読書感想:『「一生食べていける力」がつく大前家の子育て』を読みました②

》親の読書

前回、投稿した大前さんの本の感想続きです。

大前さんは数学の練習問題を200問解けと言われたら、自分は全部解いてしまうタイプなのだそうです。(カリカリおやじ。熱烈な競争心。与えられたら、さっさと始めに全部消化)

反対に息子さんたちは、最初の3問ぐらい解いて、あとは同じだとわかったら、「以下同じ」と書いて済ませてしまうのだそうです。(ほのぼの息子。全部最後までためておいて、最終的にねじりハチマキでやるタイプ)

本の中でも大前さん、最初の3つができたなら、その子はその問題の解き方が分かっているということであり、そのあとの計算だけならコンピューターの方が得意、そういったコンピューターに得意なことを、人間が競ってやるのは無駄····と、書かれています。

全部解くのも、一部しか解かないのも、本人の性格もあるし、どっちが正しいということはないのだけど、大前さんのような猛烈タイプは例外で、息子さんのような思考回路でやっていかないと社会に出てからは、生産性向上、業務効率化できなくて、新しいやり方を学ぶ時間もとれなくて、生産性低いまま、だらだらいってしまう原因になるでしょう····。効率よくやって浮いた時間で新しいスキルを学ぶような人と差が····

私も時折、学校の宿題で大量の計算問題など出ますと、無駄だと思えば、息子にやらなくてよいと伝え、実際に省略させることがあります。

毎週、朝に週1回、計算ドリルからのテストがありますが、その範囲のドリルを家庭学習ノートにやっていかないと、先生によっては学校の休み時間に、それをやらせます·····(その範囲をドリルやらなくても分かっているかは関係ありません。前の担任の先生だったとき、息子もやらされました·····)

なので、まったくやらないのではなく、ドリルの問題をさらっと見て、問題番号を4飛びでやらせたり、問題数を激減させます。
読むだけで答えが出るような問題は、口頭で回答させ、ノートには私の方から、口頭でやらせましたと一筆書いて済ませることもあります。

ある年の冬休みでは、大量の宿題プリントの他に大量のドリルのページも指定されたので、さすがに少しキレまして、宿題が多かったので、ドリルは省略させてもらいましたと、学校には私が一筆書いて、息子に宿題課題をもって行かせたこともあります。

(こうして宿題やらなかったからといって、息子が計算遅いとかはありません。観察して苦手そうだと思ったら、短期集中大量特訓等、学校で困らない程度には計算スキルをあげてますので)

宿題量のコントロールは、親の理解と先生の理解がないと、子供だけでは力関係で負けて、どうしようもありません。
量をコントロールし、浮いた時間で、質の良い勉強をさせたい。
もしくは、小学生のうちは、たくさん本を読ませたい。

息子に聞くと、お友達は家庭学習ノートに、ちゃんと大量のドリルの計算問題やってる子も多いみたい。
まぁ子供の頭では省略して問題数減らすとか思いもせず、全部やらないと先生に怒られると考えていても不思議ではない。
それだけ子供にとって先生って絶対なんですよね·····
大人になってみたら、そんなことないし、必ずしも正しいこと、正解は1つでないと気が付いたりしますが·····

まぁ、子供に限らず、親も先生から言われたら、そのまま受け入れる人が多いか·····
宿題はやりたくなくてもやりなさい、無駄と思っても理不尽でも、社会にでたときの練習です、学校の言うことに疑問をもっちゃいけない·····
(改善のため動くという思想はない)

いずれ、自分の頭で考えるということが大事

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