チェンジ・リーダー

》 旧ブログ記事(2010年以前)

ドラッカー曰く、
いままでの組織は継続を目的にしてきたけど、これからの組織は変化を目的にしないといけないそうだ。
大変ねぇ~
第二次世界大戦直後の頃から世の中が知識社会へ転換しはじめたのですが、この転換における一大変化が2010~2020年にかけて起こると予測。
予測が当たるとしたならば、あと数年後から始まりますね★
極めて大きな社会変化、急激な変化に対応するために自らが変革の担い手、チェンジ・リーダーにならなくては・・・とのこと。
そのためには、「カイゼン」「開発活動」「イノベーション活動」が不可欠。
組織に「体系的廃棄」を根付かせないといけません。
既存のものは古くさくなっていると考えることが重要!


知識社会では、誰もが成功するわけでなく、より激しい競争社会になるだろうとのこと。
ビジネスなのだから競争があって当たり前、努力や研究をし続け、持続的成長を続けることができなかったら、後から新規参入してきたものに追い抜かれ、リタイアしていくことになるのも仕方ないでしょう。
争いのない領域を探したところで、いつまで安泰かわからないし、間接的に他の客を奪っていて、自覚なく競争してないと思っているだけかもしれない。
(厳しいのがいやなら、経営者に向かないと思う。けっこう、考え方ドライです(苦笑))
ほんま、大変やねぇ~・・・・
(他人事じゃないんですけどね(汗)。。。なんか自分は儲からない社労士になりそうな気がする・・・・(汗)。。。)
そうなってくると、変化をつくり続けれる組織づくりが重要になってきそうですね・・・
さて、ドラッカー曰く、組織の基本形態として6つの組織形態を指摘しております。
★職能別組織
昔からある組織形態ですね。
仕事を人事部、営業部、研究開発部などと技能別、段階別に分類し、組織化。いわゆる縦割り組織というやつです。
組織全体の目標が見えにくかったり、個人の目標との関係がわかりにくかったり、組織全体より部門優先になりがちだったりのデメリットが潜在します。
★チーム型組織
それぞれ異なる技能を持つ人たちが集合して1つの仕事を達成しようとする組織形態。映画の製作チームなどが典型例。
高い専門能力を持ったメンバーがリーダーのもとに集結して機能。
意思疎通に費やす時間が長くなったり人数が多くなると機能不全になるデメリットが潜在します。成果を上げるには、明確な目標が必要。
★分権組織
解説省略
★類似分権組織
解説省略
★システム型組織
解説省略
★責任型組織
高度な専門知識や専門技術を身につけたメンバーをリーダーが取りまとめる組織形態。個々のメンバーは高い自己責任のもと、自らの目的を果たすよう努める。
例えるなら、オーケストラのように指揮者(リーダー)と演奏家の集団からなり、組織の階層は極めてフラットで個々の演奏者は自分の使命を把握し演奏に責任を持つ。
今後、知識社会がますます進展することを考えると、その際に、責任型組織は不可欠な組織形態になると指摘しております。
実際、士業の業界でも業務提携化をすすめたり、コンサルタントファームがあったりを眺めてますと、しみじみ、ちょっとだけ、いくら1人で高度な専門能力を高めたとしてもチームの相乗効果や仕事の規模と比べると限界があるよなぁ~・・・と思うことがあります。
まぁ、自分の場合、そうゆうことを考える以前の実力レベルなので、あまりいまのところ、だからといって、どうもこうもないのですがね(笑)。
組織といっても、いろんな形態がありますねん。あたりまえだけど。
そうなると、労務管理や人事評価等のやり方はどうなってくるかな・・・
ちょっと社労士の視点で眺めてみたくなります(笑)
参考文献
ピーター・ドラッカーの「マネジメント論」がわかる本
著・中野 明
秀和システム

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