小学生の家庭学習 生まれつき脳が苦手な部分だなとわかれば、責めるのではなく、どうすればハンデをのりこえて学習できるかの視点に

》小学生の家庭学習

今日の午前中は学校行事に参加していました。

息子の学年の廊下で、数人のお母さんたちが、家庭学習に関しての不満を言い合っておりました。
なにやら子供の家庭学習ノートについて担任からたくさんダメ出しされる、去年まではよかったのに・・・ 先生により対応が違うのか?、、、云々。

も、もしや、あなたのお子様、担任の先生、去年、うちの息子の担任の先生だったH先生では?!・・・と、思わず、話の仲間に入りたくなりました(笑)

去年まで、私も家庭学習問題は非常に大きなストレスで、頻繁に見えないバトルを先生と繰りひろげ(勝手に一方的に思っているだけですが・笑)、子供以上に親の私が学校嫌いになっていましたからね・・・・・・

今年の先生は、家庭学習ノートに関しては、個別に相談した結果、それぞれの家庭で好きにやっていいと言ってくれているので、本当に、本当に、ストレスフリーになりました(笑)

なので、ネットの無料プリントサイトから印刷したプリントや、市販の教材をコピーしたのとかも、ノートにバンバン貼って、やらせています。
(去年やれなかった最レべ 算数2年生、3年生になってやったり・笑)
最近は、ちょっと時間の計算が苦手そうだったので、ネットの無料プリントを集中的にやらせたり。時間の計算の問題とか、手書きでノートに問題を書かせてやらせようとするのは大変ですから、本当に理解のある先生でよかったです。

しかし先生によって違うというのは・・・
う~っむ、、、って感じですね。

午後からはクラス懇親会があったのですが、それは不参加で帰ってきました。

いろんな子がいるから、先生も大変だよなぁ・・・と思ってみています。

息子のクラスだけでも、私が知っているだけで、不登校、場面緘黙症(喋れない子)と思われる子、ADHDと思われる子と、クラス運営上、配慮が必要な子がいるようです・・・
知らないだけで、他にも配慮が必要な子がいるかもしれません。
それにまだ気づかれていないだけで、実は配慮が必要な子がまだいる可能性もありますよね。

息子のクラスのY君、漢字のテストで続けて5回ぐらい「0点」で、かなり先生から怒られていたと息子から聞きました。

・・・・・・。
たんに努力が足りないだけか、それとも?

まだ判断できない段階かもしれませんが、人並みに漢字練習しての結果でしたら、書字障害( ディスグラフィア)が疑われます。

私も漢字苦手でしたので、大人の皆さまには、できないことを責め立てるのは、本当に責めるところか考えたうえで、子供に注意してもらいたいと願ってしまいます。
学習障害(LD)の場合、他の勉強は優秀だったりするケースも多いだけに、その部分ができないのは怠けていると思われて責められて、子供が傷つく場合もあるからです。
よく子供を観察し、生まれつき脳が苦手な部分だなとわかれば、責めるのではなく、どうすればハンデをのりこえて学習できるか、そういった視点にかわると思います。

息子を見ていると、ほんと簡単に漢字を覚えてしまうんですよね・・・
息子の通う学校では、毎週、朝に漢字と算数の小テストが週1回づつあるのですが、漢字テストの前の日にテスト範囲のドリルをやらせて、10問中6問間違っていても、1回だけ間違った漢字を書けば、次にまたテストすると、ほぼ全問正解まで正解率が上がり、いまのところ80点以下(未満?)は再テストになるらしいのですが、再テストになったことはないです。
短期記憶に優れている?
長期記憶はわかりません。
意外と1か月後に再テストしてみたら、ボロボロの可能性あります。

しかしながら、家庭学習ノートにアホみたいに繰り返し漢字練習させたことは一度もなく(自分の子供の頃の経験より、非常に無駄。ただの作業になることがわかっているので)、テスト前にノートに1回、間違った漢字も多くて2、3回書くだけと、多分、人並み以下の漢字練習での結果、それなりの点数をとってしまうので、なんか漢字苦手な子供だった私からしてみたら、ズルい・・・というか、分かった問題を消し込んでの繰り返しの勉強で正解率を上げていくという勉強のやり方を教える機会が喪失されて、ちょっと複雑気分。

けして息子が頭よいわけでありません。毎日、こいつアホかもしれん・・・と思っていますもん。
しかし漢字に関しては短期記憶なら私より優れているようです。

そして人並みには漢字練習しても漢字が苦手で、なんかの苦行?と思わせるようなノートびっしりに漢字を書く練習をノートにしたことも薄っすらと記憶に残っている私にとって、漢字苦手な子は、他人事には思えないのでした。

漢字は繰り返し書けば覚えるってもんじゃないですよ・・・
漢字に限らず、勉強とは、分からないことを分かるようにすること。
テストとは、分かっていることと、分からない、曖昧であやふやを、判別するために行うこと。
漢字も早く覚えたいなら、繰り返しテストして、覚えた問題をどんどん抜いていき、間違う問題を減らしていく作業をしていくこと。
(なので、うちは家庭学習ノートに1回目は全問ドリルやらせ、再テストの2回目からは、間違った問題だけ別紙を用意して間違った問題番号を書いて渡して、再テストし、最後、それもペタッとノートに貼っています)
あと、繰り返し大量に書くのでなくて、少なくてよいから、じっくりゆっくり、頭の中にイメージして思い浮かべれるように、脳に視覚イメージが記憶されるように書く。

漢字苦手な子は、勉強の仕方を変えれば少しは改善する場合もあるから、Y君に教えてあげれる大人がいることを願います・・・

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