小学生(小1)の家庭学習:秋田県式家庭学習ノートの指導、ダメ出しが多くて、親が苦しんでいます・・・(間接的には親へのダメ出しw)

》小学生の家庭学習

熱で文字が消えるフリクションペン、便利ですね。
いままで自分には必要ないな~と持っていなかったのですが、とある目的のために買いました。
子供のドリル等、繰り返しやらせるためにフリクションでやる人がけっこういるという情報を入手。
フリクションでやらせて教材を兄弟で使いまわすという人も。
ドリル等が終わったら、ドライヤーやアイロン。電子レンジで消している人もいるようですね。
私もいままで繰り返しやらせたい教材はコピーして使っていましたが、コピーする手間が面倒なので、こりゃいい方法だと飛びついた次第です。
パズルとか繰り返し消しゴムかけながら考えるような問題にも、消しカスでなくていいですね(笑)

さて今日は・・・ ちょっとショボーンとしています。

息子の家庭学習ノート、計算や漢字はそれなりにできているので、思考力を鍛えるのを優先してもいいかなと、最近は市販の思考系問題集をよくやっていて、教材名に算数って入ってるし、せっかくやったんだから、家庭学習の記録として家庭学習ノートに集約して残していきたいなと、全部でないですが、たまにやったのをノートに貼っていたのですね。
そしたら先生からダメ出しをくらいました・・・・
なのでダメ出しくらって以降は、そういった問題に取り組んでいてもノートには反映させず、それとは別に家庭学習ノート用の勉強も別にするという感じにしてきました。

でもお絵かき算数問題は何も言われなかったので、続けてノートに貼ってやっていたのですよ。
それが・・・ 本日、ダメ出しをくらいました(涙)。
息子、先生からそういったのはよくないな、漢字や計算などをやってきなさいと言われたようです。ノートにもコメントで、漢字や計算をやりましょうと書かれています。

でもそういった思考力系の問題だけを毎日ノートにてやっているわけでなく(むしろそれだけの日は少ない)、計算や漢字やる日なんかもちゃんと設けていて、私なりに息子の得意苦手を見ながらバランスとってやらせていたつもりだったんですがね・・・。

まだ息子が漢字や計算が苦手で、そんなのやるよりもとの指摘だったら納得いくのですが。
もしくは字が汚くて、よくおかしな文章(小さい「つ」が抜けてる等)を書くから作文や視写を頑張りなさいという息子の苦手を突いたコメントだったら納得なのですが・・・

う~っむ。

なかなか秋田県の誇る「家庭学習ノート」ではありますが、通信教育やっていたり、塾行っていたり、取り組みたい教材がある家庭には足かせというか、邪魔ですな・・・

漢字の練習にしても、自分の経験から、繰り返しひたすら書く練習は効率悪い。
何個も続けて書かせると、だんだん疲れて惰性で書くようになり頭には残らない。
自分はその結果、小学生時代、ある日の漢字テストでクラスでただ1人、赤点という黒歴史をつくりました。
それよりも、部首等を意識させながら、頭にイメージが浮かぶよう記憶させながら覚えさせた方が効率よさそうだと、息子に教えながら思う。
でもそういった方法も難色しめされ、家庭学習ノートとは切り離してやらなくてはいけなくなった。

せっかく家庭学習ノートがあるからと、その存在を活かし、通信教育とかはなし、なるべく家庭学習ノートに学習記録を集約できるような形で取り組んでいこうと思っていただけに、自由学習と言いながら学校の想定する範囲での取組み以外は難色しめされるのでしたら、割り切って、やってくしかないのかな・・・

なんだかなー・・・・

ほとんど愚痴なんですが、休みの日まで勉強することになっていることにも、なんだかな~と思っているんですよね・・・。休みの日は平日の2倍の勉強が推奨されているっぽいし。
週1日は完全OFFの日を作りたい・・・。ユダヤ人は、だから賢いのだ。

