社労士の勉強を始めて、親から労働相談されました。
社内でも労働相談や年金相談をされるようになる。
一緒に社労士の勉強をしている旦那も、社内で労働相談や年金相談を時々されるようになったようです。
先日も部署での飲み会があったのですが、55歳以上ぐらいのおじさん達を中心に、年金の質問攻めにあったようです。
定年年齢が近づいてくると、リアルに年金問題について気になってくるんでしょうね。
自分のなかで仕組みをだいたい理解していても、突然の質問には具体的なことを自信をもって説明できなかったりで、自分たちの勉強不足をお互いに反省する材料になりました。
それにしても、年金制度を勉強していると、その複雑さに時々嫌気がさします。昨年も大きな法改正があり、わけのわからない言葉がたくさん出てきまして、今年の受験勉強がちょっと憂鬱です。
雇用保険や年金受給、生涯受取額が世代間格差、拡大中・・・
数ヶ月前、LEC の無料年金改正講座に参加させてもらったときに話していただいた内容を紹介。
既に段階的に年金の受給開始年齢引き上げがはじまっております。
過去の60歳から年金受給、失業手当併給ありの世代に比べ、昭和36年4月2日以降生まれ(男性の場合)の方は、単純計算の試算で「1500万円!」も、行政からいただく手取りが、減ってしまいます。大きい金額ですよね。
消費税や所得税を上げたりするのは目立ちますが、雇用保険や年金受給などはよくわかっていない人が多いので、しらないうちに国民の手取りを減らしやすいですよね・・・。
恐るべし。
年々、保険料率や税金など、国民の負担が増えていきそうな雰囲気なのに、いつの間にか老後の手取りが減らされ、自己努力も必要とされる時代になっていってますねぇ・・・。
1500万円という試算は、サラリーマン(厚生年金)の方が年金を年間240万円受給できるとして、それに×5年分(60歳が65歳支給へなるため)、プラス、過去には併給できていた失業保険分300万円を合わせた数字です。