読書記録:「英語ができない親の脳 英語ができる子どもの脳」と「お金に強い子供に育てる方法」を読みました。

》親の読書

週末に読んだ本、2冊の備忘録。

1冊目。
「英語ができない親の脳 英語ができる子どもの脳」

塾の宣伝が多くて、人にもおススメするかといえば微妙だけど、けっこう私には参考になり、読んでよかったかなぁ。

フォニックスを覚えて、それから大量に多読・・・

今後、この流れでの英語学習方法、どんどん広がっていくんじゃないでしょうかね。

この本では、フォニックスの学習の教材として、「Sounds Great」(全5巻)を教室では使っていることを紹介していました。
うちの息子も、英文が読めるようになってきたのは、フォニックスを勉強してからなので、フォニックスの効果は私も非常に実感しております。

この書籍を書かれた人の教室では、英語経験ゼロでも、ほとんどの生徒が、年長さんであれ、小学1年生であれ、およそ1年で英検3級を取得しているそうです。
(ちなみに英語教育に力をいれている私立小学校は、小学校卒業までに3級を目標に設定しているらしいです)

まず初心者の時期にやっているのが、
①フォニックス
②語彙
③文法
④読書
・・・・この4つをバランスよく。どれがかけても英語学習は成り立たないとの事。

この教室では、④の読書、読ませる量が違うようです・・・。
月間50万語!
幼稚園児でも小学生でも年齢関係なく。
公立中学校の3年間分の英語教科書の収録語数を数えると数万語程度、名門私立中学校となっても3年間で30万語程度らしいので、ほんと桁違い。

50万語というと、どのぐらいの量かというと、ハリーポッターの原書が1冊で25万語程度なので、ハリーポッター2冊を読めば、だいたい50万語。

そういえば、私が参考にしていたブログ主の息子さんは、3才から多読を始めて小学6年生で英検1級に合格。多読で英語を伸ばし、読んだ語数は3000万語超。

この教室では、初心者のペースメーカーの本として、「オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)」を使っているそうです。
もう多読で英語を勉強する人の、超定番絵本ですね。
うちもORTを軸にしながら、たまに他の本に手を出したり・・・って感じです。
英語をはじめたばかりのお子様は、ORTを毎週1パックずつ読むことをすすめていて、8カ月で9ステージを読み切るスピード感が理想だそうです。

ほんとね、これから益々、英語の多読による学習スタイルが流行ると思うんですよね。
有名絵本は動画サイトで朗読を見つけられることが多いので、音源なし絵本でもなんとかなる場合もありますが・・・
音源付きで洋書をたくさん、秋田県内の図書館に置いてくれませんかね?
県外の図書館だと、ORTも音源付きで貸し出ししてくれるところもあります。
秋田市の図書館にもORTおいていますが、いかんせん音源が・・・(涙)
これから外国人労働者の受け入れも進んでいけば、外国人が図書館を利用することも増えていくかもしれなく、そういった面からも、秋田の図書館に洋書が増えますように・・・と、願うのでした。

ORTを音源付きで大人買いしようとすると、約10万円ぐらいはかかると思うんですよね。
人気ある教材は中古でも高値で取引されますから、1~2年後にORT卒業して、売って、多少は費用を回収できたとしても、そこそこの出費・・・・。
費用面がクリアできたら多読を試してみたいと思う人が、これから増えると思うので、そんなときに図書館にあると、助かるだろうなぁ~と。
(フォニックス学習も、「書いておぼえるフォニックス」2千円と、フリクションペン、無料フォニックスアプリの組み合わせで、英語苦手でも、安く、短期間で覚える方法がある)
それで英語ができる人が秋田に増えたら、ちょっと嬉しいじゃないですか。

2冊目。
「お金に強い子供に育てる方法」

なるべく本は中古で済むなら中古で買って費用を抑えるのですが(1冊目の本も300円ぐらいでしたので・・・)、これは発売から間もなくで、定価で買いました。

ほんとね・・・ 息子の教育、うまくいっていない部分も多いのですよ。

子供を自立させることが、親の最大の務めだと思っております。
動物の世界でも、巣立ちの頃には、親は子供を攻撃してでも追い払って、自分でエサを食べれるようにと、自立を促すわけでして、自分の好きなこと、遊びたいことばかり優先で、やることをやらずに、手伝いも逃げる息子に、いつも「キーーー!!!!!(怒)」となっております・・・
完全に母、ナメられております・・・

ご飯食べれたり、寝るところあったりを、当たり前に思うべからず(怒)。
あなた、お客さん? 
家族の一員として、自分なりにやれることをやろうとしないのは、お客さん感覚なのかしら?(怒)。
働かざる者食うべからず・・・
そろそろ無駄食いして、遊んでばかりのお客さんは、迷惑だから帰ってくれないかしら?
働け!(怒)母の無料奉仕を当たり前と思わないでね? お金取るわよ?(怒)

えぇ、日々、バトルです。

子供の遊びの時間・・・ 子供の時間を奪わない事は大切ですが、他にも教えないといけない大事なことはあるわけで、このところは、「今日の午前中は家の手伝いをしないといけないからと言って、お友達と遊ぶのは断ってね、午後からなら遊べるよと伝えてね」・・・と、教育の時間をとろうとしていますが、なかなか・・・

ハァ・・・
対策として、いままでの読書ポイントシステムの他に、新たなる家庭内システムを導入しようかと漠然と思っていたところに、この本の『子供の部屋の掃除代、1ヶ月の食事代を支払わせる・・・』、これだ!、と(笑)。

フフフ・・・ 新たな家庭内システムを計画中(笑)
(※素直な子でしたら、このようなシステムは不要だと思いますが、息子のように手強い子ですと、親も知恵比べになるのです・・・)

面白く読めた本でした。
既に似たような内容の本を何冊か読んでいたので、新鮮さは少ない部分もあったのですが、全体的に共感するところが多い内容で、これからの日本を考えるにあたっても、そうだよなぁ・・・と。

以前に別の本でも見かけた、世界の時価総額ランキング・・・
バブル時と現在の比較、この本でも出てきていて、しみじみと、世界における、いまの日本の位置に、切なさを感じました・・・
アジアの中でトップも幻想・・・

過去の栄光・・・

英語、IT、数学(論理力)、読書力(教養)・・・
このへんちょっと、秋田の子を鍛えて、なんとかできないですかねぇ・・・

息子を通して秋田の教育に感じるのが、「同調圧力」「横並び」「正解は1つ・・・」等々。
なんかね、どんどん角をとられていくというか、枠の中に収まりなさいね~と、みんな同じような賢い良い子にされていってしまっているような感じ・・・。いいのか、悪いのかよくわかりませんが。
最近、ほんと見ただけでわかるようなヤンキーを見ることもなくなりましたよね・・・
みんな黒髪、おりこうさんの格好・・・
これもいいのか、悪いのかよくわかりませんが・・・。
人と違うのを通そうとするのが難しい。家庭学習1つにしても。
なんかつまらない・・・と、思う私はひねくれものですから(苦笑)

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