えぇ、ほんと、めちゃ愚痴です。
なんだかなー

一応、やんわりとお絵かき算数は見逃してくださいと相談して、それで駄目だったら、割り切りモードに入ろう。対立しても、いいことないし。先生を困らせたいわけではないので・・・(フォローしておくと、息子の担任の先生は、とてもいい先生だと思います)

家庭学習ノートとの付き合い方を決めかねています。
親が全く関与しないとなると息子は私からみて弱点克服および伸ばしてもらいたいと思う作文や視写は嫌がり、脳ミソに汗かかない、しりとりや、先生から言われた漢字や計算(ドリル)ばかりになるのが想像できます・・・

愚痴でした。

(後日追記)

ほんと学校の勉強についていけてないのに放任の家庭対策としては素晴らしい取り組みだと思います(苦笑)。
しかしこうも学校のやり方だけが正しいと型にはめるようなやり方を押し付けられるのであれば、家庭によっては迷惑でしかないですよ~(涙)。
まだ1人1人に合った家庭学習のやり方を指導してくれるならいいですが、どうも結局、みんなと同じことをやりなさいってことなのかな?と感じましたし。
学年×10分と言われていて、6年生になると60分、ノートの行間も狭くなりますし、まだ1年生なのでいいですが、この先を考えると思いやられます(苦笑)。
学力テストで上位でも、大学進学実績や社会に出てからの起業率など考えると、反復覚える学習方法中心では中学までは優秀でも、そこから自分の頭で考える問題が多くなり伸び悩み、社会人になっても受け身体質のまま・・・と想像してしまいます。
2016年においての起業率、秋田県は全国最低なんですよね。宮城のほう、ずっと高いですよ(笑)。本気で地域の未来を考えるなら、頭のいいお利口さんが増えるより、自分の頭で考えられる行動力ある人が増える方がいいですよね。・・・って、考え方がひねくれていてすみません。また愚痴が長くなってしまいました(笑)

松下幸之助は9歳で丁稚、京セラ稲盛さんも小さい頃から家業手伝っていたり、けっこう世界的に成功した起業家の中には早期に実社会に出た人も多いですよね。学校の勉強だけが勉強でないってことで、目的なく進学するよりはいいかもですね(笑)

やりたい仕事によっては、やっぱり大学行ったりが必要ですよね。でもただ行くだけだったら、誰でも入れるような大卒の子より高卒の子のほうが使えることも多く、日本の教育システムについて考えてしまいます。

余談ですが、毎年東大に3000人入学するなら、全国の1/100が秋田の人口とすると、毎年秋田から30人以上、東大入ってもよさそうですが、実際は毎年10人ぐらいのもよう。東大合格者数35位。多分、他の難関大学においても似たような状況でしょう。(秋田の大学進学率等は親の経済力等の問題もあるのでしょうが・・・)
よく指摘されることですが、学力テストには私立の学校の学力は反映されていない。秋田県は本当にベストな家庭学習に取り組ませているのか?!大学受験を見て秋田式に疑問。底辺の底上げには役立つけど。いまの息子の家庭学習ノートを通して、いろいろと考えさせられるのでした。

http://todo-ran.com/t/kiji/12088

おまけですが京大になると秋田、4.4人で41位ですね。全体的に東北、難関大学で下位ですね。学生の上昇志向が低い・・・学歴がすべてでないですが1つの指標にはなるかと。なんか地域の活力とも連動しているような気がします(苦笑)

http://todo-ran.com/t/kiji/15402

・「競争より横並びが大事」という県民性が成績の底上げを実現する一方、大学進学ではふるわないという、秋田の特殊事情。
・正答数が少ない、いわゆる“落ちこぼれ”の割合が他県に比べ小中学とも大幅に少なかった。
・「秋田の子供は中学で伸び悩み、大学受験で低迷する」という。昨年度の大学入試センター試験の7科目平均点は全国34位。大学進学率は約43%で、全国平均の約53%を10ポイント下回る37位にとどまっている。19年度の東大合格者数も東北で唯一、1けたの8人で、43位と低迷している。
・つまり、秋田の中学生は「平均値で他県を上回るが、上位層が薄い」
・「(上位層が薄いのは)これまでの教育方針での行き過ぎた平等主義の弊害もある」と県教委関係者。秋田の県民性には「おれもやらないからお前もやるな」というマイナスの横並び意識が強いとされ、「教師や子供、保護者に進学や立身出世の意欲が薄い」と教育関係者は口をそろえる。
・「できない子供が少ないということは、義務教育がうまく機能しているから。できる子を伸ばすのは義務教育の責任ではない」として、秋田の教育を評価する。

