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》 旧ブログ記事(2010年以前)

中小企業は「人育て業」という。
大企業のように優秀な人材が入ってくることは、まず期待できない。
出来が悪いのしか入ってこないのが当たり前と思っていたほうがよい。
(実際、零細企業に大変優秀な人が中途入社してしまった場合、それが社内のバランスを崩しトラブルとなる場合もある。詳細は省略しますが・・・)
そもそも出来が悪いのを使えるようにするのだから、そのためには大企業以上に熱心に時間をかけて教育、訓練、改善、工夫に取り組まなければ、企業として競争の中、生き残りが難しくなるのは当然のような・・・
教育、訓練をするためには社長および幹部は、しっかりどのように仕組みづくりをするか、効果を出すためになにを教えるか、日々、勉強、研究しなくてはならないかしら。
ここ数日読んだ本の中で思ったのが、企業として成長する会社とそうでない会社の1つに、経営者が人を育てて使うのが上手か下手があると思いました。
人を使うのが下手ならば、家業としてあまり規模を大きくすることなく経営していたほうがよいような・・・
会社として成長して規模が大きくなってくると、いずれ社長が1人でいろいろと考えるには限界がでてきますねん・・・
同族経営。。。
だいたい自分、50人以下ぐらいの同族経営の中小企業をイメージしながら考えています。
となると、お父さん、お母さん、息子およびその嫁・・・などと、どっぷり経営者一族が経営の幹部というのも珍しくないだろうなぁ。。。
それが悪いことという訳でないですが、じわじわいつの間にか社員の人数が増えたにもかかわらず、家族経営の感覚のままいってしまい、内部の仕組みづくりがボロボロだったり、悪気なく法律に無知で労働基準法違反など続けてしまったり・・・に、気をつけないとなりかねないですよね。
身内以外、他人を雇うようになったなら、その分、背負うものもリスクも増えますねん、知らなかったじゃすまないのですがね。。。
そう、他人を雇うことになったなら、リスクが増えるんですよ。。。
そのへんに無関心というか簡単に考えている経営者が多いように思います。
それに雇った人とその家族の生活も背負うことになります。
自分、非常にネガティブなのか、自分のイメージする中小同族会社の社長って、中年オヤジで仁義はあるが道徳モラルの認識が薄く、超頑固で超短気(汗)。。。
・・・って、自分の父がイメージやん(汗)。
お父さん、お願いだから法律守って~(泣)。
あとで困るのは自分よ?
なんかあったときに、それみたことか・・・になるのよ(泣)。。。
うるせーーー!理論、理屈はききたくない!
なんか困った時に、じゃぁ国が助けてくれるかい?
んなことねーだろ、法律、法律、うるせーーー!!!!
娘の心配、父に届かず・・・(爆)。。。
まともに正論の話をすれば嫌われますから~。。。(汗)
(※実際にあったやりとりじゃありません。イメージです)
自分のイメージがそんななので、世の中の同族会社の経営者さんにも、同じように娘になった気持ちで心配になってしまいます。
サービス残業させている会社にも、道徳的な視点からモラルを正そうとしているつもりはなく、損得勘定からトラブルに発展した場合の会社のうけるダメージを心配してますねん。最悪、書類送検されてサービス残業代支払命令倒産するかも???
目先だけ考えて法律を否定するのではなく、法律を勉強して、結果として損しないように、うまく立ち回ってもらいたいねん。
(残業代にしても、法律に熟知していれば合法的に抑えるようにすることもできたりするケースもありますねん・・・)
ただこのタイプに、それをうまく伝えるのが難しい・・・
私の言い方が悪いということで、私が変わらなければならない問題なのかもしれませんが。。。
世の中、理論理屈じゃない部分も多いことは知ってますねん。
しかし、裁判にでもなれば理論理屈で泣かされますよ?

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