生殖適齢期の男女 各50人いたとして、女性5人のうち2人が生涯、子供を産まない場合、産む人生を選択した女性が平均2人の子供を産んだとして、次世代40%づつ人口減|結果→親世代100人いた人口が、やしゃご世代 14人。

》少子高齢化·人口問題

6月26日に投稿した話の続きを考えていた。

生殖適齢期の男女が各50人いたとして、女性5人のうち2人が生涯、子供を産まないとなったら(本当になる可能性は十分ある)・・・

結婚した夫婦がもうける子供の数は、何十年もの間、そう極端には減っていない。
ここ40年ぐらいの間、ずっと完結出生児数(夫婦の最終的な出生子ども数)は約2人である。
周囲を見ても実感として、子供の数が2人の友人、知人は多い。私が子供の頃も2人兄弟は多かった。
子供の数が2人というのは、1977年に57.0%で、2010年には56.2%である。
結婚年齢が上がるほど、子供の数が少ないデータがあるけど、結婚したなら理想は子供2人以上が多いんですよね。
(このへんのデータは、第14回出生動向基本調査 より)

産む人生を選択した女性が平均2人の子供を産んだとして、 次世代には40%づつ人口が減っていくから・・・

親世代     男 50人 女50人 合計100人

その子供世代    男30人 女30人 合計60人

その孫世代   男18人 女18人 合計32人

そのひ孫世代  男11人 女11人 合計22人

そのやしゃご世代 男7人  女7人  合計14人

学校とかの存続、ますます加速して厳しくなりそうですね・・・

あー・・・、例えば親世代が80歳になったとき、みな30歳で親になったと仮定すると、 80歳 100人、50歳60人、 20歳32人・・・

子供と孫世代の人数を合わせても親世代の人数より少ない。

人口の半分以上が80歳以上となったら恐ろしいね・・・

出産まで至っても、その後の日本社会の子育てのしずらさ、経済的負担など、それはそれは大変な複合的なマイナス要因スパイラルがあり、それを改善してあげようとする社会全体の動きは非常に大切です。

とはいえ、議論の優先順位が違うように思うんですよね・・・

なんか少子化対策というと結婚後のアプローチの議論が多くて結婚前に対するアプローチとは温度差を感じる。

結婚前対策を考えることなく、結婚した女性に数多く産んでもらうことが手っ取り早い解決だと思っているとしたら単純というか、アホだな・・・

完結出生児数から考えるに、結婚したらかには子供は欲しいと思っている夫婦割合は高いと思われる。完結出生児数もじわじわ減っているものの、それは晩婚化(年齢的限界)によるところも大きい・・・

それよりも危惧するのは未婚率の推移の急激な伸び・・・

この勢いは怖いと思う・・・

未婚の原因は経済問題等も言われているけど、必ずしもそれだけじゃないですよね。

公務員、大企業勤務者、高学歴者にも独身はたくさんいますもん。

あれだけ昔は多かったお見合い文化が無くなったのも一因かと・・・

やはり ミソジになったら結婚相談所登録へ!キャンペーンの展開が必要か・・・

2020年3月18日 追記

この投稿、約6年前に書いたものなので、更に最新の統計データを見たら、また考察が変わるだろうけど、状況がよくなっているとは思えん・・・

日本が少子高齢化で悩んでいる一方で、フィリピンのように この40年間で人口が3倍になった国もある。

フィリピンは中絶と離婚が禁止されている (避妊すらも····)

フィリピンの状況を見ると、必ずしも人口の増加は、光ばかりでないことが分かる。

とはいえ、子供がどんどん減っていく国と、どちらが未来が明るく感じるかしら・・・

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