http://dataonline.sblo.jp/article/31672331.html
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以上、リンク先より引用でした。
秋田の子どもたちは学年が上がるのにつれて、学力が伸びなくなるといわれているようです。つまり、できない子にはいいけれど、出来る子には横並びを押し付けて押さえつける教育をしているので、難しくなってくる中学校以降の勉強で伸び悩むってことかな・・・。
なんとなく、あ~ そうかもなーと思うのでした。
(かなり根深く愚痴ってるね、今回の件(苦笑))

よく学力の差に収入差の話が出てきますが、う~ん、どうでしょうね。確かに当たっていると思う部分もあるし、当たってないよなぁ~と思う部分もあります。
私自身が、ほとんど塾なし、通信教育もなしで学生時代は過ごしましたし、中学生時代の私よりずっと頭のいい友達複数も、塾なんかいってなかったんですよね。むしろ、必死に塾に通っている友達の方が、塾に行っていた割に・・・という結果が多かった。
家庭や学校教育により独学に強い子を育てれば、あまり収入差は関係ないように思うのですけど、自分で計画したり頭で考えることができなければ塾に頼るしかないですよね。
重要ポイントは「学年が上がるのにつれて、学力が伸びなくなる」というところで、秋田は、中学生までは平均収入高い地域の人達より学力高い結果なんですよ。なのに・・・ってことは、やっぱりどっか、秋田の学校教育の仕方、間違ってるんじゃないかなと・・・

上位層になる素質の子も、意外と秋田の教育では潰されてるのかもしれません・・・

人間、「なぜ?なぜ?なぜ?」と考え続けることが、脳ミソの成長にはいいみたいですよ。だから子供には安易に答えを教えないこと。自分で考えさせる。それが思考力を伸ばすコツのようです。ユダヤ人も、ものすごく小さな頃から家庭でも学校でも思索する、議論する、考え続ける習慣をもってるんですよね。脳科学の観点からも、9歳までに考える脳の土台をつくれないと、その後に伸ばそうとしても伸ばせないことはないですが、大変なようです。
学習の質の問題かなぁ・・・。大量に繰り返せばよいものではない。よく公文だけやってる子が小学校までは優秀でも、その後、パッとしない成績で落ち着く構造ににているように感じます。(賢い保護者は公文の弱点を補完するような家庭教育等を組み合わせていると思いますが)。
いくら学校では算数も文章題やってるとはいっても、所詮、教科書の範囲内のパターン化されたのを繰り返しやらせてるだけなので。
秋田式も、公文のようにとはいかないまでも、繰り返しパターン学習および手書きのノート提出という型にはめた柔軟な家庭学習を制約する形により、考えない脳を助長し、ある程度まではそれで優秀を維持できるものの、だんだん思考力を要求されるようなテストになって、息切れするんでしょうね・・・と、個人的に分析しております。

本気で秋田県、家庭学習ノートを意義あるものにしたいなら・・・
ドラッカーの小学生時代のエルザ先生を見習ってほしい・・・
週1回、先生と生徒が話し合いをして、苦手と得意を分析し、次の週にやる課題を決めて取り組むというふうにしたらいいんですよね。ちゃんとそれをやりっぱなしでなくチェックし、また課題とやることを話し合う、子供が小さいうちは家庭にもフィードバックし、親も巻き込む形にしたらよいと思う。いわゆるPDCAサイクルを、ちゃんとまわせってことですね。家庭学習ノートは、ちゃんと個別指導もいきとどいてこそ、意義あるものになるのだと思う。

