労働問題、既得権と世代間格差について考える。若い人が生き生きと働ける職場が増えればいいなぁ・・・

》時事
ぶち抜き大特集 これでは子や孫の世代に申し訳ない いま35歳以下の日本人はかわいそうすぎる老人3000万人の面倒を見る() @gendai_biz
「経済成長も、世界の注目を集める革新的な発明も、これからの日本で起こるとは思えない。ですから、若者たちは『経済的に豊かになる』という価値観を捨て始めました。

ヤフトピで、コナミの社員が「不当な配置転換」取り消し求め提訴の記事を見て、しみじみ既得権と世代間格差について考えてしまいました・・・

人も給料も減らすな・・・では、そのしわ寄せが弱者、特に若者にきてしまいます。昇給が抑制され、いまの中高年ほど将来の給与が上がらなかったり、新卒採用を抑制して、非正規社員に置き換えていったりね。

下記、城繁幸さんの本、『 日本型「成果主義」の可能性』より引用

経営陣は、すでに既得権を得てしまった世代より、これからの世代にツケを押し付ける方が楽だと思っている節がある。たしかに、一度権利を得てしまった人間からそれを取り上げるのはしんどいし、そうなると黙っていないだろう。まるで年金制度が陥っている状況とそっくりだ。
(中略)
若年層へのしわ寄せは、結果として少子化や消費の低迷という形で、確実に企業業績に跳ね返ってくるはずだ。

書籍:城繁幸『 日本型「成果主義」の可能性』

「年齢」要素の強い人事制度でずっといたものを、いまから「能力」基準の要素が強い人事制度にしようとしても、なかなか法的な問題や既得権等いろいろあり、難しい。

元ライブドア社長のホリエモン、『稼ぐが勝ち』の自署の中で、『中高年に奉仕して搾取される必要はない。若者は自分で会社を立ち上げればいい』と言い放っているそうですが、少し共感する。現実には難しいですが。

給与分以上の仕事をしているなら、何も思わないと思います。
でも現実には・・・そうじゃない人も、結構いますよね(苦笑)

非正規等、安くて切りやすい人を増やすことで、高所得の既得権者を守っている・・・

能力がなければ切り捨ててもよいという考え方は嫌なので、ルールは必要ですが、もうちょっと世代間格差是正のためにも・・・
労働条件不利益変更や解雇が、あまりにも難しいので、どうしても正社員雇用に慎重になったり、既得権のない人へツケを押し付けた方がラクとなってしまいます。

収入がちょっとぐらい上がっても、それを上回って税金や保険料等が上がっていくし、そろそろ社会保障制度、人事組織制度、その他もろもろ・・・ 「既得権」をなくして、どうすれば社会全体が持続可能にやっていけるのか、抵抗勢力を押しのけ大改革がないと、多くの若者、閉塞感に漂うところから抜け出せないですよね・・・

就職難で、多くの若い人が、非正規社員にならざるを得ない現状がある。
非正規社員の多くは年齢でなく「職務」で給料が決まり、私も派遣社員で働いたりも多かったので、「年齢」が影響して給料が決まっていた期間は短い。(いまは自営業なので、更に年齢関係ない・笑)

いろいろと、思うところあり。

若い人が生き生きと働ける職場が増えればいいなぁ・・・

長くなりそうなので、この辺で。

生まれた時点で借金8309万円かぁ・・・

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