文明から取り残された国、日本の転落:日本の失敗は変える力の大きい若い人の教育を疎かにし、既に社会に出ている人達を、先に変えようとしていること。

》雑感(教育関係)

リンク先より引用

しかし、勉強を完全にストップさせるわけにはいきません。特に小中高の学生に対して、教育部門が「停学不停課」(学校は延期だが、授業は予定通りに進む)という通達がありました。
そこで、オンライン・レッスンが2月10日からスタートしました。授業は、日頃から、保護者と連絡を取るために使っているアプリに追加されたオンライン教室で行われています。
浙江省嘉善県に住む小学生2年生の呂くんの話を聞きました。
「オンライン教室に出た先生は、普段慣れていない先生ですが、内容はまあまあ大丈夫です。でもオンラインなので、友達と一緒に遊べないのは残念です」

https://withnews.jp/article/f0200220001qq000000000000000W02311101qq000020550A

中国が特別でありません····
日頃から保護者との連絡はネットで、日本のように大量の紙でのお知らせプリントは過去のものという国が増えています。
日頃、家庭との連絡にネットが使われていたから、オンライン教室開催も実現できたのでしょう。

国の成長を考えたとき、日本の将来は厳しいと思っていましたが、それは日本の後追いで同様に凄い少子高齢化となる中国や韓国、台湾等も一緒だと思っていました。

しかし、ここまで日本の教育現場が遅れてるとなると····

その国の未来は、その国の教育がつくると思っています。

今年から教育改革で日本の教育も変わろうとしていますが、どこまで昭和を捨てて、グローバルに対応できるようになるか···

息子の学校の時間割をみると、しっかり週1回、昭和の時代と変わらず、書写の時間がある。
そして算数の授業で今月かな?、そろばん····

何かを捨てないと、新しいことを入れるスペースに困る。

習字を学ぶことは良いことだけど、今の時代、綺麗な美しい字を書くことが、どれぐらい重要だというのだろう。そりゃ綺麗にこしたことないが。
高学年以降は書写や習字の時間を半分に減らし、パソコンの授業を増やすとか····
そろばんを学ぶことも良いことだけど、それより電卓の使い方を教えるとか···

何でもは無理だから、時代の変化にあわせて教育も優先順位を考えながら変えていかないと、出来ない言い訳だけで、諸外国からどんどん遅れていってしまう···

このような状況を考えると、長期的には日本に投資する投資家も、どんどん減っていくんでないかな。

ここでなんとかしないと、中国には既に抜かれてますが、韓国に抜かれるのも時間の問題でしょう。(手遅れ?)
もし北朝鮮も、さりげなく英語とICT教育に力をいれていたとしたら、より日本の状況が追い込まれていくことが想像できる。

中国の古典より

1年先のことを考えるなら種を播け。
10年先のことを考えるなら木を植えよ。
100年先のことを考えるなら人を育てよ。

教育の効果が世の中に出始めるまでにはタイムラグがある。

日本から出たくない若者が増え、世界の変化に鈍感な日本人が増えた結果、PISAの結果で読解力が下がったことに大騒ぎし、ネットコメントでは、だから英語より日本語、パソコンやプログラミングなんてとんでもないという論調が多数····
翻訳機が進んで、英語学習不要論まで出る始末····
(日常レベルや受け身で消費する側でいる限りはよいでしょうが、それでいいのか···)

この国の将来はどうなるのだろう····

秋田県だけでも英語とICT教育、地域の存続をかけて頑張ってくれないかしらね···

教育改革が上手く進み、急速に諸外国に日本が追い付くことを願う。

教育が変われば、子供のためなら家庭も変わる。子供が自宅でパソコンを使うようになったら、親もパソコンに関心が高まる。親が新しいコンピューターの知識やサービスを覚えたら、それを職場で活かすようになる。コンピューターが得意な新人が会社に入社するようになると、刺激を受け若手に負けないようコンピューターを学ぼうとする社員が増える。新しいことは若い人から広がりやすい。日本の失敗は、変える力の大きい若い人の教育を疎かにし、柔軟性が年々落ちてきている既に社会に出て何年も経っている人達を、先に何とか変えようとしていることだろう。その結果、キャッスレスは進まない、電子政府計画も遅々として····

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