風邪薬の説明書きを見ると「・・・症状を緩和する」と書かれている。
「治す」とは書かれていない。
風邪の原因の多くはウィルスである。
症状を抑える対症療法として薬が出されるが、ウィルスに勝ち風邪を治すのは結局のところ自己免疫力によるものである。
薬にはおおむね副作用があり、その1つとして自己免疫力を低下させる。
抗生剤も細菌には効果あるがウィルスには効かないといわれている(だけど多くの医者が出す)。
腸内の環境と自己免疫力の関係は深い。
『 腸をまっすぐ伸ばすと全長7m、広げるとテニスコート一面分になる。そこに体の免疫細胞の6割が集まり、有害な異物を体内に侵入させないよう戦っている…(以前、地元紙に掲載されていた記事より)』
「腸」は免疫システムにおいて、極めて重要な存在である。
ウィルスを殺す薬がないなら自己免疫力を上げることが一番の風邪が治る早道のような気がするが、抗生剤など飲んでしまうと免疫力を高める善玉菌がたくさん死んでしまう・・・。
緊急性ないなら数日様子みることになってもいいので、細菌性の病気かどうか、ちゃんと検査してから抗生剤は処方して欲しい・・・。
ただの風邪であれば自分の経験上、薬を飲んでも飲まなくても、あまり治るまでの日数等に差がないように感じる(個人差あるかもですが)。
薬には副作用があるけどメリットもある。
自己治癒力だけでは体力が消耗して危険な場合は薬を飲んだほうが体がラクになり治癒も早いかもしれない。
その時、その時で、薬を飲んだほうがよいか考えてしまう。
特に息子に対しては慎重に毎回、症状をよく観察し、薬をよく調べ、考えている。
薬を飲むデメリットより飲んだほうがよいメリットが上回れば薬を飲む。
ワクチンなんかも賛否両論あるけど、やはり大人に比べて子供の免疫力の低さを考えると、受けなかった場合のリスクは脅威であり、考えてしまう。
医者も本当にいろんな考えの人がいて、まったく正反対のことを言い合っている場合もある。
どの病院でも、どの医者でも一緒…ということはない。
自然治癒力を重視した治療をする医者が私の好みであるが、本当に少なくて探すの大変・・・。
ところで若くても人生を考える人は多いので人生哲学系を追及する人は多いが、若い人で大病する人は少ないのでそれに比べて健康を深く考えてみる人は少ないように思う。
人生を考えるのは人生の逆境を経験した人に多いと思う。
健康を深く考えるのも健康面での逆境を経験した人に多い。
高齢化がすすめば健康面での逆境を経験する人が増え、人生哲学系を追求していたような層が意外と健康についての真理への追求をはじめるんじゃないかと、密かに思ったりしているのでした(笑)。
そうすれば風邪では薬を飲まないのが普通になり、それが世間でも一般化し、医療費問題なんかも改善したりして…と、夢見るのでした。
ちなみに旦那はすぐに薬を飲みまくりますよ。
夫婦であっても価値観は違うのです。
でも育児、旦那に丸投げされてますのでね、子供は私の方針で。
軽い病気でも保母さんだけでなく旦那をも納得させるために病院通いの日々でした…(診断してもらっても薬飲ませないこと多いです(苦笑))
リンク先の本を読みました。
追記
鼻水や熱など不快な症状は治るための反応ですから無理に押さえ込まないほうがよいですよね。
私は産後の体調不良が健康を考えるきっかけになりましたが、若い頃からどこか悪いわけでないですが虚弱体質なのか自分の体力のなさには溜息ついてました。
しかし食生活の大事さなどを知り、自分でまいた種だったなぁと反省。
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