御することを心がけていくか・・・皆様の判断にお任せします。

たとえ身に病あれど心まで病ませない、運命に非なるものあれど心まで悩ませない。

ある程度の年齢になったら他人のせいにして生きていくのではなく、自分の人生は自分で責任を持たないといけない。それが大人になるってことだと思います。そのために、自立心を持たないといけない。 ②と③についての説明は省略しますが、①について補足すると、「心に入る言葉(感情)に注意する」ということが、正しい見識を深め、自立心を持たないと、何を受け入れ、何を受け入れてはいけないかの判断ができません。
現代社会、心を無防備にして油断していると、どんどん消極的観念が心に入って潜在意識に作用し、健康、人生を悪くします。
しっかり自立心・・・自分以外の物事に必要以上に影響されない、自分自身を信じる心構えを持っていないと、外部から入ってくる消極的な情報や感情に振り回され、自分自身が潰されてしまいます。 うまく物事がいかなかったり、他人から否定されたり、心ないことを言われたり。・・・その結果、油断すると自分なんて価値のない人間のように感じてしまう。暗い気持ちで心をいっぱいにして現状がよくなればいいのですが、実際は逆でしょう。
人の目を気にし、他人と違うことを恐れ、自信喪失の結果、性格も行動も萎縮。益々、自分を見失い、他人に左右される。こんなのが続けば、運命的に悪い影響が出てくるのは想像に容易いと思います。
幸も不幸も他者との関わり、しかも狭い日常の人間関係の中から生じることが多いと思います。
うまく物事がいかなかったり他人から否定されたりした時、謙虚さや反省は大事ですが、自信まで失ってしまうと立直りに時間がかかります。心構え正しく前向きに、事実と向き合い、自分が間違っているならどうすればよいか考え、間違ってないと思うなら、自分以外の物事に必要以上に影響されず自分自身を信じる。(その時、正面から対立するのではなく、相手を見て柔軟に対応したいところです)
他人の評価を気にしながらあっちこっちとフラフラする人よりは、「自分にとってはこれが最高なんだ!」と開き直り、自己満足を求めて一気にのめり込んでいく人が、最終的には成功するものだ。(甲本ヒロト)
よい方向へいくならよいのですが、悪い方向へいく「心のブレーキ」は避けたいですね。
否定されたり、失敗したり、人と違うと言われたりするのは怖いですけど。
前に進む気持ちを失えば、人生、暗いものになってしまいます。
生きがいのある人生に生きようと欲するならば、何よりも一番戒めなければならないのは心配や悲観である。
人生、二度なし。100年たったら誰もいない。いまもしも、うまくいかず格好悪い人生を送っていたとしても、誰に気にする必要が? 格好悪くたって、いいじゃん。どんなに勉強したりして頭のいい人でも、世の中、いつも思い通りにいくわけなくて、失敗したり間違いをおかしたりしています。政治家なんか見てたら、インテリだらけなのに、なんでこうも・・・と思いますもん。いっぱい勉強してるはずの人だって間違いを犯すのだから、凡人の自分ならもっと間違いを犯すでしょう。だったら、失敗を繰り返しながら人間は成長していくんだよなって、もっと気楽に、気楽に。
どうにもならないことに心を悩ませ泣いて暮らすより、どんな状況でも、喜びを見つけ人生を楽しむ気持ちが持てたらいいなと思いませんか?
(私も悩んだり落ち込んだりしてますが(苦笑))
笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤である。
頑張りましょ!
中村天風さん、シリーズ登場2回目です。
中村天風さん及び安岡正篤さんといえば、歴代総理大臣など、昭和の政界、経済界に大変影響を与えた巨人として、知る人ぞ知る存在です。うちには両氏の書籍が何冊もあります。 
天風さんの思想を私見により無理やりまとめると、量子力学+脳科学+ヨガ+仏教(禅)・老荘思想・・・科学と哲学を、よりよい方向へミックスした感じ。(うまく説明できずスミマセン)
想像を絶するほど波乱万丈だった天風さんの人生。死の病にも直面し、救いを求め、医学書を漁り、それで駄目だとわかると心に安らぎを求めるため、宗教、哲学、心理学等の書を次々と読み漁り、さらには世界へ求道の旅に出ました。そしてインドで修行し答えを見つける。帰国後は実業界で活躍するも、突如一切の地位を投げ打ち、大道説法に転じました。
※文中の太字は中村天風さんの言葉(甲本ヒロト以外)
■中村天風 1876年~1968年 東京生まれ。実業界で成功後、地位や名誉をすべて捨て、人々の啓蒙に専念する。東郷平八郎、原敬、山本五十六、皇族、松下幸之助、稲盛和夫、双葉山、長嶋茂雄など大勢の知識人、著名人に多大な影響を与えた。著書に「運命を拓く」「ほんとうの心の力」「成功の実現」など多数。
■参考図書 「成功の実現」「盛大な人生」「心に成功の炎を」「君に成功を贈る」/いずれも中村天風述

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