でも実態は・・・ 集団指導となり、先生も忙しいから限界ありますよね。
なので、1人1人にあった、個別のきめ細やかな指導は厳しい。
そうなると、底辺底上げの効果がある一方、家庭によっては家庭学習ノートは邪魔なもの、先生から怒られない程度に無難に割り切ってこなして、それとは別に勉強頑張りましょうね・・・ということになるしかないのかなって感じですね。

考える力の土台をつくれた子が、なんかガリ勉じゃないのに、そこそこの成績をラクにとれちゃう子になる・・・

小学生時代は100点が多かった自分と、ちょこちょこ間違う息子と、何が違うんだろうと、その差を考えていました。性別の差もあるけど、男性からも、けっこう中学生ぐらいまでは勉強しなくても成績よかったよ~との証言を聞く機会あったんですよね。

若干、生まれもった性格は影響あるかも(汗)。
私は小学校入学前の話ですが、よく母親に「なんでこれはこうなるの~?」と、「なんで~?」を良く質問する子供だったんですね。そして超短気な母に、「いちいち聞くな!自分で調べなさい!」とブチ切れられていました・・・。心に傷を負った記憶が薄らと残っています。
で、それで考えるのをやめたかというと、小学生の頃は年に一回ぐらいは家にある図鑑を普段開かないようなのも含め全部はじからはじまで眺めるのが定例行事のようになっていました。
同じように育ったはずの兄や妹がどうだったかというと・・・。「・・・・。」

ユダヤ人は子供が「なんで?」と質問するととても喜ぶらしいです。逆に子供が言葉をしゃべるようになって少し成長してきたときに、「なんで?」という質問が出てこないようだと心配するようです。

・・・・うん、うちの息子もあまり「なんで?」と言ってこなかったんですよね(涙)。
なので、外遊びなどから得られる「考える力の土台」の育成に加えて、子供をよく観察して、場合によっては親がさりげなく知的脳ミソの思考回路を刺激するような働きかけをする必要があるんだろうなと、分析しました。
えぇ、遊ばせっぱなしで皆賢くなったかというと、そうではないので、そのへんは大人のさりげない介入が必要ですね。

なんか秋田に限らず東北全体が難関大学への進学者数、少ないんですよね。
学歴がすべてでないですが、大学というところは人的ネットワークなど、その後に影響する人との出会いの場でもあります。
東北は公立学校多くて私立少ないから、小中学校時代からの成績上位層に入れる素質がある子を伸ばしていける教育体制が整っていないのでしょうね。自分の子がそういった層になれるかはさておき、地域経済の発展には、人材育成を教育の現場からも考えると、100人の優秀な凡人をつくるより少しでも多くの非凡な人材をつくるほうが、起業し雇用をつくったり地域に必要なインフラ等をもってくるかもしれなく、全国学力テストを目標にするのではなく、落ちこぼれでないような底上げの指導しつつ、素質ある子には教科書より難しい算数問題を与える等、上位層も狙える学校教育に変えていってほしいなぁ・・・とか、いろいろと思うのでした。公立の義務教育だから無理とか言われたらそれまでだけど、それなら家庭での工夫の邪魔になる家庭学習ノートやめてほしい(苦笑)。学校現場が個人に合わせてよりも全体包括主義をとっている限り、東北から難関大へ行く人数は低調が続き、それが地域経済にも連動してるかもという流れは変わらないかも・・・

大変よい先生で、もう今回の問題は解決しましたが、先生から返事がくるまえに、家庭学習ノートに疑問持ってるのは私だけか?!と、ちょっとだけネットで調べたんですね。そしたら同じように考えている人達が、複数いることがわかりました・・・
今回はよかったけど、今後、頭の固い先生にあたらないとは限りません・・・。学校の先生達は疑問に思ってないのかなぁ・・・
まぁ、秋田県の学力テスト1位と、その元になったと言われている家庭学習ノートを、あんまり美化しちゃいけないっていうことで。秋田の家庭経済状況を考慮したとしても難関大学進学実績がボロボロな事実の理由を考えてみましょう(苦笑)。私の備忘録として書き留めます。

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