小学生の家庭学習:学力テスト1位の秋田県式とフィンランドの教育。

》小学生の家庭学習

フィンランドの教育

息子の家庭学習ノート、学校の先生から「漢字や計算もやりましょうね」・・・というコメントを書かれるたびに、母は内心、教育基本法で家庭学習の主導権は親ってなってますよね?、子供は先生は絶対と思っているし、 書かれるとやっぱり心理的負担になるので、ほっといてくれませんかねー・・・と、やさぐれる気持ちになったりする。
(フォローしとくと、息子の担任の先生は非常に優秀な素晴らしい先生です)

自主学習ですよね? 内容は何やってもいいじゃん・・・

もう分かっている基本問題を繰り返しやるのは勉強でなく作業だし、確かにいまの息子にはたくさん文章を書く練習も必要だろうから作業であっても否定はしないのだけど、そもそも、何のためにいまこの勉強をするのか?という目標もなにも定めずに、ただノートを埋めて来いという課題は横暴ではないか?

それならそれで、親のほうで家庭学習は指導しますよと思うのですが、なにかと枠にはめようとするコメント・・・
ハァ・・・

こうして枠にはめられパターン学習を擦り込まれて、落ちこぼれは底上げされ確かに中の上クラスの学力の子供達は量産されていくのでしょうけど、上の上クラスの学力は素質がある子は下手すると多分潰され、大学進学実績でみると芳しくない秋田・・・。

だいたい家庭学習ノートが本当に素晴らしいベストな学習方法だというなら、こんなに秋田県の中学生とか塾いってませんよね?

ちょっと、この家庭学習ノートは本当に他の学習方法に比べて、普遍的に誰にでも効果があるといえるのか、根拠があるなら教えてほしい・・・

・・・と、日々、心の中で悪態をついています。

私が子供の頃より土曜日なくなった影響か、学校の毎日の下校時間が遅くなった気がする。

帰宅してから、あっという間に遊びにいくのだけど、ちょっとしたら帰ってきて、それから毎日、お勉強・・・
低学年から、そんなに必要なのかしら・・・
でも勉強習慣はついたほうが後々いいし、その時間を繰り返しのパターン勉強でなく、考える力を伸ばせる時間に使えるのなら、まぁいいかなと思ったものの・・・

ハァ・・・

正直、息子ぐらいの年齢の子供達には、繰り返しのパターン勉強を放課後までさせるより、友達と遊んだり、家の手伝いをさせたりの時間のほうが大事だと思っているのだけど、毎日の家庭学習ノートが負担です・・・

集中してやれば短時間で終わるはずだけど、このぐらいの年齢の子はダラダラやることも多く、休みの日にまで、ノートとは別にたくさん宿題プリントも出たり・・・
当然のように、それは長期休暇のときにも求められる・・・

なんかねー・・・ 小学1年生から既に秋田の子供達は企業での長時間勤務、残業業務にも耐えられる子を育ててるみたい(苦笑)
所定労働時間(学校での時間)が終わったら、残業(宿題)まで押し付けないで、解放してくれてもいいじゃん(苦笑)
(やらせること自体は全面否定ではないのだけど、「質」の問題。やらせたいと思える「質」じゃない課題も出されるから子供の貴重な遊んだりの体験時間まで奪ってやらせているのにとイラッとくる・・・)

ハァ・・・

フィンランドいいなぁ・・・
この動画を見ていると、なんか息子の教育環境と比べてしまって泣けてきます・・・
教育に関心ある人には是非見てもらいたい・・・ 10分ぐらいで終わるから。
(実際には、2か月間の夏休みとか長期の休みに宿題はないけど普段は宿題あったりのようですが、学校の授業時間が短かったり(教師の勤務時間も短い。教師もそして2か月夏休み)、英語ペラペラ、IT教育がすごいなどは本当のようで、いろいろ凄いなと・・・)

前にちょっとネットで見つけたブログで面白い記事があった。

流れ星銀(作者秋田出身。秋田犬主人公)という、意外な秋田とのつながりがあるフィンランド・・・

秋田県の5倍ぐらいの人口ですが、自然環境もけっこう似ているようで・・・

秋田県とフィンランドがそっくり…

言われてみれば確かにそうかもしれません。

その方のブログでから勝手に引用(勝手に引用、ごめんなさいね)

https://ameblo.jp/a-c/entry-11273544988.html

(最低最悪ワースト県の秋田県は即刻フィンランドを丸パクリすべし)

確かに秋田県とフィンランドはそっくりと言えばそっくりです。まず風土・気候。
(中略)
そんな寒くて人間の住む場所自体狭いところで農業に頼るなんて貧乏になるのは当たり前、もうバカなんじゃないかと思いますが、考えてみたら今の秋田県がまさにそうでした。
(中略)
農業中心の貧乏クソ田舎がなぜハイテク国家になれたのか?理由はいろいろあるのでしょうが、やはり大きいのはECと自由貿易協定を締結したことでしょう。これによって市場に”国際競争”が持ち込まれました。フィンランド人がよく言うのは「フィンランドは人口が530万人しかいないから国内だけだと市場が形成されない。だから最初から世界中を相手に稼がなければ喰っていけない」ということ。だから小学校3年生から英語の授業を始めて国民皆が英語ができるようにする。
(中略)
尤もフィンランド人曰く「子供が少ないならとにかく子供一人一人の頭を良くして使える人材にしないとマジでヤバい」

https://ameblo.jp/a-c/entry-11273544988.html

子供が少ないならとにかく子供一人一人の頭を良くして使える人材にしないとマジでヤバい・・・

本当にそうですよね・・・

頭を良くして使える人材にする・・・・

使える人材としての頭のよさとは?

秋田県の教育は、とりあえず「学力テスト」に向いていますよね・・・

情報社会になっているのに、いつまでも産業時代の指標を目標・・・

最近、ちょっと本当に学校の自主学習ノートをめぐって、なんか先生との見えない対立に疲れまして、「未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの」という本をタイトル買いして読んでいます。

遊び
情熱
目的意識

果たしてイノベーターを育てる教育とは?

漢字や計算をひたすらする時間より、遊んだり家の手伝いをしたりの時間のほうが、柔軟な発想ができる脳が育つような気がするのだけど。
(あ、基礎は大事ですよ。だから理解できてない段階では、それなりのレベルまでは練習必要でしょうがね)
必死に勉強する時期はあってもいいと思うけどね・・・
小学生時代ぐらいは・・・と思う私は甘いかな?(苦笑)

フィンランドは統一学力テストみたいなのはないそうです。

日本・・・ 秋田でも弊害がでているように感じるから、なくなったほうがよいのでは?(苦笑)
そしたら質の悪い宿題は減るんじゃないでしょうかねぇ(苦笑)

追記
私は学校の勉強は学校の時間で理解すれば家でまでやる必要ないと思っています。
学校の自主ノートと学校からの課題以外は家庭学習として認めない感じの空気にも不満持っています。小2だと20分目安、息子もノート2ページやるよう頻繁に指導されていますが(苦笑)、一度も学校からの課題以外、なにか家庭で取り組んでいる学習があるか確認をとられたことがありません。
毎日、英語と読書で平均50分ぐらい費やしていますが、学校ルールでは家庭学習と認めてもらえません・・・。
放課後まで勉強させるのは何のためかと考えた時、手段にこだわるのでなく、もっと塾や通信教育等の取組みも柔軟に家庭学習と認め、1人1人に合わせたやり方を学校と家庭が連携できたらいいのですけどね・・・。みんな同じじゃないと困るんですかね(苦笑)

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