勉強のスタイル・・・
私が秋田県式家庭学習が嫌いな理由は多々あるのですが、ただ課題を出すだけで、勉強のやり方をあまり教えていない・・・
今の子はどうやって自分の学習スタイルを確立させていっているのかなぁ・・・
私は社会人になってから勉強に目覚めたのですが、学習スタイル自体は、ほぼ中学生時代に固まったんですよね。
塾とか通信教育とかやってなかったので、定期テスト近くなると、当時でていた学習雑誌、中1コースか中1時代を定期テスト近くだけ買って(笑)、勉強スケジュールの立て方とか、とても参考にしていた記憶がある・・・。懐かしいなぁ・・・
基本は問題解くにあたり3回転。自信をもって正解した問題はどんどん省略して時短。
あまり何冊も問題集には手を出さず、その代わり、これと決めた問題集は、時間のゆるす限り間違わなくなるまでやりましたねぇ。
大人になって多数の公的資格に合格しましたが、大人になっても、中学生時代の勉強スタイルから変わりませんねぇ。
あと重要なことはテキストに書き込む派(情報が分散するの嫌)だから、ほんと、ノートまとめるなんてやったことなくて、本気で私が子供の頃は、こんな家庭学習ノートがなくてよかったと思っちゃいましたし、息子たちは大変ねと、気の毒に思います・・・(いやね、合っている子にはいいのでしょうけど)
問題もノートに答えを書いて解くこともあったけど、直接問題集に書き込んで、間違ったら鉛筆の跡も見えなくなるぐらい、しっかり消して、また問題集に書くってやってたことも多かったから、ノートを補助的に使うならいいけど、ノートをメインにしての学習スタイルは私には合わないので無理です・・・(苦笑)。それを強制的に合う合わない関係なく押し付けられ、プリントをノートに貼ったりもダメと言われるから、弱ったなぁーという感じです。(それなら親が問題をノートに手書きしたらよいかしらと思ったら、それもダメ出しされましたし・・・)
独学派の私にとって、なかなか当時の中1時代とかの学習雑誌は助かりましたが、いまの子はどこで学習方法の情報を得ているんですかね・・・。
塾行ったりしている子が多い現状を考えると、多分、この先も学校では、宿題は出すけど、勉強のやり方は教えないんだろうな・・・と、想像す。
そんなことを考えていたら、私も似たようなことやっていました!と懐かしくなるような勉強スタイルをネットで見つけ、やっぱり基本は3回転ですよねー・・・とか、勝手に共感。
リンク先より引用
それでも子に勉強を教えたい親に必要な視点
知っておくときっと役に立つ3つの真理
https://toyokeizai.net/articles/-/247890?page=3
『2.最低3回転させなければ、身に付かない
問題は3回転させることが原則であることを知っておきましょう。ここで注意することは、「できた問題は繰り返さない」ということです。それをやってしまうと、時間はいくらあっても足りません。できない問題を繰り返すということで、上限を3回と決めておきます。そうしないとキリがありません。そしてテスト前は、3回間違えた問題を再度復習、時間があれば2回間違えた問題を再度復習するやり方をします。』
家庭学習で、相変わらず、お絵かき算数を週1~2回やっていますよ。
宮本算数教室の教材「賢くなるパズル」とか、きらめき算数脳とか、なぞぺーとか、本当は低学年のうちは思考系、パズル系を家庭学習にやらせたかったんですが、(ノートに貼って)次々ダメ出しされましてね・・・。
それならばと、最レベ等の中学受験を目指す子が好む、質の高い算数問題を数問、じっくりやらせようと、仕方ないからノートに問題を私が手書きで書いてやらせたのもダメ出しくらい・・・
唯一、これだけは譲れないと、お願いして、お絵かき算数は家庭学習ノートに貼って、続けさせてもらっています。
(一応、自主ノートが支持されてるのは、それだけの価値があるからだろうと、初めから否定でなく、学校からの情報が少なかったので、自主ノートに関する書籍を数冊買ったりして自分なりに調べて考えたけど、他の勉強スタイルに比べて非常に優れているという根拠は見つけれなかった・・・)
勉強自体に否定的なわけではないのですよ。
補足ですが、なるべく日常生活の中に、楽勉を取り入れて、勉強と思わせないで勉強させている部分もあるので、あらためてガッチリ、例えば計算とか漢字とかはノートでやらなくてもいいようにしているだけで、工夫して楽勉してなければ、やっぱり毎日ノートでも計算、漢字やらせなければならない状況だったかも。(我が家のポイントシステムにより計算は日常、漢字は漫画等の読書でだいぶ・・・)
そしてそれなりに基礎力は気にしていますので、様子みながら、もう少ししたら、集中的にある程度のレベルになるまで、九九の百マス計算もさせることでしょう・・・フフフ
(また無料プリントサイトの「ぷりんときっず」にお世話になるでしょう・笑。ある程度、いいかな~っと思ったところで、やめますが)
学校の算数の問題って、本当に面白くないんですよね・・・
余力ある子には是非、学校算数以上の算数に取り組んでもらいたい・・・
いろいろ調べて、よく見かけた意見なのですが、頭の良さの差は算数にでやすく、だから難関私立中学校等の受験では算数に配点が大きかったりして、算数が出来る子をとりたがるようです。
算数(数学)に関しては、元々の地頭・・・って部分もあるでしょうけど、息子をみていると、お絵かき算数を通して、少しづつは鍛えられてきているなぁ・・・と、効果を感じています。(字と絵が雑なのは改善せず・・・ハァ・・・)
国語も結局、読み取る力ですから、質の高い算数文章題やっていると、国語の力も高まると思われます。読書をたくさんしたからといって、国語の成績がよくなるわけじゃないんですよね(苦笑)
残念ながら息子は凡人タイプだなーということで、学年相応のどんぐり倶楽部の問題もとけないのですが、こうゆう問題がサクサクとける子がたくさん秋田にいるようになったら面白いのになと思います。
一応、どんぐり倶楽部の問題は年長さんから対象となっており、サンプル問題が公開されていますし(その気になれば全問題、ネットで見れる)、とりあえず、やってみてほしいなぁ~。回し者じゃありませんけど・笑。
気に入ったなら、数少ない、秋田の家庭学習ノート上で運用できる教材ですよ!(笑)
(うちが成功したからといって、他の先生がOKしてくれるかは責任とれませんが・笑)
補足ですが、うちはどんぐり倶楽部の流れをくむ、他のとこで出している問題の方を息子は気に入ってよくやっているんですがね。
宮本算数教室 賢くなるパズルの裏表紙(画像)より引用
『目的は答えを出すことではありません。解けるから賢くなるのではなく、解こうとして頭をフル回転させるから賢くなるのです。解けても解けなくても学習効果は変わりません。(中略)そのために、保護者の方にひとつだけお願いがあります。「絶対に教えないでくさだい!」』
なんとなくですね、この「考える力」「考え抜く力」がこれから非常に重要とされているようで、多分、小学生時代にこの土台をつくれた子と、そうでなかった子で、その先の勉強のラクさに差がつくんじゃないかなぁ~・・・と。
確かに生まれつきの部分もあるけど、思考も習慣で変わっていくから、「考える力」をつける練習に、お絵かき算数があったり、パズルがあったり・・・
カードゲームだったり将棋だったりもいいのでしょうね。
いろいろやらせたいなーと思うけど、時間は限られているし、私もそこまで手が回らないし、優先順位つけて、ある程度、割り切りと諦めですねぇ・・・
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