昨日、痛みが和らいだように思ったのは薬が効いていたからみたいでした・・・・。
早く治りますように!
さて、事務指定講習中に読んでいたタイトルの本、かなり面白かったです。
おすすめ!
でも普通のサラリーマンや大企業の社長さんが読んでも面白くないかもしれない。
従業員100人以下の社長さんか、士業や中小企業を相手にするコンサルタントなら非常に面白く読めると思う。
社労士も開業すれば自分も経営者の1人。
自分の経営戦略の視点からと、もし顧客をもったなら、客に対するアドバイスの視点として2つの角度から読むことができました。
ちょっとだけ、この本だけを読んでいると誤解する人がいて「人の使い方」についてバランスを欠き、経営者が内部の反乱により足元をすくわれるのではないかと懸念しました。
影響力の原則を考えると、人を使う上での心理学なども重要だと思うんですよね。
従業員を機械や道具のように考えるワンマンな社長になり内部崩壊しないように、この本だけでなくあわせて韓非子やDカーネギーの「人を動かす」とかも読んでほしいですね。
向上心が強く勉強熱心な社長さんは人徳もそれなりにすぐれているという前提で書かれているのかな?
竹田陽一さんもDカーネギーの本を読んだりしていますし、人徳はそれなりにあるのが当たり前という前提と解釈させていただきました。
いろいろと読んでいくうちに、自分の頭の中で漠然としていた考えのいくつかがまとまりました。
けっこう自分はケチなのです。
費用対効果は、かなり気にしますね。
もし自分が社長だったら、経営の利益につながらないコストはできるだけ払いたくない!
・・・と、つねづね思ってました。
そうなると社労士の仕事って・・・・
給与計算や1・2号業務(社会保険手続き関係)は、kazu社長(仮名)にとって、できるだけ払いたくない経費です。
お金が出るだけで、利益にはつながらないから。
誰がやっても結果は基本的には一緒だから、多分安いところを探します。
税理士さんは、よい税理士さんなら税金が減り利益が増えますから、kazu社長(仮名)は気に入った税理士さんなら顧問料も投資とみます。
もぐりで税理士さんの事務所アシスタントが1・2号業務やってくれるそうです。じゃぁ、ここでいいや。
・・・って(爆)。。。
結局自分が社長だったら、会社の利益を守ってくれるか業績を上げるための経営参謀にもなってくれるような人ならコストも投資とみて契約してもいいかなぁ~と思うかな?
なんとなくミッションが見えてきたという感じでしょうか・・・・
さて、社労士の仕事って何?ってきかれたときに、いろいろあるけど自分は人事・労務に関するコンサルタントをやっている・・・って答えたとしたら・・・・
競合は社労士業界だけではないんですよね。
3号業務(コンサル)をやるなら、視野が広くないとだめといったところでしょうか・・・・
社労士資格がなくても人事制度改革や賃金規程の見直しなどできますからね。
・・・・まだ何をやるか思案中なのですがね。
興味があちらこちらに分散し、絞り込めておりません。
経営戦略的にはあまりよくない(苦笑)
わかっちゃいるけど~(汗)
強いものづくりや1番づくりは重要です。
竹田陽一さんだけでなく船井幸雄さんも語っております。
中小企業を相手にとなると、総合的にいろいろと対応できる必要もあるでしょうが、それでも中長期的視点から考えると、じっくり戦略を考えたいところ。
ネット戦略を考える場合でも・・・・
まぁ、絞り込まずに、ひたすらアンテナを立てて情報収集している時期があってもいいですよね。
混沌とした中からひらめくかもしれないし~♪
エヘヘヘヘ・・・・
(スタートダッシュに程遠いところいますね(笑)。自覚はあり(汗))
経営の重点ウエイト的には、
組織対策は13%、そのうちわけも11.4%は戦略で従業員にいかに力を発揮してもらうかなど力を入れるところですが、1.9%は戦術で賃金制度など、できるだけ比重を軽くしていきたいところだと書かれています。
会社の業績を上げる経営コンサルっぽい社労士さんになるためには、11.4%のところにからむしかないのか?
・・・営業対策、会社の経営に左右するウエイトが非常に高いですね~。全体の53%ですか・・・・。
ここにうまくからむことができたら、会社業績をあげるのに実績の高い、素晴らしい経営参謀・社労士さんと重宝されるかしら?
むぅ~(悩)
研究課題にしておこう・・・。
いろいろと「仕組みづくり」の話とか、共感する内容が多く書かれていました。
ほんま、仕組みづくりは重要やねん・・・。
ノウハウの個人もちは経営リスクが高まるねん。
教育効率も下がるし。
特に中小企業だと、その人がいなくなったとたんに仕事がまわらなくなったりすると困るから、ノウハウは個人だけでなく会社にも蓄積していくような仕組みづくりをしていくべきだと思っているので。
けっこう私は、手順化、標準化、教育・訓練を重要視する。
製造業経験が長かった影響かな?
そんなベースがあるせいか、とても共感して読めました。
私の雑感だらけですが、ほんと面白く読めました。
自分自身の経営やコンサルとしてのイメージが膨らんでゆく~
・・・・と、ここで1つ現実に引き戻される。
本の最後の方に、竹田陽一さんがコンサルをやって失敗した体験の1つより・・・
「顧問契約をした会社の社長が私より10歳も15歳も年上であったため、強く言えなかった」
・・・・・・・・・・。
いやね、私も薄々以前から、自分にとっての一番のハードルはここだろうと思ってました。
私には話術やカリスマ性がないらしく、よく意見が通らないのを実家や社会人生活で経験していたもので(泣)。。。。
ふぅ~・・・・・
説明とか苦手なんですよね・・・・(コンサルやるのに致命的(爆))
頭のスイッチが入っているときは、よー喋れるようになるんですが、その場合、淡々とした喋り方になって、冷たい印象を与えてしまうらしいし(汗)
・・・・別に怒ってないのだけど。。。。
お願い営業より、お願いされて仕事するスタイルの方が、比較的うまくいくような気がする・・・。(だからといって、高飛車にはならないですよ(汗))
そのためにはブランディング戦略により、自分をすごそうに演出してみる?
書籍を出してみるとか、凄い人かも?!と錯覚をおこしそうなHPを作成しておくとか?(笑)
中身は同じでも、人間、看板効果や知名度、肩書き効果には弱いですからね・・・
実際に会ったらヘボくてヘロヘロでも、あんな素晴らしい内容のHPを作成している先生なのだから見た目はこんなだけど、素晴らしい仕事をしてくれるはずだと錯覚をおこすのを期待するとか?
・・・・冗談です。
詐欺師、ペテン師にならないよう、ちゃんとがんばります(汗)
世の中、イメージが先行しがちですが、ちゃんと中身があるか、実績があるか、コンサルを頼む社長さん、ちゃんと確認しましょうね!
・・・・って、自分の首を絞めました(爆)
コンサルタント活用法についても本に書かれております。