画像は本日、息子が読んだ絵本。
息子を実験観察対象として学んだこと。
①読み聞かせを大量にしてあげたとしても、文字を早く読んだり書いたりするようになるとは限らない。自分から進んで本を読むようになるとも限らない。
②英語を0歳から大量に聞かせてインプットしても、それだけでは英語が喋れたり理解できるようにはならない。
③ご褒美で釣ることにたいし、世間では賛否両論があるが、ご褒美作戦がとても有効に効果ある子供もいる。
④遺伝と環境・・・ なかなか、持って生まれた望ましくない性質を改善するというのは難しい・・・。特に小さいうちは、「言えば分かる」というのが通用しない子も多々いる。
時々、北海道置き去り事件の父親の気持ちが理解できなくもない。
親はいつも忍耐力を試され、修行の場を与えられている・・・
<解説>
①について
息子が産まれてすぐから読み聞かせだけは、すっごくやってきました。多い時は数十冊を1時間半かけてとか。いまも週3~6日間ぐらいは寝る時に1時間ぐらい読み聞かせ続いています。
あまり読み聞かせ大量にやるのと字を早く覚える等は関係なかったですね・・・。喋りは早くから達者でしたので、そのへんは効果あったと思いますけど。
②について
息子が産まれてすぐから「英語のかけ流し」だけは、すっごい大量の時間をやってきているのですよ。いまも、気付けばすぐにかけ流すようにしていますね。幸い、日本語のテレビを見ているときに英語のBGMが流れていても、耳障りに感じる人が家にいないのです。
そのおかげか、相変わらず、息子は洋画やアニメを英語音声で、当たり前のように普通に楽しんで見れるのは維持できています。
しかし、抵抗なく英語を聴けていても、理解できているかは全く別物のようで、意味はまったく理解していないようです…(簡単な単語ぐらいは喋りますが)
言葉って、一方的にTVやCD等で与えるだけでは身につかないものなんだな~と、しみじみ。リアルに親が話しかけたり、アウトプットの機会を設けないと、言葉の発達が遅れるんですね。
赤ちゃんが日本語を覚えるように英語も・・・と思ったんだけど、甘かったですね。
(息子を観察しての教訓より、しみじみと、3歳未満のお子様を持つ親御さん、子守をテレビやスマホ等に任せず、1日30分以上の子供への語りかけ’(語りかけが苦手なら絵本の読み聞かせでもいいです)、意識してやってくださいまし)
③について
息子はとても、ゲーム&テレビ好きのようなんですよ。ハァ…
親としては、まったくダメとは言わないけど、制約は設けたい。
というわけで、随分前にも書いたけど、息子と私の間では「ポイント券」という家庭内通貨が流通していまして、「こどものとも 年少レベルを1冊読んだらポイント券〇枚」というように、息子の努力に応じてポイント券が支給され、母がまぁいいか・・・と思う以上のテレビ視聴やゲームをやりたいとなったときに「ポイント券5枚でゲーム10分」等と取引に使われます。
というわけで、画像の絵本は息子がポイント券が欲しいが故に読んだ本(笑)。積極的に自分から読んだわけではないのでした…
④について
「性相近し,習い相遠し」とはいうけれど、持って生まれた気質と言うものは強力で、なんとしたものか・・・と、たまに頭を抱えます。
嘘ついたりズルしたりと、色々息子の問題性格があるのですが、一番気になるのが「根性なし」ですね。
「まず、そこ座れ・・・」と、心構えについて正すこと、しょっちゅうです。
フランダースの犬に出てくるネルロは7歳で一家の大黒柱になったのに…、日本の歴史をみても7歳で丁稚奉公(早ければ5歳で子守奉公したり)は珍しくなく、息子を見ているととても・・・ハァ…
しみじみ、うっすら記憶にある自分の幼少時代を振り返ると、なんて育てやすい子供だったんだ、字を覚えて書くのも早かったしね、なんて思います。男の子って、こんなもんですかね・・・
気休めに、隙あれば読み聞かせタイムに論語や大学の素読したり、偉人の伝記を読み聞かせしています。
(ユダヤ人の教育思想や四書五経を学んだような日本の偉人に私は影響受けていますので、論語や大学は息子に道徳を教えるにあたって我が家的にはバイブルなんですよ・笑。安岡定子さんの「心を育てるこども論語塾 」、いいですよ♪幼児にも伝えやすい解説です)
えぇ、気休めです。いまは無理でも、いつかふと、論語の1節を思い出し、軌道修正されていくことを願うのでした。
やや子育て愚痴っぽくなりましたが、育児は大変ですが面白いです。
いかに本人には勉強してると思わせないで、知識をさりげなくインプットしちゃおうとか、日々、実験です(笑)
(予想通り、プリント学習等は冬期限定となりましたね…。いまは、かろうじて読み聞かせと、ちょこちょこ小細工が続いています)
私自身が、本当に学生時代は勉強しない子でしたので、でも嫌味に聞こえるかもしれませんが、勉強しなくても国・理・数は点数とれていて、思えば、小さい頃から本を読んだり、図鑑を見るのがとても好きだったり、気付かないうちに「楽勉」をしていたんですよね・・・
きっと今だけですね、こうやって、息子について、あれやこれやかまえるのは。
なんとか早く自立心を身に付けて、親離れして欲しいと願っていますし、むしろ今だけでないと困りますけど(笑)
追記
ポイント券制度を導入して、けっこう経つのですが、うちは上手くいきましたね。フフフフ。今日もポイント欲しさに絵本を音読してました(笑)。
ただポイント券をあげるだけでなくて、百玉ソロバンを持ってこさせて、数の勉強の機会にもしてる。
(「お母さん、何枚ポイントあげればいいの?5+5+10+・・・合計いくつになった?じゃあ今度、ポイント渡すね。まず5枚あげる、残り何枚あげればいいの?」・・・というやりとりが毎回ある。当たると大袈裟に褒めてみたりね・笑。百玉ソロバンは本当に重宝してる)。
家では英語のかけ流しだけど5歳ぐらいからは車のBGMは七田の社会科・理科ソングにしたり、年齢とともに楽勉知育トラップも日々変化してきております(笑)。
ポイント券制度、オススメですよ♪(笑)
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