読書備忘録:子供の教育を考えたとき、ユダヤ人、華僑からは学ぶことが多い。

》親の読書

この頃、だいぶ本を読める時間ができてきました。育児に余裕ができてきたってことですね。
画像は最近読んだ本。この他にも、けっこう読んでいるのですが、ハズレも多くて・・・。
※書評、アップします※

・一生お金に困らない「華僑」の思考法則

本から学んだこと:子供の教育において、ビジネスの才能があると思ったら学歴なんかにこだわらないで、早くから、中学校を出てすぐにでもビジネスをはじめさせたほうがよいという考え方もある。残念ながらビジネスの才能がないかもしれないと判断した場合は、将来高い賃金で雇ってもらえるように教育費を投じて、ひたすら勉強させましょう★

松下幸之助は9歳から丁稚奉公、後に紹介する99歳ユダヤ人スーパー実業家も10歳の頃にはもう、休日や学校の休みをつかって働くように・・・。彼らの場合は環境がそうせざるを得なかったのかもしれませんが、何が言いたいのかというと、学校(学歴)がすべてじゃないってことで。
親がどこにゴールを見ているかだよなぁ・・・
「教育」を、いい成績とって、いい学校に入って、いい会社に入ってもらうためと考えているのか、1つの会社(国)に依存しなくても生きていけるような底力を身につけてもらうためと考えているのか・・・
前者と後者では、考える「教育」の中身や質は違うでしょうね。
東大は日本一アスペが多い大学、一流大、一流高校ほどアスペルガーが多いとも言われているようです。学校の勉強が得意という子は、苦手が霞むぐらい、その強みを活かして伸ばしていき、その強みをいかせる職業につけばいいと思います。
しかし物差しは1つだけでない。社会や人生で必要とされる、頭の良さ、能力とは、学校の試験だけでは測れない部分も多く、狭い視野で子供の可能性を押さえてしまうことのないようにはしたいところです。 

・「東の大富豪」の教え

本から学んだこと:「意味のある偶然の一致」をスルーしてはいけない。

・華僑流 おカネと人生の管理術

本から学んだこと:良い経営者になろうと本屋にいって日本の経営者の本を手当たり次第に買って読み漁り、社員を家族のように大切にする「家族経営」を実践しようとしたところ社員と最悪な関係に。「家族経営なんて、きれいごとじゃないか。少なくとも、俺は、自分勝手な社員たちを家族にするのなんてイヤだ。社員を家族だと思うのなんてやめよう」という考え方を反映し、ドライな経営に徹したところ、会社がよくなった。

雇用形態も世代も多様な人が働く中で、経営者の性格も考慮し、これが絶対・・・というようなスタイルはないですよね。

・ザ・ギフテッド

本から学んだこと:0~5歳までの教育「この時期は脳を鍛える!そのため、とにかく、話しかける!」。「本の読み聞かせ」は脳へのプレゼント。

ちなみに、大川君はピアノと空手をやっています。ピアノと空手をやると賢い子になるらしいよ?!うちの子もピアノと空手をやらせたかった・・・

早期教育を推奨するわけでないですが、公文では「歌二百、読み聞かせ 一万、賢い子」という標語があり、七田では「1日30分の読み聞かせは、金の卵を産む鶏を育てる」という言葉があるぐらい、読み聞かせは重要視されております。
私自身が、息子に読み聞かせだけは続けてきてよかったなと思っているので、脳へのプレゼントである読み聞かせ仲間が増えればいいなと願ってやみません(笑)
お母さん達と話をしていると、寝かしつけに苦労してると聞くこともあるのですが、読み聞かせを始めると、その寝る前のうだうだした時間が有意義な時間にかわりますし、睡眠儀式として定着すると1人寝の導入もスムーズだったり、うちの場合は、いいことづくめでした。子供の寝かしつけで困らなくなる上、脳が鍛えられます★

・2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス

この本、いいですよ!
もうね、読みたい本がいっぱいで、でも読む時間がなく、どんどん読み終わってない本が溜まっていく一方の日々を送っているのですが(苦笑)、多少は、その悩みの解消に役立ってくれる本です。時間はないけど、要点だけにはなってしまいますが、たくさんの本を読みたい人にオススメです。

・99歳ユダヤ人のスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣

本から学んだこと:年齢は、人が常識的であるように暗示にかける手段であり、実際には何の意味も持たない数字である。人は誰しも何らかをしようとするエネルギーは持ち続けることができるんだ。そして、その情熱は身体的な理由、つまり老化によってのみ損なわれる。年齢は言い訳にならない。健康には気を付けましょう・・・。

なかなか面白く読めました。
99歳になっても現役で働き続ける実業家!

・成功本50冊 勝ち抜け案内

面白かったけど、「2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス」のほうがオススメ。

・ラビ・トケイヤーの校長日記

これは最近買った本でなく、随分前に買って読んだ本で、この本の著者の本は他にも数冊持っています。
ドラッカーやザ・ゴールのエリヤフ・ゴールドラットなど、面白い本だなぁ~と著者を調べたらユダヤ人だった・・・ということが、けっこうあります、私の場合。
子供の教育を考えたとき、ユダヤ人、華僑からは学ぶことが多いですね。

ユダヤ人は興味深いです。
しかし、ユダヤ人といえば「イスラエル」。
ナチスを教訓に、やられる前に、殺る・・・という考え方の国のようで。

この本の中に、下記の記載が。
『「20世紀の最大の奇蹟は何か?」という問いかけに「世界でもっとも勇敢なサムライだった日本民族が、第二次世界大戦が終わったのをきっかけとして、世界でもっとも抜け目のない商人に変わったかたわら、世界でもっとも抜け目のない商人といわれたユダヤ民族が、やはり第二次大戦が終わったのをきっかけとして、世界でもっとも勇敢なサムライになったことだ」
ユダヤ人と日本人が、入れ替わったというのだ。
数百万人のユダヤ人が第二次大戦中にナチス・ドイツの手によって、抵抗することもなく強制収容所へ送られて虐殺された。いまから振り返ると、危機管理がまったくできていなかったのだ。第二次大戦後に建国されたイスラエルは、その苦い教訓から重武装国家となった。そしてイスラエル国防軍は、今日では世界でもっとも精強な戦士の集団となっている。そして、今日の日本人は第二次大戦前のユダヤ人とよく似ているのだ』

安保、よくわからないから賛成とも反対とも言えないのだけど、
(でも選挙の時からの自民党の法案を通すためのやり方が気に入らないから、反対に近い心境かな。早急に決めないとダメなの?)

ユダヤ人だから、○○を信仰してるから、インテリだから・・・と、理不尽に無差別で殺戮され、侵略された他地域の歴史があるという事実を考えると平和ボケもどこまで大丈夫か不安になるけど、かといって、いまのイスラエルにも思うところがあり・・・
いろいろと考えさせられますね。

追記
コメントを頂き、読書家であることを褒められました。

本を読むのが習慣になってしまうと、読まないではいられなくなるのよ(笑)。
スポーツする人が運動不足になると物足りなくなるように、私の場合は読書で脳の健康を維持するのが必要なのです(笑)。
うちの旦那は全然、マンガ以外、読書しないので、やはりこれは、ひとえに習慣の違いなんだろな。
行動力とコミュニケーション能力。
「人生の質=コミュニケーションの質」と語る人もいますので、いくら読書しても、そのへんが苦手な私は、コミュニケーション上手な人が羨ましいよ(笑)。
得意なことは、人それぞれですね

コメント

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