小学生(小1)の家庭学習:子供と一緒に算数問題。親、小学生の問題に撃沈す・・・ (どんぐり倶楽部、受験算数)

》小学生の家庭学習

このところ、息子と一緒によく算数の問題を解いています。

1年生の問題はさすがに大人には簡単すぎるので、上の学年の文章題問題を、息子がお絵かき算数やっている隣でやってみたりしています。

先日、たまには旦那も息子の勉強に付き合ってあげたまえと、旦那に小6算数(難関中学入試問題)の文章題を解くように渡してあげました。

自称数学が得意な旦那、余裕で解くかと思いましたら・・・

ハッハッハ、とけないでやんの(笑)

どれどれ、余裕で私が解いてあげよう・・・

と、代わりに私が解きはじめてみたものの・・・ 撃沈(汗)

はぁ・・・ 小学生の問題に手こずるなんて。
時間かければなんとかなりそうな感じでしたが、と負け惜しみ(笑)

先週、小学校の授業参観があり、息子のクラスの授業風景を見てきました。
算数の授業だったのですが、先生が一方的に授業するのではなく生徒に体験を通して考えさせ意見を述べさせ理解につなげる素晴らしい授業で、担任の先生の優秀さを感じました。
ほんと息子、いい担任の先生にあたったと思っています。

とはいえ、学校の授業だけで「思考力・判断力・表現力」を伸ばしていくには時間の制約があって限界あるだろなぁ~というのも感じました。
どこまで思考を掘り下げて考えたか、脳ミソに汗かいたかは、公立の成績分布が幅広い集団指導の中では1人1人を把握しずらく、仮にまだ思考が浅いところで留まっていてあと少しの子がいても、カリキュラムの都合、次へ行かなければならないでしょう。
結局、そうゆう子は、深いところで「わかった!」という理解に到達せず、パターン学習により表面上の理解で暗記してしまって先にすすみ、その結果、ちょっと出題のパターンをひねっただけで、全然対応できない子になってしまうのではないのかしら。

学校のテストで点数とれているからといって、安心しちゃいけないと、息子を通して、凄く思いました。
息子も学校テストは点数それなりに良いです。でも、少しパターンをかえて文章題だすと、とたんに「分からない」状態・・・。結局、学校の勉強は深く理解したわけでなくパターンで覚えちゃって、パターンにあてはめて文章題の問題も解いている状態なんですよね・・・

問題の文章を読んでも、何を問われているのか分からない状態・・・
つまり読解力の問題。

読解力、思考力、国語力って、読書をたくさんしたからといって育つものではないんですよね。読書だけなら、息子、かなりしていますから。

ふぅ・・・
私が読解力で躓いた記憶がないだけに、息子がここで躓くとはと衝撃でしたが、1年生という早い時期に気付いてよかったなぁ~と思います。
いろいろ見ていると、文章を読解するのが苦手な子、とても多いようですね・・・
「100-2」の計算できても「100より2小さい数は?」と聞いて答えられない子や、桁数多い割り算計算できても「140冊の本を7日間で読むとすれば1日あたり何冊読むことに?」のようなのに答えられないような子もいるよう・・・
もし本当にそんな子が増えているのであれば、2020年から大学入試が変わり、学校の授業も知識編重から思考力などの重視へと転換と言われてますが、その流れにとても賛成です・・・

思考力を鍛える方法は別に勉強でなくてもいいんですがね・・・
例えばスポーツでも構わないわけで。
その子の興味のある分野を通して柔らか頭に脳ミソを鍛えてあげれば、結果として、他の分野についても考える力は応用力を発揮するかと。
大事なのは、大人が教えすぎないこと、あえてほっとくのも大事。考えさせる指導をしてれば、だんだんと受け身の指示待ちから自分の頭で考えられるようになるかと。

遊ぶ時間を削って大量にパターンを覚えて詰め込んで乗り切る方法もあるでしょうがね・・・、確かにそれでも成績上がる、でもそれだけだと・・・ね。

守破離。
型を学ぶのも大事だから、一部の思考教育重視型の教育家が批判してるけど、私は公文や100マス計算なんかもいいと思うんですよね。

でも週に1,2日ぐらいは、じっくり思考力を深める訓練をする日を設けたいかな。
まだ1年生だから学年上がれば自然に読解力の問題は解決すると思いたいところでしたが、どうもそうではなく、低学年のうちから思考力の土台をつくることを意識したほうがよさそうです。

いまそのバランスを決めかねている感じです。

どうも学校から出される宿題って、もうノートに書くことが指定されて、それ以外を認めていない時点で枠にはめられていて、「思考力・判断力・表現力」を伸ばそうとする家庭学習に大きな制約をつけられている気がする・・・
(まだ秋田県式の家庭学習ノートに、フツフツと不満が・笑)

高校受験をゴールにするか、大学受験をゴールにするか・・・
(最終は社会人になってを考えますが、その手前のまずは目先のゴールね)
大学受験をゴールに考えているなら、中学受験をするような子達が使うような市販の教材を小学生のうちから目にするのは、よい刺激になるように思いました。
(そこで解けなくても絶対怒らないように。勉強嫌いになったら元も子もない。実力より少し上の問題を解くことで脳ミソに汗をかくのが目的。正解しなくてもよい)
算数が得意だった自分からすると、算数は勉強って感じでなく、クイズやパズルみたいな楽しむ問題で、なんとか息子に、その算数の楽しさを教えてあげたいと思っています。
算数の楽しさは、息子がたまに学校から貰ってくる計算プリントやパターンで覚えて終わりの文章題でなく、ちょっと捻った問題を解くことにあると思うんですよね・・・
勉強の先取りするのではなく、深さを追及した良質の算数問題、これを解く楽しさを息子になんとか分かってもらいたいのですが。

大学受験を目指すような子の勉強内容を参考にしながらも、私自身は、息子に大学行ってほしいとかは思ってないんですけどね。高校は卒業してもらいたいと思っていますが。
でも地頭よい子にはなって欲しいですね・・・

たまに、なぜこんなのもわからん?と、息子のアホさに、唖然とする日々です(笑)
思考が浅い・・・
なので週に2、3日ぐらい思考力を深める家庭学習したいんだけど家庭学習ノートでやろうとすると学校の勉強内容外をやるのは、あまりよく思われてないのを感じる時があり(苦笑)、かといって勉強時間を増やしたくないしで、ちょくちょくモヤモヤしています。
本当にコツコツ勉強は大事なのか?
私自身、あまり勉強しない子でしたし、ドラッカーも・・・

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