全国の一部の学校名の話:四書五経の素読が廃れ、校名の由来を知る人はどれほどか・・・。大学、論語。二宮金次郎像に思う。

》雑感(教育関係)

今日は夏休み中の保護者面談で小学校へ行ってきました。
なんか疲れた・・・
こうゆうイベント楽しみな人もいると思うけど、私はどちらかというと苦手(苦笑)
これが毎年あるのか・・・

内容は、何点か悪い部分の指摘もあったけど、たくさん息子のことを褒めていただき無事に終わりました。社交辞令も入っていると思いますが(笑)

面談を待つ間、ぼ~っと校庭を眺める。

あ、二宮金次郎像だ。

二宮金次郎が手に持っている本は『大学』らしいよ。
(論語という説もありますが)

『大学の道は、明徳を明らかにするに在り・・・』

から、始まるんですよね。
大学は全部読んでも20分ぐらいで読み終えてしまえるボリュームなのですが、すごく内容がいいこと書いていて、いま現在の人たちが読んでも得られることは多いと思う。

その他、『大学』の中に、『湯の盤の銘に曰く、まことに日に新た日日に新たに、又日に新たならんと。』という文章が出てくるんですよね。

明徳や日新など、中国古典由来と思われる学校名、多々見かけます。
しかし自分の勤めている校名の由来を知っている先生たち、どれだけいるか・・・。
又、知っていても生徒達には教えてないだろうなぁ・・・

四書五経の素読等が廃れていますので漢文の教養ある人口は非常に減っていますよね・・・
かつて(といってもそんな昔でなく戦後しばらくも)政治の裏で漢学者が活躍していたようですが、いまはどうなんでしょう・・・
少なくてもまた新しい年号が決まるときには活躍するのかしら・・・

とか、どーでもいいことを頭の中で思っていました。

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